昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し(ブログ カテゴリー)「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。
懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景 「リアカー」
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。
No.67 「かせる」
人に、物やお金を「貸す」ことを、「かせる(貸せる)」と、言ったり、聞いたりしていたような気がする。
例えば
「オマン コノホン ヨミタキャ カセルソイ モッテイキナイ」
(あなた この本 読みたければ 貸しますから 持って行きなさい)
「コナイダ カセタ 100エン ナシテクンナイ」
(このあいだ貸した 100円 返して下さい)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます