7月11日 朝日に輝く大朝日岳
10日夜に帰宅、11日は久しぶりの避難小屋泊の朝日連峰縦走の食材買出しや装備の準備です。自宅には“扇風機もエアコンもね~!”とにかく暑い、暑い。
7月12日~14日 朝日連峰縦走
東北地方の梅雨明け宣言が出されたのですが、相当量の降雨だったので大気が不安定な朝日連峰エリアです。
静かな古寺鉱泉 月山遠望 ヒメサユリ サラサドウタン ミヤマコゴメグサ
雷雨を用心して本日も早朝出発です。今日は、古寺鉱泉から大朝日小屋まで、途中ヒメサユリはじめ多くの花が咲き乱れていましたが、
影朝日に感動。今年も大発生するのでしょうか?ウエツキブナハムシ殿
今日は狐穴小屋まで快適な花稜線の山歩き、わたくしは戦国時代末期に活躍した上杉景勝家臣の直江兼続の指示でつくられた朝日軍道に思いを馳せながら、花や景色を楽しみ、唄を口ずさむお客様をつかずはなれづ見守りながらのガイドです。
ハクサンフウロウ
オノエラン
14日 あっという間に縦走最終日。どっしりとした以東岳を越え、
神秘の大鳥池を俯瞰しながら、
白く真っ直ぐ伸びやかに育っているぶなの森を抜け
ぶなの森から湧き出る清水でノドを潤し
大朝日岳から大鳥池まで2日間歩いて、出会った登山者は一人だけ、とても静かな縦走でした。
7月15日 鳥海山
朝日縦走を終え、鉾立から鳥海山を往復です。あいにく終日ガスが漂い、下山近くになりようやく山が姿をあらわしました。
本日は、縦走の疲れもあり、11時間行動となりました◎
7月16日
好天が続き順調に予定も消化し予備日が残り、
朝一番6時30分のバスに乗り、秋田駒ケ岳から乳頭山を歩いてみました。
ちょっと花の盛りを過ぎた感じの秋田駒ケ岳周辺でしたが、
湯森、笊森、千沼ヶ原を越え 乳頭山へ、そしてブナの森が広がる孫六尾根を下り、長いようで短くもあった五日間の山登りが終わりました。
リフレッシュできましたか? お疲れ様でした!!
7月8日~10日
6日まで、北アルプスの山歩きを終え、800キロほど北上八幡平・岩手山・早池峰山と久しぶりの花めぐりの山旅です。今回は四国の小さな旅行社㈱旅八様からの初仕事、宿は安比高原にあるペンションあるぺじおです。
8日は、梅雨前線が北上風雨の八幡平。シラネアオイ
9日は、雨にはあたらなかったけれど、諦めかけた人もいましたがみんなで励ましあって、11時間近くかけて、ガスの立ち込める岩手山頂上を踏み、焼走りのコマクサの群落に癒されてきました。
コマクサ
10日は、ハヤチネウスユキソウはじめ多くの貴重な花に誘われるように
ハヤチネウスユキソウ アズマギク ホソバツメクサ ミヤマシオガマ ミヤマオダマキ
3日間、三つの山に登れ、ホントに良かったですね!
お疲れ様でした◎です。
7月3日~6日
富山駅で兵庫県のみなさまと合流して、
のんびりと、蝶ヶ岳・常念岳縦走の予定で上高地へ。
梅雨晴れを期待しての入山でしたが、どんよりとした雲が垂れ込めていました。
宿は、お客様に結構評判の良い明神池近くの嘉門次小屋です。オリジナルの地酒が美味しいです。
明日の天気予報は、昼ころから、梅雨前線が日本海を南下し、長野県を通過すると予報がでてきました。
前線に追いつかれぬうちにと4日は朝4時過ぎに出発、徳沢からオオシラビソの香りが漂う長塀尾根を登り、高嶺の花に気をとられ、上空を吹き抜ける風の轟音も忘れ、 蝶ヶ岳ヒュッテへ向かいました。シラビソの森を抜け小屋まで後数百mのところで梅雨前線の通過と遭遇、みなさんには立って歩けない風雨を体験していただきました。
5日、終夜吹き荒れていた暴風雨も、予想通り?!!朝9時ころには収まり、風に飛ばされ千切れる雲を眺めながら常念岳へ縦走開始です。
この時期の蝶ヶ岳・常念岳の稜線には花がたくさん咲いていました。
オオサクラソウ
シナノキンバイ
ハクサンチドリ
クモマスミレ
(秋田駒ヶ岳ではタカネスミレ素人では見分けが付きません)
ウメバチソウ
みなさん中々姿をあらわさない槍・穂高稜線に期待したり、足元の花を楽しみと昨日までの不安も払拭された様子で、初めての北アルプス縦走に大満足の様子でした。
今日も、早めに山小屋へ到着、
夕食後も中々姿を現さない槍ヶ岳の方角を飽きずに眺めていました。
6日 楽しい縦走も下山日となりました。穂高の稜線に見送られるように山を降りました。 こちらの山も雪解けが遅かったのでしょうか?
春の花がまだまだたくさん咲いていました。
オオヒョウタンボク
ムラサキヤシオツツジ
みんさん、お疲れ様でした!