古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

河童が覗いたヨーロッパ  妹尾河童

2020-12-17 09:25:56 | 本の紹介

新潮文庫     1971年

 

妹尾氏の手書きのヨーロッパ記。といっても、独特

 

な視点で、鉄道とホテルから見たヨーロッパ、アメ

 

リカという感じ。

 

サグラダ・ファミリアもまだ、だいぶ途中な感じ。71

 

年だから、この本を今に活かそうとしてもムダであろう。

 

なんというか歴史書という感じか。いや、違うか。

 

カラーテレビがあるってよろこんでいる時代だもんなあ。

 

文字は河童が覗いたインドより、拙く、このあと、91

 

年の20年後には、もっとうまくなっている。

 

一年で歩いた国は22か国。税金を使っていったというが、

 

節約もしているし、河童氏はちゃんとしている。それに、

 

なんにでも興味を示し、アタックしていくらしい。み

 

ならいたいものである。

 

絵をつらつらと眺めていたら、読み終わってしまった。

 

手書きの拙い字が、手紙を読んでいるみたいな気分にさせ、

 

とてもよいのではないか……合掌。

 


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