ようやっと、出演団体が決まった。一挙に出場チームが増えて、なんと8チーム!!こりゃ賑やかになるぞ。
予定していた地域起こし協力隊チームが仕事が入って、キャンセル、頼みの綱の高校演劇部も地区大会直後ということで、難色を示されて、一時は菜の花座だけの上演か?となれば、町からの補助は返上しなくちゃならん、場合によっては中止ってことも考えねば、という超危機的状態が、高校地区大会が終了して、一気に賑やか開催の見通しが開けた。
高畠高校演劇部、初出場!置農演劇部も4チーム出したいとの意欲的な姿勢!これに菜の花座3チームを加え、計8本のコントが上演されることになった。高校生が多く加わったことで、レベルの高いコントで競い合うという当初の目的からはやや外れることになったけど、コントを愛する者たちのお祭り、さらには、コント研修会の意味合いが濃くなって、これはこれで大いに結構だ。
開催そのものが危ぶまれたこともあって、チケット販売には今ひとつ乗り切れなかったが、これで吹っ切れた。残り数日しかないが、精一杯人集めに励もう。菜の花座の団員たちにも同じようにハッパをかけた。せめて100人くらい入ってもらわないとね。
講師として来てもらう吉高さんにも顔向けできる。わざわざ東京から来てもらうのに、出演は菜の花座だけ、観客はちらほら、なんてことじゃいくらなんでも申し訳ないからね。コント作りのこつも聞きながら、各チームのコントへの講評や、若い人たちがコントを作るノウハウなんかも丁寧に教えてもらえるといいな。この大会で意欲高めた高校生たちが、自分たちでコント書いて演じるようになったら素晴らしい。すでに高畠高校の出し物は自作コントなわけだけれども。
今回は参加がなかったが、米沢中央高校演劇部にも来年はぜひ出てもらって、高校生と大人がコントで交流する、そんな大会になるのもいいかもしれない。若者たちにコントの魅力、コントの可能性を広がってそれが演劇部の活性化に繋がるなら願ってもないことだ。米沢東高が放送文化部へと撤退し、九里学園もとうとう部員ゼロ、聞けば、米沢中央も部員急減に危機感を募らせている。置賜地区高校演劇は危機的状況だ。いや、高校演劇だけのことじゃない。アマチュアだって、菜の花座を除けば、団員は減り、公演回数も少なくなつつある。
このヤバヤバの現状からV字回復のきっかけを掴むのに、コントはきっと力になる。世の中お笑いブームなんだ。演劇の側からそこを突いていくのが常道ってもんだろう。菜の花座の三つのチームもなかなか気合いが入って、面白い仕上がりになってきた。高校生のはちきれ爆笑コント、シニア+αの突き抜け演技、どちらもたっぷり楽しんで、500円は安い!お待ちしてますよ。
開演は13日(日)13:30 開場:13:00
会場はフレンドリープラザロビー特設ステージ