空き地や畦道付近で黄色い花をいっぱい咲かせ勢いが良い『セイタカアワダチソウ』。
"急冷"から一転、風は冷たいが秋晴れになった18日。そんな中で黄色い草、『セイタカアワダチソウ』が映える。
北米原産で、昭和の年代(40年〜50年はじめごろだったと思う)に大繁殖し、当時は花粉アレルギーの元凶であるなどと言われた。が、その後、花粉アレルギーを発生するのではないということが判明した。
しかし風評はなかなか改められてはいないようで、令和の年代になっても、あまり好まれている植物とは言えないようだ。
秋虫の声を楽しもうと細い裏道を入り、住宅地の一角にある空き地を訪ねてみた。
セイタカアワダチソウがススキの横で幅をきかせ、元気に黄色の花をつけていた。セイタカアワダチソウがススキの領域を凌駕しているとの説も以前に聞いたことがある。
晩夏から初秋にかけてそれは賑やかに鳴き続けていたスズムシの声がほとんど聞こえてこない。草むらから聞こえて来るのはコオロギ数匹の鳴き声。(昼下がりだから少ないとは思うけれど・・・)
空き地の雑草が刈り取られ、秋虫も棲み処を奪われてしまったからだろうか?それとも急にこの秋の天命を全うしたのだろうか・・・。