神無月20日の昼間も晴天、長閑な秋晴れの1日だった。
歯医者の帰りに、ゆったりとした気分で自宅周辺を散策した。
昼休みなしで稲刈りをしている風景に出会った。他の田圃はほとんどが収穫が終わっている中で、ここの田だけが残っていた。
水稲の種類はいろいろあり、収穫(稲刈り)の時期は品種によって早かったり遅かったり。
緑の小さな苗が半年ほどで黄金色になって稲穂を垂れ、収穫の秋を迎えたわけだ。
稲刈り機コンバインを使って、あっという間に1枚の田圃の稲刈りが終了した。県内の稲の生育は台風の影響もなく、新品種の"ひめの凜"は美味しいと評判だ。既に早期米は市場に出ている。ここの田のコメもまもなくだろう。おいしい新米の季節だ。
1か月前までは午後6時ごろまでは明るく、夕方の散策でいろいろな植物の観察が出来ていたが、今の時期は"秋の釣瓶落とし"だ。あっという間に日が沈み、辺りが暗くなってしまう。
だけど、星いっぱいの秋の空が迎えてくれる。昨日もそうだったが、寒さに負けないよう少々暖かくして夕食前の1時間ほど、LEDライトの照明を点灯しやや急ぎ足で帰宅を急いだ。