9月19日~23日
槍ヶ岳から西穂高を目指してみました。このために早々からヘルメット、ハーネスを購入、登る意欲はあったのですが、、、
大陸から寒気が南下して雲行きが怪しくなったり、予想もしていなかった前線が九州沖に突然現れ北上と天気に惑わされた縦走となりました。
暑さ寒さも彼岸までの言葉通り1日で夏から秋にがらりと変わった穂高の山。
槍ヶ岳山荘で雨が止むまで数時間待ったり、最終日雨と雪の境目の2度近くまで気温下がり朝から冷たい雨、、、
穂高山荘から白出沢を急降下して終了となりました。
のんびり歩くのが楽しい山もあります、花を楽しむ山もあります。
穂高、剣岳のような3000m級の岩稜を歩くときはそれなりの体力と山を歩けるスピードも必要ですよ、気持ちだけでは山は登れないことを参加され方は教えていただいたような、、、山はガイドの多くのアドバイスよりも的確なアドバイスと宿題を出していただきました。
来年は、宿題をクリアーして再挑戦しましょう!
わたくしも山をはじめたころ「山は危険なところ、だからスピードは大切!」と山の師匠、先輩からいつも教えていただいてきました。
9月15日~17日
いつも、お世話になっている四国の山旅専門旅行社「旅八」ののんびりプラン“笠ヶ岳”正直のんびりとはいえ笠ヶ岳はしんどい山です。
今回は、「笠ヶ岳が百名山完登!100番目の山です!!」というお客様も含め総勢8名“旅は八人で”という旅八のコンセプト通り。
わたくしは、ガイド兼添乗、百名山完登という3つの仕事を背負っての仕事となりました。
鏡平山荘、
笠ヶ岳山荘に泊まりながらの山旅となりましたが、
3連休ということもあり、山小屋は想像を絶する混雑となりました。
結果は、ごらん通り無事完登となりました、61歳からはじめて、その間病で中断、その後も幾百もの谷越え、峰越え12年目にして達成されたようです。
おめでとうございます。
9月8日~13日
最近、百名山を意識して完登を目指している方と6日間早月尾根から剣岳、大日三山を縦走して来ました。
8日富山駅から馬場島山荘に泊まり
9日、早月尾根から剣岳を目指して見ました。
早月小屋に泊まり
登る前に、「岩場が苦手です、、、」と言われていましたが、
どうして、どうして?普段山へ足しげく通っていた成果でしょう。
コースタイムよりも早いペースで着実に頂上へ。
すっかり、秋色となった剣沢です。
天候も不安定だったので、雷鳥荘泊まり
翌日は、登って来た早月尾根の見える大日小屋までです。
秋色の室堂平
中大日岳と大日岳の間に立つ小さなランプの宿が大日小屋です。
あいにく、ご主人・杉田さんは留守でスタッフの方が一人で小屋を守っていました。
今日は、夏山シーズンもひと段落した9月の平日で、宿泊客も10人前後とのことしたが、、、
天候が回復してくるにつれ次々と登山者が着き、、、いつの間にか20数人に??
昔、大変お世話になった小屋でもあり、夕食の準備やら皿洗いをさせていただきました。
翌日は、早月尾根に見送られながら、ゴールの称名滝を目指して下山です。
下山後は、富山の“きときと寿司”で〆、
8月22日~27日
毎年お世話になっている白馬駅近くの"民宿・あさひや”さんで
大阪から見えた方と合流です。温泉もあり、食事も美味しく、朝早くても朝食を快く出していただける宿は山に登る人にはとてもありがたいです。
2日目、今日はかなり悩んだ末、白馬雪渓から白馬岳を目指して見ました。
足早に雪渓を超え、
稜線直下のお花畑を楽しみながら昼前には
白馬館へ到着です。
お盆を過ぎ登山者の姿も少なく、雲沸く山々を眺めながらのんびりと過ごすことができました。
3日目、朝弁当をいただきまずは白馬岳へ、
頂上からは雲海に影白馬岳が浮かびあがり、
剣岳、
槍ヶ岳と日が昇ると北アルプスの山々が次々と朝日に輝きだしてきました。
三国境から雪倉岳を越え、
花畑が続く木道の水平道を歩き朝日小屋へ、途中熊大きなウンチがあったり、
熊が遊んで倒れている水芭蕉の葉が出てきたりと自然豊かな北アルプスの最北端の山・朝日岳だな~、、、と感心しながら歩いていたらいつの間にか、朝日小屋へ到着です。
朝日小屋は、北アルプス最北端の小さな山小屋ですが、心のこもった食事、手入れの行き届いたきれいな山小屋、時には登山者に厳しいことも言いますが、清水さんの優しさがあふれる山小屋です。
何度もたずねて見たくなるそんな魅力があります。
4日目 楽しい縦走も最終日。「温かい、朝ごはん食べてゆかれ!」と清水さんの富山弁に、、、。午後からの雨も気になったのですが、久しぶりに山小屋で朝食をいただいて出発です。
今日は、朝日岳から、
お花畑が点在する雄大な五輪尾根を下って蓮華温泉を目指します。
この時期花は終わりかなと思ってましたが雪解けが遅く初夏の花、ハクサンコザクラ、チングルマから晩夏のトウヤクリンドウ、トリカブトと多彩な花を見ることができました。
白馬岳から朝日岳、五輪尾根で見かけた花です。
五日目 大糸線で白馬駅へ戻り諏訪湖へ移動、翌日は霧が峰を登ってみました。
6日間お疲れ様でした。
8月17日~20日
今回は四国の小さな山旅専門の旅行会社「旅 八」の仕事、添乗・ガイドを兼ねお客様二人と平湯で合流、上高地、
涸沢へと向かいました。
それにしても暑いです。
2日目、暑さと雨対策で早めに小屋を出発、今日は岩場の足慣らしを兼ねて北穂高岳へ、
北穂高岳から穂高山荘まではロープと岩場歩きへ慣れていただきながらの縦走です。とこのところ毎日のように午後から雷雨があります、2日目も涸沢岳が見えるあたりから後方から雷鳴が響き、頂上に着くと雨がポツり、ポツリと降り出してきました。
3日目、いよいよ縦走本番です。今日はロングコースと暑さ、雷雨対策で、朝4時前に小屋を出発、ヘッドランプの明かりを頼りに奥穂高岳を目指します。
馬ノ背、ジャンダルム、
天狗の頭、
間ノ岳、西穂高岳と順調に歩いていただき、午後1時半には西穂山荘へ到着です。このまま下山してもよい時間でしたが、、、上高地へ下山したいという希望もあり、今日は西穂山荘泊まりです。小屋へ間もなく土砂降りの雨、正解です。
4日目、シラビソの森の中を上高地へと向かいました。
大正池まで足を伸ばし無事下山となりました。
お疲れ様でした。