とにかくどこでも元気に生長する。どこでも見かけるのであまり気にしてはいなかった。が、名前を知らなかったので、この際調べてみる事にした。
この木の名前は『ヨウシュヤマゴボウ』
北米原産の帰化植物、山でも野原(空地を含む)庭や花壇の植え込み、アスファルトの割れ目などから芽を出し、とにかく力強く生育している。小さいものから大きく生育した姿をあちらこちらで目にするが、逞しさは尋常ではない。
ゴボウのように地中の中で根がはびこっていて、地上に出ている部分を切り取っても根元から枝分かれして横幅が大きい株になっている。木の高さも小さいものはまぁかわいいと思うが、人間様と同じかそれ以上の高さになるのは当たり前のようだ。
私がよく見かけるのは川の中や川沿い。
ゴボウの仲間ではないが根が長いことからこの名前がついたと言われているという。
夏になると濃いピンク色の枝先に、小さな花を咲かせ、秋になると小さいブドウのような房の果実をつける。色は黒だが実の中からは赤紫の果汁が出てくる。
秋まで白い花を咲かせ、その後黒い実が付く。私は実が付いてもあまり気にしていなかった。
ただ、この木は毒性を持っていて、取り扱いに用心をする必要がある。詳しくはネットで調べて対応してほしい。
※LOVEGREEN 植物図鑑 HPを参考にさせていただきました。ありがとうございました。