昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し、ブログ・カテゴリー「懐かしい故郷の方言」に、書き留め置くことにしている。
当時の北陸の山村の実家の近くの風景
村落で自動車を保有している家等無かった時代、
当然、現在のような除雪車両等無く、
根雪になると、雪解け時期までは、雪上をかんじきで踏み固めた一本道を
長靴でズブズブ埋まりながら往来、登校したものだった。
No.84 「こわっぽい」
「少し硬い」といった意味合いで使ったり、聞いていたような気がする。
例えば
「キョウノゴハン チョットコワッポカッタカイネ」
(今日のご飯、少し硬かったでしょうか)
「キョウトッタコマツナ コワッポイケン タベテクンナイ」
(今日採れた小松菜、少し硬いですが、食べて下さい)
ありますねぇ。そういう言葉。
私も方言は喋れませんが
両親が北海道なので、
単語のところどころに方言が混じってたらしく、
小学生の頃、作文で『鮭』を『シャケ』と書いて、全部『サケ』と赤で訂正されて戻ってきたのを今でも覚えています。
当時はナニが間違ってるのか
解らなかったですね~
正しいかどうかは別にして、懐かしいものですね。
コメントいただき有難うございます。