11月26日~27日
所属している日本山岳ガイド協会認定のガイド養成講習会
お客様を引率する際のに必要な実技試験は
4科目あります、そのうちの一科目を最寄のガイドのもとで受験できます。
1日目午前は、自宅の事務所で机上講習
1日午後、2日目は自宅すぐ裏にある二等三角点のある
標高194mの河島山で実技試験を行いました。
一日目は、濃霧に覆われ「読図」では里山ならではの丁寧な道標や作業道が入り組んでいて、頂上を見過ごしてしまうなど、苦戦していたようです。
夜は、ガイド仲間が経営する
”ベアーフットYH”(1泊2食:5700円)
に宿泊して、机上講習、翌日の河島山登山の為の計画書作成、
意見交換会など行いながら、2日間を過ごしました。
こちらの宿では、真心のこもった食事を提供していただけます。(朝食)
村山市のHPには
”全山赤松の覆われた河島山一帯は史跡の宝庫で、
古代のロマンと森林浴が楽しめます”とありますが
今は、松枯れ、ナラ枯れ等でかつての美林は
見る影もなくなりました。
また、この山は
山形県指定の河島山遺跡にもなっていて、
旧石器時代から鎌倉、室町時代の遺跡が
山に点在しています。
今回は、自宅前の登山口からスタートして、
白山神社、中腹にある古墳、
山頂付近にある中世の山城二ノ丸、一ノ丸跡を辿り、
驟雨のため農村文化伝承館の休憩室(有料:半日310円)を
利用して屋内や伝承館スキー場(ただの斜面)で
ロープ操作の講習、
最上川碁点遊歩道コースを
辿り自宅へともどるコースを利用してみました。
予定していたエリアが降雪の為、急遽自宅の山で行ったのですが、
手前味噌ですが、新緑、紅葉の頃は近くの碁点温泉、そば街道とあわせれば
植物観察などそれなりに楽しめる山です。
不思議な現象、この山でも”ツツジ”の花を見かけたり、
ドウタンツツジが芽吹いていたり、
ウラジロヨウラクツツジの花が
咲いていたり季節に異変を感じてしまいました。
2日間、 おつかれさまでした!!