GWが近くなると、あちこちのミカン畑の木々が白い花でお化粧を施し、柑橘の香りを周辺一帯に漂わせて、なんとも心地良い。
最初は1㎝に満たない小さな丸いつぼみなのだが数日でタチバナの花に変わっていく。この花に変わると香りも強くなってくる。・・・それが毎年GWの歳時記なのだ。
たしか、先月(3月)末ごろにブログアップしたカラタチの木の話、実はカラタチの木は柑橘類の"親の親"で、一足早く白い花をいっぱい咲かせる。
花が咲くのが早いというのは、実を付けるのも一足早い。
トゲがいっぱい付いていてなかなか近くで撮るのが怖いが、カラタチの実を撮って来たのでご覧いただきたい。
広い農地でカラタチの木は1本しか植えられていない。そもそもが生け垣に使われていた木が歴史を辿れば、この木が沢山の種類の柑橘の親になっているはずで、紅まどんな、姫まどんな、せとか、かんぺい(甘平)といった新品種に繫がっていると思うと、驚きだ。
GWの期間中に愛媛を訪れる方々、ミカンの白い花の香りをいっぱい吸って、この話を思い出してみてくださいねっ💛