3月12日、午後2時30分ころ、蔵王で雪崩が発生。昨日鳴っていた携帯電話はこの雪崩への問い合わせ。
今日13日、新庄雪氷防災科研の方々と蔵王へ積雪断面観察など様々な調査に赴くにことになる。現地で日本雪崩ネットワークの方と合流、現場に近い標高、方位面、状況の似ている場所を探し調査を開始。「ガイドは雪崩の現場をしっかり見届けるもの・・・。」と諭され、
多少ためらいもあったが,
明日14日“日本雪崩ネッワーク”の方々と現場へ向かうことに。
八幡平・原太ヶ岳、那須岳、今回と雪崩災害現場で、どうしてと聞いても仕方がのないことだけど。
「どうして、ビーコンを付けなかったの・・・」「どうして、雪崩事故対策装備に気を使わなかったの・・・」「どうして、こんなに雪崩情報が溢れているのに」
自分たちの活動が空しく感じる、本当に悲しい。この調査データが雪崩事故防止へとつながることをただ祈るばかり。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。