山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

ガイドへの道のりは遠いな~!!

2009年11月26日 | 公益社団法人 日本山岳ガイド協会

昨日、11月の連休にプレオープンした蔵王スキー場・熊野岳周辺で、現在登山ガイドを目指してるメンバーI君とサポート役Aさんの3人で積雪期ルートガイディングの練習を行なった。

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ガイド試験は、1年を通じ様々な角度から試される。今春,筆記試験に合格。夏に無積雪期ルートガイディング検定、秋にレスキュー検定、12月に積雪期ルートガイディング検定、1月に雪崩技術対策検定、2月にスキーガイドの検定と筆記・実技検定を1年かけクリアーしてゆく、来年の4月には合否がわかる。

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心配されていた、天候も安定。熊野岳頂上付近の岩場でゲスト役のAさんがI君とロープを結び合い登ったり、下ったり、時々ゲスト役がわざとスリップ、滑落、滑落者の引き上げと縦横無尽に斜面を歩き回った。

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わたくしとサポート役のAさん、会設立第一号の合格者となるか?ついつい練習にも熱が・・・!。

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山岳ガイドって、資格を手にした後のほうが大変なこと、わたくしもAさんもよく知っている。

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ガイド資格取得はスタートラインに立つためのもの、資格取得後も3年毎の日本山岳ガイド協会資格更新研修履修や地方所属団体の年数回のガイド研修、各々感性を磨く山登りと、生涯山との関わりが続く。

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I君、来年は『ガイドって、何?』と自問自答しながら、自然、山、ゲストのみなさんから喜怒哀楽をいただき、終わりのないガイドの道のりを歩むことでしょう!


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秋田は冬でした!! 白神ガイドからのやさしい贈り物

2009年11月19日 | 日記・エッセイ・コラム

秋田・白神山地のネイチャーガイドSさんと会うことになり、中間に近い田沢湖町まで出かけた来ました。

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県境のトンネルを越えると一面真っ白な世界が飛び込んで、半年振りの光景に小躍りです。今年は暖冬と言われているけれど、どんなウィンターシーズンになるのか楽しみです。

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雪を見たとたん頭の中は“あの山、この山と滑ることばかり、今年は、少々くたびれたパンツも一新、昨シーズンよりも太いファットな板も準備、ノーマル、セミファット、ファットと3種類の板を使いわけながら、東北の山を滑れるな~”と運転しながらイメージが膨んでしまいます。

Sさんとは一年ぶりの再会、地元のガイドの方々と一緒に近況報告やらガイド活動の四方山話に時間も忘れ話し込み、お土産にとSさん自作の白神の香り漂う“やさしい贈り物”をいただいて帰ってきました。

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ちなみにSさん御年6?歳。



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お知らせ 『雪山の安全 ~雪崩事故を防ぐために~ 』TV紹介

2009年11月19日 | ニュース

おしらせです。
地元山形テレビから、11月20日(金)17時36分から
17時54分の「お知らせコーナー」で、11月28日の講演会について、チラシを活用して1分程度放送していただけるとの連絡をいただきました。お時間ある方はご覧ください。

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お知らせ 『雪山の安全 ~雪崩事故を防ぐために~ 』

2009年11月16日 | ニュース

お知らせ!!11月28日(土)15時より

最新の雪崩事故防止のお話です。

参加無料、お待ちしています!!

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サイエンス・カフェ in やまがた ーかがくの杜ー

主催:サイエンス・カフェ in やまがた

共催:独)防災科学研究所雪氷防災研究センター

    山形県立博物館 山形大学理学部 

    社)日本雪氷学会東北支部

協力:月山朝日ガイド協会 

    東北マウンテンガイドネットワーク

第20回 特別企画

『雪山の安全 ~ 雪崩事故をふせぐために ~ 』 

11月28日(土):15時~17時  

於:山形県立博物館講堂で開催!

1、積もった雪が崩れる不思議
    独)防災科学技術研究所防災研究センター
      新庄支所 小杉健二

2、冬山レジャーにおける雪崩事故防止の取り組み
    社)日本山岳ガイド協会 高村真司

3、雪崩事故における 生体のサイエンス
    北村山公立病院医師 國本健太

【対象】高校生以上

【受講料】無料(ただし、お茶代として200円いただきます)

【申し込み】不要、当日会場まで直接おいでください

【定員】80人

【問合せ先】山形県立博物館 〒990-0825 山形市霞城1-8 ℡:0236-645-1111

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フォトアルバム UP!!

2009年11月15日 | 写真
今日は 七五三でしたが、山形はあいにくの天気。
そんなわけで、昨日から、撮り貯めていた画像を整理、庭に訪れた紅葉前線やら、フォトアルバム“百花繚乱初夏の北東北”“秋の剣岳”、“東北の秋山”をUP、UP、UP!!
剣も“すばらしい”けれど、東北の“たおやかで優しい山並み”や“彩り”もお楽しみください。

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フォトアルバム 秋の剣岳2009をアップ

2009年11月15日 | 写真

秋の剣岳の様子をフォトアルバムにまとめました。

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里の紅葉

2009年11月15日 | 日記・エッセイ・コラム



紅葉前線!

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小さな我が家の庭に、秋がようやく到着しました。

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この季節になると、庭のけや木、カエデなどの落ち葉掃きが老いた母の朝の日課となります。

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山の紅葉もきれいだけど、自宅の紅葉もいいものだなと最近、気がつくようになりました、不思議な感じです。


 
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フォトアルバム 百花繚乱 初夏の北東北2009

2009年11月14日 | 写真

フォトアルバムをUPしました!!

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泊まってみたい山小屋 NO,1

2009年11月14日 | 公益社団法人 日本山岳ガイド協会

11月8日~10日 燕山荘と燕岳

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わたくしの活動原点が、月山・朝日ガイド協会。発足してから10数年になるこの組織は、いつの間にか山形でもふるいガイド組織のひとつに数えられるようになった。

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月山朝日ガイド協会では毎年様々な研修・講習会が開かれている。

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シーズン前に行なわれる月山登山コースの危険箇所チェックを兼ねた“ガイディング研修”、

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ドクターの協力で月山エリアにはいち早くAEDも設置されるようになったことからはじまった“AEDと救急法講習会”、

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月山の植生、歴史を学ぶ“月山学”、冬の“雪崩事故防止講習会”などが行なわれている。

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今回は“先進の山岳エリアから学ぶ”という趣旨で、燕山荘スタッフとの交流を兼ねた研修。

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ハイシーズンは忙しく中々県外の山々へ出かける機会のない会員に北アルプスの山、山小屋に触れ、月山や朝日連峰の魅力再発見、ガイドのスキルアップにと企画。

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燕山荘の支配人はじめスタッフのみなさまには、小さな組織のささやかな研修を理解、快く受け入れていただき、感謝、感謝。

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冬支度の忙しい中、夜は小屋のお話、翌日は普段触れることのない小屋の隅々まで案内いただき、実りある研修となったようです。

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小屋の雰囲気、北アルプスの雄大なロケーション、何よりも登山者を温かくむかえてくれるスタッフの自然な笑顔。

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この三つが上手くかみ合っているから、人気があり、何度訪れても飽きない“泊まってみたい山小屋NO,1”の理由がそこにあるのだな~と。

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気がついたら、わたくしも年二回は通っている燕山荘ファンに!!ぜひ一度お泊まりを。

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空っ風の山へ

2009年11月13日 | 登山 山歩き

11月7日~8日

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東北の山々はそろそろ雪景色に変わる頃、もう少し秋山を楽しみたいと数年前からはじまった、この時期の上州登山。

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1日目は空っ風で有名な赤城山。

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2日目は登山よりもスリルに満ちた栗原林道走行が印象深い皇海山。

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頂上付には、雪があり、頂上からは日光白根山、上州武尊、白い谷川岳が望めました。

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今年も天気に恵まれ、みなさん東北の山とは一味違う山登りを楽しむことができたようです。

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山形の山々も初冠雪!

2009年11月05日 | 日記・エッセイ・コラム

朝日連峰の初冠雪です、どんな冬になるのでしょう?

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10月まで、山には雪もなく穏やかな秋山日和が続いていていました、11月に入ると寒気が南下11月4日は朝から晴れ渡り、周囲の山々は秋山から冬の姿に一変してしまいした。近くの葉山まで雪が迫っていました。

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以下は 11月4日 山形新聞 県内ニュース!
山形地方気象台は4日朝、月山(1984メートル)と朝日岳(大朝日岳=1870メートル)の初冠雪を発表した。月山は平年より20日遅く、去年より38日遅い観測。朝日岳は平年より16日遅く、去年より5日遅い。

 4日朝の県内は、高気圧が本州付近を覆ったことから、おおむね晴天となった。一方、夜間に晴れたことで地表から熱が奪われる「放射冷却」が強まって全般に冷え込み、朝の最低気温が米沢で今シーズン最低の氷点下0.5度、東根も同じく氷点下0.9度まで下がった。

 県内は冬型の気圧配置や上空に流れ込んだ強い寒気の影響で、2日から3日にかけて平地でも初雪に見舞われた。月山や朝日岳でも降雪があったが、山形市からは厚い雲に覆われて山容が見えず、晴れた4日朝に同気象台の職員が今シーズン初の冠雪を確認した。

 月山の初冠雪は、同気象台が1890年に観測を開始して以来、4番目に遅い記録で、これまで最も遅かったのは1977年の11月9日。朝日岳は1932年の観測以来、6番目に遅い。

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こちらは、11月3日の富士山の様子?

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今年最後の秋山 

2009年11月05日 | 東北の山

 

10月31日 祝瓶山へ 




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11月2日頃から寒気が南下するという予報が出され、そろそろ最後の秋山かな~と思いながら祝瓶山へ出かけてきました。

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相変わらず山はカサカサと落ち葉の乾いた音が響いていました。

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