山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

ようやく『果樹王国ひがしね』の住人に!!? その1

2010年05月29日 | 日記・エッセイ・コラム

5月27日
わたくしが住んでいる街は、サクランボの出荷量が日本一、他ににもリンゴ、ラ・フランス、もも、ぶどうと果樹産出額が全国第5位から『果樹王国ひがしね』と呼ばれている。http://www.higashine.com/
ガイド業が本格稼動するつかの間、今週は、(正確には7月初旬頃まで)山登りの仲間が経営している果樹縁(園)でリンゴの摘花作業をしていた。

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作業が遅れていて花が終わり小さな実にかわりはじめている、

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摘花は、花の中でも一番早く咲いた中心花を残して、その外側の花を摘み取るとても細やかな作業、“美味しいリンゴをつくる大切な作業”と頭では理解はできたのだが、大人5~7人ががかりで1日数本がやっとの気の遠くなるような作業。雨や曇り空の中、脚立に立ち、時間が経つのも忘れ毎日リンゴの木と向き合っていた。いつの間にか、自分が手をかけたリンゴの木にどのようなリンゴが熟すのかと心配するようになっていた。長年この街に住んでいたが果樹作業は全くの初体験、ようやく“果樹王国ひがしね”の住人になれたなと実感できたような一週間だった。


東京

2010年05月21日 | 公益社団法人 日本山岳ガイド協会
5月18日~20日 3日間東京で過ごしてました。

18日 社)日本山岳ガイド協会総会・懇親会へ出席のため上京。

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新たにガイド資格を取得された方が3名、当会へ入会いただきました。そのうちの2名の方が懇親会に主席、今井副会長からガイド資格認定証の授与。おめでとうございます。

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19日 社)日本山岳ガイド協会検定員机上研修のため、一日中、代々木・青少年センターで雪崩技術対策検定カリキュラムの見直し、中々捗らず閉塞かんにひとり落ちこみ、疲れました~。

20日 上野・松阪屋百貨店で開催されている、53回目をむかえる“夏山相談会”会場へ。今年はガイド協会の行事などと重なり全日程参加できそうになかったので欠席。もうひとりの担当者に相談をお願いしていたのですが、気になり挨拶をかねて会場へ。
とにかく、東京は暑いです。数日前まで雪山で滑っていた身にはこの暑さは堪えます。

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大先輩と・・・月山・鳥海山 快速登山!

2010年05月15日 | スキー登山

5月12日~14日 飛騨山岳ガイド協会の島田 靖さんと月山・鳥海山を山スキー山行で楽しんでました。島田さんとは、文部科学省登山研修所、研修生、講師時代,通じ、お世話になった方です。
あいにくの天候でしたが、12日は当会ガイド仲間の経営する月山山麓のペンション“月山ポレポレファーム”に宿泊。
13日、月山では霧中のブナ森を滑り、そのまま鳥海山北面へ移動、祓川ヒュッテに泊まりました。

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14日は蔵王、月山、鳥海山の山岳道路が降雪の為各地で通行止めという情報がながれているような天候でした。

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でも、祓川登山口は時折視界が開け、“登れるところまで・・・”とその雲間を縫うように、2時間30分超の快速登山で頂上にたつ事ができました。

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頂上からは、二人で“標高差1000mの滑降”と“やま酔い”も含め35分楽しみ、無事の下山となりました。

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おかげさんで、島田さんも体で月山、鳥海山の雪、空気、大きさを感じ取られた様子、わたくしも何とか目的を達成することができホッと胸をなで下ろすことができました。

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また、時折いただいたアドバイスは、程よい緊張感となりいい研修となりました、遠路、お越しいただきありがとうございました。

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ちなみに、麓の町に降りてみると土砂降りの雨でした。



ブログ更新いたしました

2010年05月10日 | ブログ



5月10日 
久しぶりに自宅で落ち着くことができ、ブログを更新いたしました。相変わらずの拙いブログですがお楽しみください。
いつの間にか“立夏”も過ぎ桜の花も終わり、自宅周辺はサクランボ、リンゴの花がにぎやかになり、ようやく日中ストーブの必要もなくなり、薫風が心地よく感じられるようになりました。

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デジタルカメラを引き取りに鳥海山へ

2010年05月10日 | 日記・エッセイ・コラム

5月9日 方々探し回っていたデジタルカメラが鳥海山鉾立ビジターセンターに届いていることがわかり、すぐ引き取りに向かった。なんと強運のデジタルカメラ、なんと情けない持ち主なのでしょう。お陰様で、三度忘れ、三度戻って来ました。

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松尾芭蕉が目指した、東の松島、西の象潟と称された象潟の遠景。


月山スキー登山

2010年05月10日 | スキー登山

5月8日 今日は“月山朝日ガイド協会”の仕事で月山へ。

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天気もよく久しぶりに気持ちよく頂上まで登り、

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頂上からはスキーで麓の県立自然博物園まで、オープンな斜面、姥沢駐車場のリゾートインのオープンカフェで昼食とお茶を楽しみ、ブナの森をのんびりと滑りと変化に富んだ標高差1000mのスキーツアーを楽しめました。

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“猫の目”天気なG・W ⑦ エピソード

2010年05月10日 | 日記・エッセイ・コラム

5月7日
愛用のデジタルカメラ 南アルプス、剣岳に続き、鳥海山で3度目の行方不明そして手元へ。
5日気持ちよく鳥海山を滑り無事終了までは良かったのですが、うっかりデジタルカメラ、〇ー〇ン、〇ヤ×ツ△と一緒に駐車場へ置き忘れていたようでした。もしやと思い鉾立ビジターセンターへ問い合わせたら“保管してます!”全く記憶にありませんでした。“だから忘れるのでしょう!”と家人からはきつい忠告。

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“猫の目”天気なG・W ⑥ 鳥海山鉾立口から鳥海湖へ

2010年05月10日 | スキー登山

5月5日 スキー登山5日目、さすがの猫の目天気も根負けしたのでしょうか。

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今日は終日“晴れ”間違いなし。

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今日は鉾立口から鳥海湖を越え外輪山中腹まで登り標高差900mほど滑り“鳥海山キャンプ”終了!

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“猫の目”天気なG・W ⑤ 鳥海山山麓から月山へ出勤

2010年05月10日 | 東北の山

5月4日 “鳥海山キャンプ”は中休み、今日で帰る方、3日間滑ったHさんはMTBで周辺を散策。

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わたくしはキャンプ場からガイドのため月山へ出勤。結局、月山ガイドは視界20m以下の濃いガスと雨のため中止。

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“猫の目”天気なG・W ④ 鳥海山大平口から鳥海湖へ

2010年05月10日 | スキー登山

5月3日 鳥海山麓・遊佐町西浜キャンプ場をベースに鳥海山を登り、滑るプラン3日目。

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今日こそは一日天気が続くだろうと言葉に出すが、心中は半信半疑でキャンプ場を出発。今日のメニューは、鳥海山西側から大平口から鳥海湖までライトツアー・五合目からシールを着け登り始めるころ、雲が山に溜まり始めどんどん厚みを増しだす。

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今日の予報マークが点灯、巷のニュースでは“天気に恵まれたGW”と??鳥海湖は強風と怪しい雲行きに早々に下山。スキーを脱いだら太陽が顔を出し、“猫の目天気”にもう動じなくなった。早めのベースキャンプ帰宅で、近くの道の駅で海の幸“サザエ”“ミズタコ”を肴に四方山話。

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“猫の目”天気なG・W ③ 鳥海山払川から猿倉コース?

2010年05月10日 | スキー登山

5月2日 予報はマークが点灯、寒気も抜け鳥海山を覆っていた雲もなくなり絶好の登山日和と思ったのも午前中のこと、

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頂上付近は寒気が残っているような冷たい風が強く吹き、いつの間にか南側から雲が湧いてきたかと思っていたらあっという間に吹雪模様、高度を下げると雨、大事をとり払川へ下山。

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予定は払川から鳥海山・七高山まで登り、一気に猿倉口まで標高差1300m近くを滑り込む!!

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今日も“猫の目”天気。


“猫の目”天気なG・W ② 栗駒山へ

2010年05月10日 | スキー登山

5月1日
天気予報では、G.W期間中の天候は概ね穏やか?本来は八幡平エリアを滑る予定でした、寒気の流入で大気が不安定な状態が続き山はガスが濃く時折吹雪き模様。

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という訳で栗駒山へ予定を変更。

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いわかがみ平までの観光道路は前日からの降雪で通行止めとなり、ゲートからシールをつけ強風の頂上へ。明日から鳥海山キャンプのため庄内へと向かった。

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“猫の目”天気なG・W ① 雨時々ネイチャーガイド

2010年05月10日 | 東北の山

4月28日
予定は、月山頂上往復。朝から雨混じりの怪しい雲行き、登山口に差し掛かったとたん風の音とリフト運休の看板。

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思案に思案を重ね、予定を変更し、時々雨が降る中ブナの森を自然解説を交えながら散策、麓の志津温泉宿“つたや”で温泉と月山そばを楽しみ、三分咲きの“置賜桜回廊”を巡り終了。

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