3月20~21日
今回は、
「栂池バッカントリーの王道、広大なオープンバーンの白馬乗鞍岳とたっぷり滑って、締めは蓮華温泉」(雑誌:SPRYより)“スキーツアー定番のクラッシックコース”を“いろいろなお天気”“いろいろな雪”を体験しながら楽しんできました。
19日朝に名古屋から夜行バスと一番列車を乗り継いで帰宅、まずは自宅近くの温泉で疲れをとり、昼寝、メールの処理、夏の予約調整、再び昼寝、夜は久しぶりに家族と会話、“ながら山の準備”。23時再び出発、「22日までこの天気が続いて欲しいな」と淡い期待を抱きながら高速で現地へと向かいました。途中“道の駅小谷”(温泉付で車中泊)でお客様と合流、下山口に車を配置し、栂池高原スキー場に向かいました。あちらから、こちらからと知人のガイドから声をかけられ、油断していたらゴンドラ乗車に1時間、このスキー場の賑わいは懐かしい光景、3連休を忘れていました。ロープウェイを降り、ようやく喧騒から開放されシールを着け快適に白馬乗鞍岳へ、
“広大なオープンバーン”のなかドボドボの雪と時折かかるブレーキに体を揺さぶりながらの滑降に思わずため息が漏れてしまいました。
蓮華温へのコースは雪の状況も考え振子沢を滑りました。ここでも“ため息”と“この場所雪が良ければ・・・!”を連発、救いは温泉と明日の荒天を回避するためキャンセルで空いた宿でした。本当に明日から大荒れの天気?と疑いたくなるような快晴でしたが、日付が変わると、窓を打つ風、時折光る稲妻、窓を震わせる雷鳴に夜に起されでも、朝起きると一面“銀世界”ならぬ“黄世界”と黄色い吹雪。何の期待しないでひたすら林道を歩き、角小屋峠を越えシールをはずしたところから、寒気も増し、昨日のドボドボ雪が締まり、黄色い雪も10cmほどの新雪に覆われ時折“SPRAY”があげながらツリーランを楽しむことができました。何が幸いするかわかりません、ガイド泣かせの“爆弾低気圧”でしたが、油断は禁物ですが“山は行ってみないわからない”楽しい雪と山スキーの醍醐味を提供していただいたこの低気圧に感謝しています。“山は行ってみないとわからない”油断は禁物です“現代っ子ガイド”のように即断で予定を変更、スキー場周辺で無難に楽しむことも大切なのかな?半分以上キャンセルがでた蓮華温泉、悩ましい天気の2日間でした。