1月17日
16日にしらせから戻り、
昭和基地・西の浦海岸で、
海上保安庁から派遣された隊員の方の
野外観測支援に入りました。
海上でゴムボートを
操る隊員を陸上からサポート、
海水面の変化を測る
重さ30キロのセンサーを
水深10mほどの海底まで
移動する作業など試みたのですが、、、
思うように行かず時間切れで
断念することになりまし。
安全第一で
一週間後に再開することとなりました。
1月17日
16日にしらせから戻り、
昭和基地・西の浦海岸で、
海上保安庁から派遣された隊員の方の
野外観測支援に入りました。
海上でゴムボートを
操る隊員を陸上からサポート、
海水面の変化を測る
重さ30キロのセンサーを
水深10mほどの海底まで
移動する作業など試みたのですが、、、
思うように行かず時間切れで
断念することになりまし。
安全第一で
一週間後に再開することとなりました。
1月12日 昭和基地
東京から14000キロ、しらせに乗船したフリーマントル港から
6000キロ離れた地に南極・昭和基地があります。
しらせ乗員支援がはじまるころから、
3日に一度昭和基地内にある
”BAR Syowa Station”が解放されます。
12月20日からずっと野外観測支援が続いたので
ちょっと息抜きを兼ねてお邪魔してみました!
間もなく前半を終えようとしていますが、
ほんとに多くの難題、壁が次々と現れましたが、
いろいろな方の協力をいただき
何とか回避、乗り越えることができました。
後半も野外観測隊員のロジスティクを
おかげさまの気持ちを忘れないで
続けてゆきます!
山形の地酒のも出会えました。
1月12~13日
観測隊ヘリで
ラングホブデ氷河から昭和基地にもどり、
氷河熱水掘削調査チームの機材撤収の際に使う
”熱水掘削機後輪にはめるソリ”を2台
氷河上のクラック帯を通過する際に使用する
”分割式の仮設橋”を廃材を利用して
昭和基地・自然エネルギー棟で
一人でコツコツと応急工作をしてました。
一つ一つ氷河上をスノーモービルで輸送するための
条件が整ってきました、後は燃料、支援していただく隊員、
天候が味方していただければいい成果につながるのではと
思っています。
間もなく夏隊の活動も後半に入り
わたくしにとっても、
切替の時間になりました。
13日午後は
氷河チーム休養かねて
氷河掘削チームの後半撤収まで含めた
計画の作成、わたくしは氷河上輸送の安全対策計画作成の
ためしらせに戻りました。
1月6~11日
ラングホブデ氷河で活動中の氷河掘削調査チームのサポートの為
昭和基地から観測隊ヘリでラングホブデ氷河へ入りました。
今回はスノーモービルを利用して、氷河掘削調査チームの調査機材を第二掘削予定ポイントまで移動すること、調査終了後に調査機材数トンをしらせ搭載ヘリコプターが離着陸できる氷河対岸までスノーモービルで輸送できるかを見極めることが主な任務になります。
6日、しらせヘリコプターが離着陸できるポイントにデポしているスノーモービル近くに58次隊土屋隊員と前泊
7日、クラックと池が点在する氷河の端ストップ&ゴーの繰り返し、
徒歩で30分約1キロの距離をスノーモービルが通過できるルートを探しながら1時間半近くかけて通過、何とかキャンプ地にスノーモービルを運ぶことができました。
午後から1台200キロ近くある熱水掘削機械の前輪にはめるソリを工作
何とか氷上での物資輸送の目途つき、
第二掘削ポイントまでの引越しも無事終えることができました。
8日、スノーモービル利用の氷上輸送輸送ルート工作
9日、第二掘削地点で260mの掘削成功の瞬間にも立ち会うことができました。
10日、第二掘削地穴を利用して
氷厚260m下の海水250m下の堆積物、海水採取調査のサポート、
長さ500mのワイヤーの先につけた採取機器を掘削穴からゆっくり引き下ろし、引き上げを10回近く繰り返す単調な作業が1日続きました。
11日、早朝に観測隊ヘリコプターでピックアップしていただき無事昭和基地へ帰還いたしました。
天気も良く数日で真っ黒になりました!
1月5日
海氷講習に引き続き
58次土屋隊員による
スノ―モービル講習も受講。
スノーモービルの始業点検
運転上の注意点などを教えていただき、
海氷に出て実地講習をした後
近くに停泊中の”しらせ”まで運転して
多年氷と1年氷の境界線まで
歩いて近いづいてその違いについても
教えていただきました。
明日からはじまる
氷河上のスノーモービル輸送で実践できると思います。
ありがとうございました!
1月5日
58次隊・土屋隊員指導による
海氷歩行講習を受講してきました。
昭和基地前の海氷上で発生する自然現象の特徴、
海氷歩行上の注意点など
わかりやすく解説していただきました。
タイドクラックやプレッシャーリッジ
裸氷帯や
パドルと海の上に浮かんでいるので潮汐の影響を受け
海氷が様々な様子に変化することをあらためて教えていただきました。
ありがとうございました!
1月4日
2日夜20:30から4日7:00までブリザードのため”外出禁止令”が発令、
強風でボイラーが故障して暖房の切れた第二夏宿に閉じ込められていましたが、2日まで2週間氷河上でテント生活を送っていたので寒さも感じることなく過ごすことができました。
4日久しぶりに温かい朝食をいただいた後、隊員は各部門ごとにブリザードによる被害点検に出かけてゆきました。わたくしは58次FAの土屋隊員と午前中打ち合わせ、
午後から引継ぎを兼ね土屋隊員に丁寧に教えていただきながらFAが担当している昭和基地内の建物間に張られているライフロープや
竹竿の”ブリザード後点検”を行い
土屋隊員の案内で福島ケルンはじめ
昭和基地内を隅々まで歩くことができました。
今回のブリザードは結構強かったようで竹竿が30本近く折れていたり、ライフロープも各所で緩んでいて4時間近くかけて点検と補修を終えることができました。
ご覧いただきありがとうございました。
1月3日
本年もよろしくお願いいたします。
昨年12月20日から
氷河掘削調査チームの支援のため、
ラングホブデ氷河をベースに支援活動を行っています。
30日には重力チームの支援のため
ラングホブデ氷河からヘリでピックアップしていただき、
しらせ氷河にあるGPSポイントの
データ回収電池交換、機材回収などの
支援を行ったり、
大晦日には氷河掘削調査の支援と373mの氷河掘削の
瞬間にも立ちあうこともでき、
おかげさまで、忙しい年末年始を過ごすことができ、
年明け2日には初めて昭和基地に入ることもできました。
あいにく2日夜から風速20m前後のブリザードが吹いて
外出禁止令も発令される中で
昭和基地・第二夏宿で南極生活を送っています。
6日からラングホブデ氷河で氷河掘削調査チームの支援活動の予定です。