山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

春がやってきました

2016年03月29日 | ブログ

数年前、庭に植えた”ミツマタ(和名)”の木に花が咲きました。

この花は、仲春から清明の前日までの季語にもなっています。

ちょうど、今頃です。

落葉性の低木、ジンチョウゲ科のミツマタ属に属する木で、

原産地は、中国中南部、ヒマラヤ地方だそうです。

古代より、三枝(ミツマタ)=先草「サキクサ」とよばれ

また、縁起の良い吉兆の=幸草(サキサク)と呼ばれてました。

古くは万葉集

柿本人麻呂歌集にも

「春されば 

 まず三枝(みつまた)の

  幸(さき)くあらば

  後にも逢はむ

    な恋そ吾妹」

と歌われています。

悲しいことがあった3月ですが、

ようやく春を実感してます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みんなの登山部 机上講習会

2016年03月28日 | ICI石井スポーツ登山学校

3月27日

FBサイト

「みんなの登山部」東北支部

技術向上講習会

「読図とナビゲーション」を

ICI仙台泉店アースプラザで開催させていただきました。

机上では、地図を読むことの意味から

実技では、ベアリングや歩測などを

学んでいただきました。

ありがとうございました!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台お山塾 開校式 夢幻

2016年03月28日 | 仙台バスツーアズ ICI石井スポーツ

3月26日

定員40名に対して3倍弱の100名以上の方から

応募をいただきました。

開校式も2回に増やして

おもてなしの用意は万端でしたが?

仙台バスツアーズ社の方針で

少人数制の登山教室実施となり、

大半の方が条件に合わず

参加できなくなりました。

楽しみされていたみなさま

申し訳ありません。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三週間の長期出張から戻ってきました

2016年03月25日 | 日々の出来事

3月4日に出かけ、3週ぶりに在宅勤務中、、、、

長野市の東山魁夷館から、年間パスポートの案内が届いてました。

次年度こそ、年6回の企画展を見ようと、、、

ブログ更新いたしました、ご笑覧ください。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春陽の焼岳

2016年03月25日 | 雪の山

3月21日

積雪期、この山に登るには

この宿に泊まらないと、、、

出発時にちょっとトラブルがありましたが、、、

野鳥さえずる、シラビソの森を抜けると

まぶしいばかりに春の日差しを浴びた

焼岳が白煙をたなびかせあらわれました。

今日も、案対した登高スピードで、、、

固くしまった雪と天候に助けられましたが、往復5時間で登るころとガできました。

体力、歩行技術とも安定しているのですが、

想定外のことが起きても、柔軟に対応ができるよう

”防御の力”を積み重ねましょう!!

ありがとうございました!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最速 西穂高岳独標

2016年03月25日 | 雪の山

3月20日

春雨のため、乗鞍岳をあきらめて

西穂岳独標を日帰りで目指してみました。

往復3時間40分、いつの間にこんなに

歩けるようになったのでしょうか!

強くなりました。

エピソード

出発時に近藤邦彦氏と

独標では、重弘恒夫氏に

偶然お会いすることができました。

現在上映中の映画「エベレスト」の時代

日本の登山界をリードされたお二人に

出会えて元気をいただきました。

感謝!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

16年ぶり、、、

2016年03月25日 | 国立登山研修所

3月11日~18日

多くの皆様のおかげさまで、

一昨年の春山研修に続いて

16年ぶりに、国立登山研修所主催

大学生登山リーダー冬山登山研修会の

実技講師を担当させていただきました。

3/11

講師打ち合わせ、

わたくしは富山県警山岳警備隊のNさんと二人で

男女混成5人の4班を担当になりました。

3/ 12,13

いよいよ、冬山研修がはじまります。

「登山におけるリーダーとは」という研修テーマ

4班の研修テーマ

「リーダーシップ、メンバーシップ、チームワーク」を掲げ2日間かけて

講義

「雪山での行動判断とリスク管理」

「雪氷学の基礎」

「登山の医学」

 

「入山前の天気概況と天気図の味方」

「冬山の気象」を受講

実技登山 北ア・大日岳を目指すため

計画立案、リスクマネジメント、

食糧計画、燃料計画、ロープワーク、雪崩事故対策等

班別協議・実技講習を繰り返しました。

3/14~17

いよいよ、出発です。

大日岳を目指して、25キロ前後の荷物を背負い、

実技登山のはじまり、机上でのシュミレーション通り

登山が実践できるでしょうか、、、?

リーダーは日替わりで担います。

初日のリーダー君、遠慮が壁になり

思うようにチームの舵取りができませんでした。

毎夜、テントで行動のふりかえりを繰り返し

「リーダーって?」

「メンバーシップって?」

「チームワークって?」

「後輩に伝えるために?」

「時間の管理?」

「頂上を目指すために

自分たちで”できること”と

”できないこと”の見極め」、、、と

各自が自問自答、声に出して

議論を繰り返すうちに

「お互い苗字を呼び捨てにしよう」という意見をきっかけに

声を出すこと、お互いを気遣うこと、

リーダーに全てを背負わせないなど意見がでて、

気持ちが一つになり??

その壁がようやく無くなりました。

大日岳を目指す日には

最高のチームワークが出来上がっていました。

と思います??

7日間という短い期間で、技術的なことを含めて

雪山登山のすべてを伝えることは至難の業です。

この後、アイゼンワークが正確か雪原を思いきっきり

走りました、正確でなければ足を引っかけ転びます。

最終日、ちょっと気が抜けチームワークがガタガタに、

何度も、ダメだしされながら、

講師・山岳警備隊Nさんをツエルとにくるみ

シート搬送を3時間。

彼ら、彼女らが真摯に講師の二人のアドバイスを

受け入れ少しづつ成長する姿は頼もしく見えました。

研修最終日の班別協議では、

4班の彼ら、彼女らが

学んだこと、気づいたことが板書いっぱいに書き出されました。

毎日、毎日

「リーダーシップ、メンバーシップ、チームワーク」

とはを講師二人は問い続けてきました。

リーダーとして

メンバーとして

チームとして

「防御の力」をつけることが

「生きて帰る、登山」につながること

自分たちの力を過信しないで

自ら考え、判断、行動すること、

登山を実践るためのプロセスなどに気づいて

いただいたかなと、、、

講師・山岳警備隊のNさんと研修当初

この班は「頂上は無理かな、、、」と話していました。

日に日に、少しづつ成長する4班の姿をほほえましく見ながら

班の学生と握手を交わし研修会を終えました。

 大日岳は16年前と変わらぬ姿でしたが、

学生気質の変わりよう、最年長講師となったしまったことに戸惑い、試行錯誤の8日間でした。

 合掌

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の奥志賀高原

2016年03月11日 | ブログ

3月10日

4日間研修を通じて

雄大な自然の中にある

奥志賀高原スキー場杉山スキースクール

スポーツハイム奥志賀で過ごす機会を

いただき感謝しています。

いつのまに

陽ざしも柔らかくなり

動物たちも春を楽しんでいるようです!

11日から、長期出張”中盤”

富山県立山町にある”国立登山研修所”で

8日間の生活がはじまります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥志賀高原生活 その弐

2016年03月11日 | 公益社団法人 日本山岳ガイド協会

3月9日~10日

再び、奥志賀高原での

ガイド協会の資格更新研修2回目も

指導を担当させていただくことになりました。

今回は、雪山のレスキューという

はっきりしたテーマです。

長年実施いている、雪崩事故防止講習会カリキュラムを利用して、

1日目は、講義と実技

2日目は

事故発生から

プローブ捜索

要救助者の掘出し

安全地帯へ搬出してシート梱包

急傾斜地をロープで引き下ろし

急傾斜を引き上げ

樹林帯を搬送

搬送されたのは?

コンバイン袋2枚つないだ”ダミー”です。

普通にあるいたら20分ほどのコースを

事故発生から林道まで約2時間かかりました。

研修に参加いただきありがとうございました。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥志賀高原生活 その壱

2016年03月11日 | 公益社団法人 日本山岳ガイド協会

3月7日~8日

ガイド協会・資格更新研修の指導を担当させていただくことになり、

奥志賀高原へ。

雪山をガイドするための注意点や

熊棚、キツツキの採食痕など楽しい時間も共有しながら

二日間研修していただきました。

食事は大きなホールで

トマト入りのみそ汁も意外とおいしかったです。

志賀高原ビールも、、、

研修に参加いただきありがとうございました、

朝早くら、お疲れさまでした!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪山充実 上州武尊山

2016年03月11日 | 雪の山

3月6日

天気予報が”いい天気に”外れ、今日は絶好の登山日和となりました。

”展望広がる雪稜を満喫できる北関東の名山”ガイドブックの

キャッチコピー通りの風景が広がっていました。

 

今日も、

雪山をしっかり歩きたいということで

往復5時間のコースを選んだのですが、、、

リフト終点から山頂まで90分

下山は、剣ヶ峰トラバースルート斜面から雪崩が

発生していたので、剣ヶ峰を超えて

山頂からリフト終点まで90分

ほんとに、強くなられたと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪山充実 黒斑山から蛇骨岳

2016年03月11日 | 雪の山

3月5日

浅間山の展望が楽しめるとしてオールシーズン

登山者の多い山と言われている通り、すでに車坂峠の駐車場はいっぱいでした。

雪山をしっかり歩きたいというリクエストをいただいていたので、

黒斑山から蛇骨岳まで往復5時間半のコースを選んだのですが、、、

雪も少なく、天気にも恵まれたせいでしょうか?

強くなられてのでしょうか?

3時間ほどで往復。

雪山充実プラン。

早く下山したので

”おまけ”

帰路、上田市に立ち寄り

”真田丸” 見学

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思いの山 四季 

2016年03月04日 | 日々の出来事

3月3日

秋田駒ヶ岳を予定していたのですが、急速な天候変化と降雪、暴風が予想されたので

出発前に中止に、、、

せっかく、仙台に来ているので

山岳写真集団仙台

第一回写真展

「想いの山 四季」を見に出かけてみました。

(於:宮城県美術館 県民ギャラリー 

  3/6まで開催)

代表の早川輝夫さんには、

東北の山の魅力や楽しみ方を

短い時間であはりましたが、一時教えていただいたことがありました。

会場で変わらぬ笑顔をで

「おッ」と言って出迎えていただきました。

所狭しと展示されている110点の写真は

どれも力作ぞろいで

東北の山の一番輝かしい一瞬をとらえていました。

パンフレットに寄せられている

「、、、私たちの写真が山へのいざないとなり、

登山を通じてかけがえのない自然、そして地球環境を

考えるきっかけに、、、」

この言葉が心に染み入るような写真展でした。

感謝!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする