山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

上州の山

2017年02月06日 | 雪の山

2月4~5日

ガイドの都合で、日程を一日短縮していただき”上州の山”へ

1日目:宝台樹スキー場から”氷筍”と呼ばれる氷柱が立ち並ぶ”大幽洞窟”

目指してみました!

以前、秋にここから上州武尊を目指したことがありましたが、

このような洞窟があるとは気が付きませんでした、

驚きの光景です!!


日本の山にはいろいろな山の楽しみ方があって、身近に冬ならではの光景があり楽しめるものだな

感心してしまいました。

2日目:谷川岳の予定でしたが、

天気が崩れる時間が数日前の予報より早まり、

赤城山・黒檜山から駒ヶ岳まで縦走登山に変更。

久しぶりに雪の赤城山を楽しんできました。

 いつもいろいろな山の楽しみ方を提案していただきありがとうございます!

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春陽の焼岳

2016年03月25日 | 雪の山

3月21日

積雪期、この山に登るには

この宿に泊まらないと、、、

出発時にちょっとトラブルがありましたが、、、

野鳥さえずる、シラビソの森を抜けると

まぶしいばかりに春の日差しを浴びた

焼岳が白煙をたなびかせあらわれました。

今日も、案対した登高スピードで、、、

固くしまった雪と天候に助けられましたが、往復5時間で登るころとガできました。

体力、歩行技術とも安定しているのですが、

想定外のことが起きても、柔軟に対応ができるよう

”防御の力”を積み重ねましょう!!

ありがとうございました!!

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最速 西穂高岳独標

2016年03月25日 | 雪の山

3月20日

春雨のため、乗鞍岳をあきらめて

西穂岳独標を日帰りで目指してみました。

往復3時間40分、いつの間にこんなに

歩けるようになったのでしょうか!

強くなりました。

エピソード

出発時に近藤邦彦氏と

独標では、重弘恒夫氏に

偶然お会いすることができました。

現在上映中の映画「エベレスト」の時代

日本の登山界をリードされたお二人に

出会えて元気をいただきました。

感謝!

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雪山充実 上州武尊山

2016年03月11日 | 雪の山

3月6日

天気予報が”いい天気に”外れ、今日は絶好の登山日和となりました。

”展望広がる雪稜を満喫できる北関東の名山”ガイドブックの

キャッチコピー通りの風景が広がっていました。

 

今日も、

雪山をしっかり歩きたいということで

往復5時間のコースを選んだのですが、、、

リフト終点から山頂まで90分

下山は、剣ヶ峰トラバースルート斜面から雪崩が

発生していたので、剣ヶ峰を超えて

山頂からリフト終点まで90分

ほんとに、強くなられたと思います。

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雪山充実 黒斑山から蛇骨岳

2016年03月11日 | 雪の山

3月5日

浅間山の展望が楽しめるとしてオールシーズン

登山者の多い山と言われている通り、すでに車坂峠の駐車場はいっぱいでした。

雪山をしっかり歩きたいというリクエストをいただいていたので、

黒斑山から蛇骨岳まで往復5時間半のコースを選んだのですが、、、

雪も少なく、天気にも恵まれたせいでしょうか?

強くなられてのでしょうか?

3時間ほどで往復。

雪山充実プラン。

早く下山したので

”おまけ”

帰路、上田市に立ち寄り

”真田丸” 見学

 

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栃木の山歩き

2016年02月18日 | 雪の山

2月12日~14日

雲竜渓谷

「最近、人気エリアとなっいる、、、」とお客様に教えていただきました。

この渓谷は、日光東照宮の東を流れる稲荷川上流、

女峰山の南東斜面の標高1400m地点にある渓谷です。

冬の沢ですから、入渓には、冬山装備、アイゼンが必携です。

今年は、暖冬で氷の出来具合が心配でしたが、、、

長い林道歩きを終え、稲荷川をしばらく歩くと

雲龍渓谷入り口、”友知らず”の氷壁が見えてきます。

氷壁の裏側、暖かく水が流れていました。

雲龍滝直下の氷柱です。

最後は、氷結した雲龍瀑布が現れます。

穏やかな日和の中、アイゼンウォークを楽しみながら

うわさ通りきれいな、氷柱、氷筍、氷瀑と順を追うように、

迫力ある光景が次々と現れ”人気スポット”の由縁が

よく理解できました。

那須岳

暖気を伴った南岸低気圧接近の影響で、暖かさを通り越して”アツイ”くらいの天候のなか、山頂へ。

強風の名所はどこへやら、無風の山頂はプラス8度、雪も揺るんでピッケル、アイゼンも使用しないで頂上にたどり着いてしまいました。

急いで登ったわけではないのですが、大丸駐車場から2時間余りで頂上についてしまいました。もちろん、お客様も一緒のペースです。

数年前までは、歩き方がちょっと心配だったのですが、、、

早いペースで歩いても難なくついてきて頂ける様になりました。

”安全で”楽しい登山”を実践していただくには、スピードとどんな地形でも歩けることが一番だと思います!!

ツアー登山では、ゆっくり歩くことが求められがちですが、山は危険な場所です、早く行動することが一番だと、、、

古賀志山

午前中いっぱい雨が降り、予定を変更して

この山にトライしたのですが、、、タイムアウトで

次回に持ち越しとなりました。

雪の山、氷の渓谷、冬でも雪ない山、岩場の山など一年を通じて、楽しめる栃木の山は魅力尽きません。

エピソード

宇都宮餃子

”餃子”の楽しみ方、教えていただきました。

駅前の餃子2軒目

宇都宮餃子の食べ比べが楽しめるお店”来らっせ”

餃子専門店”正嗣 駒入店”

餃子にこだわり続けて50年の老舗

どのお店も行列、、、

宇都宮市の餃子にかける姿勢がすごいなと感心してしまいました。

ありがとうございました!!

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一日だけの 好天をとらえて 赤岳から阿弥陀岳・日帰り縦走

2015年04月14日 | 雪の山

4月12日

2日間の予定で、赤岳から阿弥陀岳縦走の予定でしたが、

13日は明らかに雨??

12日の好天と日照時間の長さなどなど考えて、

1日で動けるだけ動いてみることに、、、

正直 ”眠いのを我慢して”、

美濃戸を朝6時半に出発!!(赤岳山荘までクルマで入れました)

北沢から赤岳鉱泉、地蔵尾根から赤岳、

阿弥陀岳、行者小屋から南沢を下り 9時間45分行動。

参加された方からは、

『人生のなかで、こんなにピッケルを突いたのは初めてです!』と、、、

ちょっと、大袈裟な感想をいただきましたが、

雪が柔らかいので仕方がないし、

しっかり突かないと”スリップ”します!

しっかり”歩き”、”ステップ”を切らないと滑落します、、!

今回は、

雪山登山の基本を再認識できたのでないでしょうか、

いろいろとステップアップに繋がる経験をされたと思いますし、

天気にも、寒さにも、時間にも追われることなく、

”春山登山”も満喫されたのではないでしょうか!

お疲れ様でした!!

(わたくしごとですが、過去に1日で、今日の何倍?何十倍も?

腕があがらなくなるくらい、

ピッケルを使う山を登ってきました、、、(笑い))

 

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西穂高・独標 スピード登山

2015年03月18日 | 雪の山

3月16日

今日も穏やかなというか暑いくらいの天気です。

今日は、日帰りで西穂・独標を目指してみました、

ロープウェイの始発09時15分に乗車して

11時半には、独標頂上に到着、

13時半には下山。

実働時間3時間15分、ちょっと驚きのスピードでした。

昨日、3000mの乗鞍岳に登ったからでしょうか、

高所順化ができたのでしょうかね、

今日は息も切れることもなく、弱音もはかずに

淡々と登られていました、お疲れ様でした。

 

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乗鞍岳ガイド 2

2015年03月18日 | 雪の山

3月15日

前日の予報ではマイナス16度くらいまで冷える予報でしたが、

冷え込みも、風も少なく、天気もよく最高の登頂日和となりました。

位ヶ原山荘を7時半に出発、13時半には下山。

小屋からしばらくラッセルが続きましたが。

順調に高度を稼ぎ、展望の乗鞍岳へ、

天気にも恵まれ久しぶりに”いい登山”ができましたね、

お疲れ様でした。

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乗鞍岳ガイド

2015年03月18日 | 雪の山

3月14日~15日

長野駅でお客様と待ち合わせ、

北陸新幹線開業日と重なり、早朝から大賑わいの長野駅の様子です。

今日は、位ヶ原山荘までの予定です。

ここ数日続いた降雪で途中からスノーシューを履いても

膝下までのラッセルですした。

3月中旬ということで油断されたのでしょうかね??

つぼ足で歩いている方もいて、相当たいへんな様子でした。

さて、さて明日はどんな山登りになるでしょうか!

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天狗岳と根石岳山荘

2015年03月18日 | 雪の山

3月7日

あさ、夏沢鉱泉を出て”天狗岳”を目指してみました。

昨日から、穏やかな天気でいつも強風に悩まされる根石岳から

天狗岳の稜線、

おだやかな風が吹いているだけでした。

今夜は、根石岳山荘に泊まり、硫黄岳を目指します。

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夏沢鉱泉 雪上車

2015年03月18日 | 雪の山

3月6日

四国のお客様と八ヶ岳・硫黄岳、天狗岳を登るため、夏沢鉱泉へ。

新型の雪上車のようです。

穏やかな、八ヶ岳、今夜は夏沢鉱泉です。

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八ヶ岳

2015年02月09日 | 雪の山

2月7日~8日

シエラガイドツアーの仕事で、八ヶ岳へ。


赤岳鉱泉から赤岳、阿弥陀岳縦走の予定で未明に小屋を出発。

明け方まで、月明かりに照らされていた"阿弥陀岳"が、、、

見る間に、雲に覆われ、風雪も強まり稜線直下で

潔く、下山してきました。

 


 

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新しい年が始まりました!

2015年01月05日 | 雪の山

12月30日~1月1日

みなさまのおかげさまで、

新しい年を無事迎えることができました。

年末年始は、シエラガイドツアーの仕事で

燕岳に登っていました。

強い寒気と冬型の気圧配置が続き

2014年最後の登山は、積雪もすでに2mを超え

ブリザードと気温-15度以下の厳しい環境の中でした。

幸運にも

数時間の擬似好天(青空は出ませんが一時風が弱まりました)に

助けられ"燕岳"の山頂を踏むことができました。

テレビなどニュースでご存知の方もおられると

思いますが、同じ31日燕山荘を目指していた

単独山行の女性の方が、ブリザードで道を見失い

救助を求められました。

夜になって、小屋のスタッフの方に助けられ小屋へたどり着きました。

山小屋のスタッフ、居合わせた医師、看護士、山岳ガイドが

懸命に心肺蘇生を行いましたが、

悲しい結果となりました。

「生と死の分岐点」というタイトルの本がありますが、

今回の気象は、厳しく誰もが

判断を一つ誤れば

同じような場面に遭遇したことでしょう。

自然、山の無常さと

雪山のリスク、怖さをあらためて

教えていただいた、新年となりました。

亡くなられて方のご冥福を

お祈りいたします。

合掌

 

 

 

 

 

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東北百名山 初冬の安達太良山

2014年11月21日 | 雪の山

11月18日~19日

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初冬の安達太良山へ出かけて見ました。

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例年よりちょっと多目の積雪でしたが、
暖かで穏やかな安達太良山でした。

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雪の上には、
のんびりと

歩いているような感じの
テンとウサギの
フットプリントが交差していました。

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くろがね小屋、
"温泉"と"だるまストーブ"の
おかげで快適でした。

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