10月21日~23日
白神エリアから800キロ南下、今回も台風27号の北上を気にしながら,鳳凰三山縦走です。
この時期、平日になると登山者の姿もまばらになります。
1日目、夜叉神峠から南御室小屋へ、
2日目 薬師岳、観音岳、地蔵岳と縦走して
鳳凰小屋へ
どの小屋でも、宿泊者は私たちだけです。
山小屋のみなさん、宿泊客の相手より、
久しぶりの好天を有効に使おうと、巻き割り、窓拭き
冬野菜干しと冬支度に余念がありませんでした。
私たちは、思わぬ好天の中、のんびりとした山旅を楽しみ、
ちょっと冒険してオベリスクにも
登ってみました。
秋の深まった、南アルプス“鳳凰三山”を歩いて、
山の楽しみ方を
あらためて教えていただいたような、山旅となりました。
10月16日~18日
青森の山のガイドです。
この頃の北東北、いつ雪が降ってもおかしくない時期なのです。
さらに心配の種は、
台風26号が北上、よく気圧配置図を見ると南岸低気圧型のような気がします?
偏西風の蛇行が始まり?寒気の南下も気になります?
前日、 担当者の方と、何度も連絡を取り合い、 降雪に備えて、お客さまへの軽アイゼン用意、冬用の帽子、手袋、テルモスの再確認やレンタカーのスタッドレス装着依頼、 フライト情報収集、予定の変更可能、等々に追われながらの移動日となりました。
16日、 青森県内、台風の接近でどしゃ降りの雨。
青森空港に予定通り、到着。
早速予定変更の了解を頂いて、 白神ビジターセンター、鰺ヶ沢町のミニ白神の森を散策。 雨のブナの森は「傘要らず!」や「幹を流れる雨水を見て緑のダム」を実感して頂き、岩木山山麓の百沢温泉・岩木荘へ。
17日 予想通り八甲田山、岩木山初冠雪、30cm以上の積雪となりました。
酸ヶ湯周辺も朝方まで雪化粧、岩木山スカイライン、八甲田ゴードラインも降雪のため通行止め。
天候は、快復に向かっていたので酸ヶ湯から八甲田・大岳へ、 予め、軽アイゼンの準備、寒さ対策など万全だったのですが?、慣れない雪の中の登山にお客さまの気持ちが萎えてしまい、頂上まで15分のところで断念。
18日 岩木山の予定でしたが、降雪によりルートの難易度があがると予想されたので、希望者だけで大岳へと向かいました。
台風、降雪と天候に翻弄された3日間となりました。
青森空港からの帰り道、 夕日のなか岩木山がきれいに浮かびあがっていました!
10月12日~14日
今回は、会津駒ヶ岳、那須岳。
夜光バスでみえる方と 12日、朝6時から7時の合流? と約束したはずなのに!
1時間待ち、2時間待ち、3時間待ち、4時間の待ちぼうけ。
晴れていた空も、歩き始めた昼過ぎには、くもり、時雨に変わってしまいました。
「無理」と「迷惑」という熟語を理解して頂き、早々に下山。
檜枝岐村の温泉と民宿の手料理に満足して頂きました!
13、14日は、 那須岳を登って、三斗小屋温泉に泊まって下山。
アクシデントは、続くもので、那須岳は終日強風のためロープウェイも運休、登山も自粛のアナウンスが流れ。
湯原湿原から何とか、三斗小屋温泉にたどり着き?
何とも、半端な2日間。
3日目、朝4時に宿を出発。
無風快晴のなか、 三本槍、朝日岳、茶臼山を登って
「終わりよければ、すべてよし」と妙な納得をして
お客さまとお別れ。
後味のすっきりしないガイドとなりました。