やはり世界一はすごい。
女子ワールドカップで優勝したなでしこJAPANの効果が全国各地で大いに出ている。
きのう、神戸で行われたなでしこリーグの試合には観客1万8,000人というこれまでの観客動員数の記録を塗り替える多くの人が神戸のホームズスタジアムに集まった。壮観だった。
その他の会場でも、なでしこJAPANの選手が出場するとあって、これまでの観客動員数をはるかに上回る観衆が詰めかけた。
その昔、Jリーグが始まった頃、余程の試合でないと観客はスタジアムに集まらなかったが、ナショナルチームのゲームに比べるとまだまだだが、サッカーファンが増え、観客動員数は良くなって来ている。
また、首都圏に高校サッカーが移った年、国立競技場のスタンドには決して多い観客だとは思わなかったが、ここ数年はどんどん増えているようだ。
世界のスポーツ“サッカー”は、観客、プレイヤーともに増え、サッカー後進国だった日本は、女子W杯優勝で勢いが大いについた。
プレイヤーが、ぽつりと呟いた。「観客が多いとやる気が出てくる・・・」
大観衆の前のプレイと空席が目立つときのプレイを比べると、それは前者の方が好プレイが多い。
そして、選手もどんどん成長していく。
なでしこJAPANが世界一になったのをきっかけに、日本サッカーがどんどん発展し、なでしこに続いてくれることを願ってやまない。
そういった意味で、多くの国民にさわやかな感動と明るい希望を与えてくれたわけだから、国民栄誉賞授与は当然のことと思うし、早く彼女やコーチ、監督にプレゼントするべきだ。
あまり遅くなると、熱が醒めるような気がする。