4月15日
クルマが故障したため急遽予定を変更して、夏に実施が決まった“大槌町児童野外体験活動支援事業”関係者へのごあいさつの為岩手県大槌町へ向いました。
今年は、ガイド協会の支援が終わる来年以降もこの活動が続くことを願って、大槌町で子ども支援にかかっていただいている団体の方にも声をかけさせていただきました。
地元の皆様が中心になって、この事業が継続されることを思いながら、、、
あいさつを終え、トヨタ自動車のCMの撮影が行われ同町赤浜漁港から赤い灯台が復活した蓬莱島を眺めて見ました。
1964年~69年までNHKで放送された“ひょっこりひょうたん島”のモデルになった島です。この人形劇が放送されていた頃は幼稚園から小学生低学年でした、毎日テレビを見入っていた頃が思い出されます。
『すすめ、ひょっこりひょうたん島、、、』
4月9日~11日
まだ3m近い雪が残る標高600mにある
月山ポレポレファームをベースに、オフピステスキーガイド検定を実施しました。
15日スキー場オープンを控えた静かな月山エリアで石跳コースを中心に姥沢駐車場から姥ヶ岳まで登り、姥ヶ岳の大斜面で滑降技術の確認、姥沢から県立自然公園までの広大なぶなの原生林の中でガイディング、危険箇所の通過、危急時対策など
の検定や講習を実施、標高差900mのコースを3日間で5回滑り、夜は雪山の安全管理についてのお話をしたり、朝から晩まで気の抜けない3日間となりました。
この時期の月山エリアは、春の芽吹きにはじまり日々変わる自然、毎日変化する雪質に出会える、月山春スキーは楽しいです。お疲れ様でした!
4月6日
月山山麓・弓張平で所属している東北マウンテンガイドネットワークの研修を久しぶりに実施できました。最初は、雪上での支点のつくり方の手順を確認してみました。
毎年、定例の研修は福島県いわき市近郊の山で秋に実施していましたが、震災の影響で山が荒れたりと思うように研修を開けず慌しい日々が続いてました。
今回は、雪上での研修です。
ダミーを使って、雪の斜面を滑落したという設定で
滑落したダミーへ向い
ダミーを背負って引き上げ、ツエルトで梱包して、
搬送するという
手順の確認をしてみました。
短い時間でしたがいい研修になったと思います。
実際は、こんな場所で研修をしていました。
わざわざ、山深い場所まで移動しなくとも、クルマを降りたすぐ近くでこんな研修ができるのは東北ならではですね。
4月3日
田沢湖町から今日は東へ移動です。ひょっこりひょうたん島の浮かぶ大槌町へ
昨年に引き続き、公)日本山岳ガイド協会主催事業「大槌町児童自然体験活動支援事業」の実行委員長という立場で、受け入れ団体の“おらが大槌夢広場”の方と日程調整のため出かけてきました。7月30日~8月1日に開催日も決まり、それに向って後は動くだけとなりました。
明日から、震災後一つの仮設校舎で学んでいた4つの小学校・一つの校舎に四つの職員室、4人の校長先生、教頭先生、それぞれの先生方がいらっしゃった校舎も、
今年度から一つになり大槌小学校となります。今日まではまだ仮設四小学校・・・へあいさつ、いくつになっても職員室というのは苦手です、終業式、卒業式、閉校式、開校式、始業式、入学式、とここひと月ほど準備等でお忙しい中、菊池校長先生も丁寧に応対いただき、今年の月山キャンプへの期待も寄せていただきました。学校は統合されますが校舎は仮設のままです。
その後、町内のショッピングセンターへ月山の様子を伝える写真展会場の予約と町内を走り、夜の10時過ぎに帰宅、最近開通した、東北横断自動車道釜石秋田線「宮守~東和」間のおかげで自宅までの移動時間が6時間余りから5時間半に短縮だいぶ助かります、東北は広大ですね。
http://news.tvi.jp/index_78910238.html
大槌町では、新しい小学校の開校式が行われた。震災後、ひとつの仮設校舎で学んでいた4つ の小学校を統合したもので、試験的に小中一貫教育も始まる。開校したのは、同じ仮設校舎で学んでいた大槌・安渡・赤浜・大槌北の4校を統合した「大槌小学 校」。校舎は変わらないが、新しい学校の出発となる開校式では、校旗が授与された後、碇川豊町長が「4校の力を結集して開校する。賢くたくましく成長して ください。」と式辞を述べた。新しい大槌小学校では、同じ敷地にある大槌中学校との小中一貫教育が今年度から試験的に始まり、2年後に本格実施される予 定。統合前の4校の児童の数は、少子化や転校・転出で震災前より3割ほど減少し、422人の児童の3分の1以上が現在も仮設住宅に住んでいて、中には震災 前に住んでいた場所とは違う学区の仮設住宅から通学している子どもおり、町では4校の統合を決めたもの。小中一貫教育では今後、小学6年と中学3年の学年 編成を4年、3年、2年の3段階に分けることや、郷土に根ざした「ふるさと科」の設置も計画されている。碇川豊町長は「この学校が大槌を引っぱっていく学 校になるよう期待したい。ゼロからの町なので、全て新しい中で、この学校が希望の象徴になるような気がしている」と話していた。5日に1学期の始業式が行 われる。
3月29日~31日
東北各地でスキー場のクローズ情報が入るころ、
東北の山スキーはシーズンがはじまります。
(あえて、BCスキーでなく山スキーと、、、)
裾野が広く、たおやかな山容が多い東北の山は、山スキーを楽しむにはいいフィールドがたくさんあります。
中でもここ秋田駒ケ岳エリアは、たざわこスキー場の営業日数が長いこと、
雪上車の運行(八合目まで約40分乗車で片道3000円)、
温泉、リーズナブルな自炊宿から高級リゾート施設、美味しい地酒、
秋田新幹線、田沢湖駅と乳頭温泉郷を結ぶバスなど交通至便と山スキーを楽しむにはいい条件が揃っています。
今回は、真っ白な一枚バーンが広がり、雄大な滑降が楽しめる秋田駒ケ岳。そして、“山スキーを楽しむ!”の言葉通りの乳頭山。ゆるやかで広大なぶなの森が広がる乳頭山・孫六尾根をのんびり、
春の息吹を感じながら登り、
あるときはホワイトアウトで四苦八苦、またあるときは頂上手前数十mで引き返したり、腰までのラッセルに、、、とスムーズに登った記憶が少ない雪の乳頭山の記憶。
今日は、高曇りで穏やかな日和、風もなく頂上でチョットのんびり、
頂上で食べるのふさわしい名前?“にこにこ大福”とコーヒーを楽しんで、、、スキーを履いて
頂上直下の広大な斜面、
ぶな林のツーリングと
変化に富んだ滑りを楽しめる乳頭山。
スキーを楽しんだ体には温泉とジンギスカン食堂のボリューム満点のジンギスカン定食などいかがでしょうか!
この時期、東北の山スキーで悩んだら秋田駒ケ岳・乳頭山がお勧めです。
4月20日以降なら、月山・岩木山がお勧めかな?
東北の山スキーお勧めエリアは週を追う毎に北へ南へとかわっていきます。