山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

鳥海山 山スキーキャンプ!!

2010年04月30日 | ニュース

5月3日~6日の予定で
山形県遊佐町西浜キャンプ場をベースに、
鳥海山をスキーで登り、滑りしてます。
飛び入り参加歓迎で!!
連絡は、携帯電話へお願いします。

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岩木山春山スキー

2010年04月27日 | スキー登山

4月23~25日
予定では、南八甲田、岩木山を滑る予定で出かけたが、あいにくの天気で今回は岩木山のみとなった。

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スキーバス運行のお陰で効率よく滑ることができる“岩木山春山スキー”

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今回は、2日間で3ルート4本を滑ることができた。

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ブナの林を気持ちよく滑る嶽温泉コース(4km:標高差1000m)。

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日本海に向かって滑り込むような長平コース(10km:標高差1250m)。

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このコースの終点はナクア白神スキー場。

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急斜面が楽しい百沢コース(5.5km:標高差1180m)。

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どのコースも、標高差1000mを越えダイナミックで自然豊かなコースは“春山スキー”の名に間違いなかった。

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“岩木山春山スキー”バスの運行は4月15日~5月5日まで。お陰様でシールも使わず楽しめました。

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月山・朝日ガイド協会 総会

2010年04月27日 | ニュース

4月22日
月山の麓、西川町横山商店会議室で月山朝日ガイド協会総会が開かれた。
10数年前、“地元の山は地元の人間で案内しよう!”と有志が集まり設立、会員も30数名と大きな組織になった。単なるガイドだけでなく、新たな月山魅力のPR、登山道整備、研修等地域に根ざした活動という側面も持っている、毎年、半数以上の会員が出席するのも何か魅力があるからなのだろう。“次世代に引き継げるような組織”という新たな課題を含みながら、にぎやかな総会が終わった。

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鳥海山は さやけき山ぞ

2010年04月21日 | 日記・エッセイ・コラム

4月20日
鳥海山の様子を見に庄内へ出かけてきた。鳥海山へ通じる山岳道路もまだ除雪中の様子。例年通り今月28日ころ開通のようだ。

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山形県内でも一足早く桜が咲く庄内地方もまだ桜のつぼみは固く、庄内平野をゆったり流れる最上川の水もまだまだ冷たそうだった。

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鳥海山と対峙する月山もまだ真っ白だった。

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“ここにして 浪の上なる 

    みちのくの 鳥海山は さやけき山ぞ” 

                         斉藤茂吉


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栗駒山登山再開へ期待を込めて!

2010年04月21日 | スキー登山
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4月日19日(月)
春らしい陽気の中リフレッシュを兼ね、スキーで栗駒山へと出かけてきました。昨年11月30日に営業を再開した標高630mにある『ハイルザーム栗駒』から風景を楽しみながらのんびりとシールを着け3時間ほどで1627mの頂上へ、頂上から東栗駒山鞍部までは快適な“サンクラスト”が続きハイルザーム栗駒まで約50分の滑降が楽しめ、下山後はハイルザーム栗駒の温泉で一息。(露天風呂付日帰り入浴:500円)

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まだ、地震の爪あとが生々しく残っています。

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今回登った宮城側中央ルートは地震以前と変わらぬ風景、地形のように見えました。

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ガイドも含め登山者は、この地震以降このエリアへ登る人がめっきり少なくなりました。ようやく、岩手・秋田・宮城各県の道路整備が進み、夏は花、秋は紅葉、冬・春は山スキーやスノーシューと四季を通じて楽しめる栗駒山へ、この夏から登山が再開できることに大きな期待を寄せています。

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【登山情報】
 
4月 1日(木)・登山口のひとつ、
         宮城県栗原市耕英地区への迂回路が
         整備され、交通規制も解除されました。
 
4月28日(水)・いわかがみ平までの観光道路が開通予定
         当面は、駐車場とトイレのみ開放
 
5月23日(日)・安全祈願祭を兼ねた山開きの予定
 
5月30日(金)・岩手県側国道342号須川~真湯間は開通予定
 
*栗原市の担当者から、
「当面は、登山を控えるように呼びかけていますが(自己責任で登山される場合はその限りではない)、
5月23日の安全祈願祭まで登山道の安全確認を行なった上で登山を再開する方針」とコメントをいただきました。

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登山の際は、事前に地元宮城県栗原市のHPや担当部局へお問い合わせください。

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あらためまして、
   被災されました方々へ
      お見舞い申し上げます。
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ピンチヒッターガイド 月山

2010年04月18日 | スキー登山

4月18日 諸般の事情からポッカリと空いてしまった、
ところが、いつもお世話にってる当会事務局長のピンチヒッターガイドで、本日は月山へ。

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予報では今日は晴れのはずが、前日夜から予報がずれてマークまで点灯、リフトも強風で運休というおまけ付き。車2台をフル稼働して、姥沢駐車場からブナ林を3本滑降天気が悪くても月山春スキーは楽しめます。

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もちろん、温泉、谷地名物“肉そば”も堪能しました。

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春は遠いな! 2010年度日本雪氷学会東北支部総会へ

2010年04月18日 | 日記・エッセイ・コラム

4月16~17日
朝、次男を学校へ送り、すぐに仙台市・宮城大学で開催される雪氷学会東北支部総会と研究発表会へ出席のため仙台へ向かった。

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はじめは出席する予定ではなかったが、総会後の
研究発表テーマの中に「2010年3月12日蔵王山で発生した雪崩について」がありその関係で急遽出席となった。

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2日間に渡り、基調講演二題、研究発表22テーマと雪をも溶かすような熱い研究発表が行なわれ、懇親会ではわたくしのような素人を温かく迎えていただき、大変有意義な時間を過ごすことができた。

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翌17日は、仙台は朝から雪、せっかく咲き始めた桜も雪化粧となり、雪崩の勉強とも“春は遠いな!”と感じた日でした。

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自宅近くから見える山

2010年04月18日 | 日記・エッセイ・コラム

4月16日 隣町に通う高校2年生の次男を車に乗せ、学校へと送った。いつも見慣れている風景だが珍しく彼方に“鳥海山”が見えた。東根からも見えるとは言われているがこんなにきれいに見えたのは珍しい、久しぶりに春到来を予感させられるようなうららかな日でした。

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“朝日連峰”や

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葉山の左奥に“月山”がわずかに顔のぞかせている。

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蔵王連峰と山形の百名山が全て一望できた。

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立山自然ふれあい集会2010へ参加

2010年04月13日 | 公益社団法人 日本山岳ガイド協会

4月10日~11日
社)日本山岳ガイド協会の事業 “立山自然ふれあい集会2010”に参加してきました。アルペンルートもまだ全線開していないので大町市扇沢から室堂へ入りました。

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今回はスノーシューとピッケル・アイゼンを使って立山・雄山へ。

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あいにく、天気が10日までしか持たないということで今回も予定を変更して、10日に雄山を登ってきました。

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変わり身の早い山スキーツアー

2010年04月12日 | スキー登山

4月4日~8日 恒例になった山スキー合宿のようなスキーツアー。今年で7年になります、年齢は75歳を越えていますが、ピークを目指す真摯な姿勢に、いつも励まされ、元気をいただいています。

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4日仙台空港から青森へ途中中尊寺へ立ち寄り、夕方には酸ヶ湯温泉に到着、天気にあわせ予定を変更して5日に南八甲田・駒ヶ峰を登り、

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6日も天気を追って八幡平・茶臼岳、

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7日雨につかまり安比スキー場でスキーを楽しみながらも一等三角点のある前森山登り山形県銀山温泉へ、

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8日は予定外の蔵王・熊野岳を登り

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蔵王温泉で汗を流し仙台空港へ、移動距離1000㌔。

天気を追っての臨機応変のコース変更で、楽しい春スキーを満喫いただきました。天気に合わせた変わり身の早いスキーツアーとなりました。

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山岳ガイドを目指す方へ!

2010年04月03日 | ニュース

社)日本山岳ガイド協会の地方組織“東北マウンテンガイドネッワーク”では、この度4月1日より
社)日本山岳ガイド協会が認定しているガイド資格:山岳ガイド・自然ガイドを目指す方の“ガイド養成指導者”という実技試験免除指導の団体承認をいただきました。

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今年度は山形県と秋田県で実技養成コースを開催。ガイド経験豊富な会員4名が責任を持って資格取得のお手伝いをいたします。

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詳しいカリキュラム内容については、当会事務局へお問い合わせください。

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ブログ更新いたしました

2010年04月03日 | ブログ

4月3日
3月18日にOB会の訃報、通夜参列の為名古屋へ、3月23日に柳澤昭夫氏訃報の知らせ、26日葬儀参列のため長野へ。その間に白馬へ、八甲田へと駆け回っていました。お二人を亡くしたショックと疲れもありしばらくブログを休んでいました。
新年度を迎え、当会の総会など無事終わり、気持ちも切り代わりました。相変わらずの拙いブログですが、
ご笑覧ください。

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自主研修と総会

2010年04月03日 | 日記・エッセイ・コラム

4月1日
“東北マウンテンガイドネットワーク”、初めての総会を終えることができました。形式ばった総会でなく、お互い、本音を言い合えたとてもいい時間を過ごせたと思っています。

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会員一人一人の力の“お陰さん”、それを見守っていただいた多くのみなさまの”お陰さん”を忘れないで、新たな会員ともども、お客様に喜んでいただける、満足いただけるガイドを一同目指して行く所存です、
これからも、ご愛顧、応援お願いいたします。

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総会当日は、あいにくの雨模様でしたが、スキーガイドの自主研修を行ないました:雪崩地形の見方、危険箇所通過時の注意、シール登行のポイント、引き上げ、搬送、雪崩事故レスキューと月山周辺で
コンパクトな研修でしたが有意義な時間を過ごせました。

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八甲田スノーシュー登山

2010年04月03日 | 東北の山

3月24~25日
顔なじみの関西のみなさんと八甲田・酸ヶ湯をベースに4日間スノーシューを楽しんでいただいた。

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到着した24日だけ天気がよく後はあいにくの天気だったが、八甲田のたおやかな峰々を縦横無尽にスノーシューで満喫いただいたようでした。

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26日柳澤氏の葬儀参列のため前半をガイド、後半はガイド仲間小野さんにお願いすることになった。

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せっかく楽しみされていた皆様には申し訳なかったのですが快く事情を理解いただきありがとうございました。

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哀しい春 2 突然の訃報!

2010年04月03日 | 日記・エッセイ・コラム

3月23日
文部科学省登山研修所 元所長 柳澤昭夫氏が
平成22年3月23日未明ご永眠されました、
謹んでご冥福をお祈りいたします。

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柳澤氏との出会いは、30年前になる。19歳の11月、北岳バットレスで山岳部の先輩二人を失った、部はしばらく休部。再開は妙高山での山スキー合宿だった。そのために、大町市にある大学の合宿施設に寝泊りしながら、重いザックを背負い“爺ヶ岳スキー場”へ通いスキーの練習に励んでいたときが“大町山の会:柳澤昭夫、降旗 厚(お二人とも故人となってしまった)”お二人の出会いだった。
ある日、お二人が、私たちに山スキーを教えていただけるということでスキー場から一時間ほどやぶ尾根を登ることに・・・。でもあっいう間に私たちの視界から消えてしまった、トレースを必死に辿り追いつくと、
『おー!、高村滑るぞ、いいか雪から出ている親指くらいの枝はスキーのバッケン(金具)で切れ、絶対転ぶな・・・!』と言い終わると同時に二人は視界から消えてしまいスキー場を滑り切っていた。

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1984年秋、ネパール・ガウリシャンカール峰
7000m峰2度めの挑戦、50日近い登山活動の末
山本一夫、斉藤安平、鈴木清彦が2ビバークの末、頂を踏みもどってくるのを上部キャンプで、一緒に見守っていたとき、
『おー!、高村コーヒーをいれろ・・・』
2006年
いろいろな縁から、地元に総合型地域スポーツクラブを設の牽引役を担うことに『マイスポーツ・ひがしね』というクラブを立ち上げたとき、
『おー!、高村いい仕事をしたな・・・!社会貢献することを仕事というんだ・・』とはじめて褒めていただいた、心身ともにボロボロなときだっただけに本当にうれしかった。
2009年9月
8月のお盆過ぎたころ偶然、ガウリシャンカール遠征の仲間と五竜岳遠見尾根で偶然行き違い、柳さんの病のことを知らされる。
9月中旬、自宅へお見舞いに
『おー、高村元気か、ガイドは大変だぞ!』といつもと変わらぬ口調。柳さんの口癖だった“登山における防御力”について1時間ほどお話し伺ったのが・・・。となった。
2010年1月 “やなさん”からいただいた、賀状にはガウリシャンカール峰が描かれていた。

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登山研修所講師時代、柳澤先生と呼ぶのが気恥ずかしく、いつも“やなさん”と敬意と親しみを込めを呼ばせていただいた。

“やなさん!”教えていただいたこと大切に、山を登り続けてゆきます。

『やなさん、ありがとう!』

厚さんと一緒に安らかに、お眠りください。

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