昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し、ブログ・カテゴリー「懐かしい故郷の方言」に、書き留め置くことにしている。
No.85 「おまいちゃ」
「お前達」「君達」等といった意味合いで、友達や仲間等、少しくだけた場合に使ったり、聞いていたような気がする。目上のの人等、丁寧に言う場合は、「あなた方」という意味合いの「おまんた」があり、使い分けしていたのかも知れない。
例えば
「オマイチャ ハヨイカント、チコクスルゼネ」
(お前達、早く行かないと 遅刻してしまいますよ)
「オマイチャモ ツイテコイヤ」
(君達も、ついてきなさい)
振り返り記事
ふっと思い出した故郷の言葉 No.50 「おまんた」
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