今日は昼頃から午後に掛けて、猛烈な雨に見舞われたが、夕方にはおさまり、
ムシムシ、ジトジトになっている。早速 扇風機の出番、
夕食前の手持ち無沙汰な時間、またまた、古いレコード盤等を引っ張り出して、聴いているところだ。そのほとんどは、40年、50年以上前、若い頃に、どこで、どうして、入手したのか等も記憶に無くなっている代物だが、CD時代到来時にも廃棄処分することが出来ず、ダンボール箱に詰め込んで保管していたもので、つい最近になってから、懐かしがって引っ張り出して聴いているものだ。
LPレコード盤、ドーナッツ盤に挟まって、指折り数える程のソノシートまでもが、後生大事に残っているから、我ながら呆れ果てるというもの。貧乏学生の頃、薄給だった独身時代、レコード盤等は高い買い物、おいそれとは買えず、ソノシートを入手し、聴いていた時期が有ったような気がする。
今日、引っ張り出したソノシートは 4枚組の「感傷のブルース」(日本の楽団演奏)。
ジャケット裏表紙には 「みんなの愛しているすべての音楽、堂々結集!、この曲目、この廉価!、ついに完成した決定版!、世界最初の立体音響ステレオ全集、20センチ大型盤シート4枚」(定価 820円)・・・等と 印刷されており、当時は売れていたのかも知れない。
平成、令和世代からは 「ソノシート? 何それ?」と言われてしまいそうだが、そんな時代も有ったということ。隔世の感有りだ。
「白い渚のブルース」、「白い夜霧のブルース」、「黒い傷あとのブルース」、「青い灯影のブルース」、「真夜中のブルース」、「脱走のブルース」、「夜のブルース」、「星空のブルース」、「グリスビーのブルース」・・・・お馴染みの曲ばかりで、若い頃の一時期、ブルース調の音楽にハマっていたことも有り、入手したようだ。
その中の1曲、「白い渚のブルース(Stranger on the Shore)」、
今更になってネットで調べてみると
「白い渚のブルース」は、1960年代初期、イギリスのジャズ クラリネット奏者、アッカー・ビルク(Acker Bilk)が作曲、演奏した楽曲で、元々は ビルクの子供の名前「Jenny」という曲名だったのだという。たまたま、BBCテレビの「Stranger on the Shore」という番組のテーマ曲となったことから、改題されたようだ。その後 アンディー・ウイリアム等数多の歌手や、ビリー・ヴォーン、フランク・チャックフィールド等数多の楽団にカヴァーされ、ポップスのスタンダード・ナンバーとなっている。
アッカー・ビルク演奏の「白い渚のブルース」 (YouTubeから共有)
ドーナッツ盤、ビリー・ヴォーン、ブルース・ベスト4
「白い夜霧のブルース」、「星空のブルース」、「白い渚のブルース」、「面影のブルース」
ビリー・ヴォーン楽団演奏の「白い渚のブルース」 (YouTubeから共有)