これまでやたら撮ってきた写真は、構わず外付けHDに放り込んで有るが、かなり大量に溜まってきている。時々は、その気になって、不要無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理を進めているところだが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまうことがしょっちゅうで、そんな古い写真を引っ張り出しては、ブログネタにしている次第.。
昆虫にも超疎い爺さん、ブログを始めた頃までは、道端、空き地、畑地、川原、山野等で昆虫を見掛けても、まるで関心も興味も無しで、名前も知らず、分からず、覚えられずで、ほとんど珍紛漢紛だった気がする。数多のブログを拝見するようになってから、その無知ぶりを痛感、初めて、昆虫の名を知ろうという気になったものだったが、教えてもらっても、自分で調べても そのそばから忘れてしまう老脳、出来る限り、写真を撮ってきて、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的昆虫図鑑」に書き込むことで、まだまだほんの僅かだが、分かる昆虫が増えてきたように実感している。昆虫に詳しい人からは、「なーんだ、そんな昆虫も知らなかったの?」と笑われそうだが、爺さんにとっては、新情報、新知識、後日、また忘れてしまった時等に、確認したりするのに役に立つ存在になっている。昆虫の名を調べたり、知ったところで、ナンボになる分けでも無しだが、脳トレ、ボケ防止の一助になるかも知れない等と、勝手に思い込みながら・・・。
4年前に、畑地で撮った昆虫の写真が有った。子供の頃から、馴染んでいる「コオロギ」であり、珍しくもない昆虫ではあるが、正式には?、「エンマコオロギ」と呼ばれるコウロギであることが分かった。
9月初旬の当地、日中の気温は、まだまだ、30℃を超える日が続いているが、朝夕等は、すっかり秋の気配が強くなり、賑やかな虫の鳴き声が、より一層、秋を感じさせている。
中でも、一番、賑やかに聞こえて来るのは、コウロギの大合唱?ではないかと思う。
至るところで、鳴いている感じである。
4年前、2020年9月21日に、畑地で撮っていた「エンマコオロギ」
エンマコオロギ(閻魔蟋蟀)
バッタ目、コオロギ科、
和名「閻魔蟋蟀」は、複眼の周りに有る黒い模様と眉のような淡褐色の帯が、
閻魔の憤怒面を想わせることに由来している。
分布 北海道北部、南西諸島を除く、日本全国、
日本に生息する昆虫の中で、最も身近な昆虫の一つ。
形態 成虫の体長は、26mm~32mm
日本国内で生息するコオロギでは、最大種。
体色、背面は、黒褐色、腹面は、淡褐色、体側や前翅は、赤味を帯びている、
生態 主に、昼間は、草木の茂みや枯れ草、資材等の陰に潜んでおり、夜になると
周辺を徘徊、灯火にも飛来、オスの成虫は、前翅を立てて擦り合わせて、
「コロコロリー」「キリリリリー」「ヒヒヒヒヨヒヨヒヨ-」等と聞こえる鳴き声を
出す。
食性は、植物、小動物の死骸等、雑食。
天敵は、野鳥、カエル、カマキリ等、
成虫がよく見られる季節は、7月頃~10月頃
「エンマコオロギの鳴き声」 (YouTubeから共有)