ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

お見事!ガーミン 神対応!

2016-10-28 14:24:38 | ランニング

  1週間後だからねぇ、水戸黄門漫遊フルマラソン。せめてもう1回、ちょっと長め、ちょっと軽めの距離を走っておこうか、ってね、米沢の入り口まで15キロほど走ってた。よしよし、あとはジムで足慣らし調整、これで本番行ける。ガーミンも順調に動いてくれて記録も採れた。ほんじゃ、次回に備えて充電しとこうか、とPCに繋いでみたら、ありゃ、うんともすんともいわん。

  おいおい、またかよ?接続端子が汚れたか?そんな汗かいてもいないけどなぁ。まっ、接点クリーナー吹きかけてしばらくおけば、復活するだろ、ゆとりゆとり。で、1時間経って、接点きれいにふき取って、接続、なに?接続不能のまま。ど、どうした?そんなに汚れたって言うのか?そんなら、綿棒で丁寧に拭いてやろうか。どうだ?

 ダメか!その後もネットを参考にいろんな方法を試してみたが、ことごとくダメ。なんか、横から覗いてみると、4本ある端子の1本がへこんでる、みたい。もしかして、これが原因じゃぁ?それならつながらないわけだ。仕方ない、月曜日まで待って、ガーミンの販売代理店「iiyo.net」に電話で相談するしかないな。修理に出すってことになれば、まず数週間はかかるだろう。1週間後の水戸マラソンは時計なしで走るしかない。ああ、もう、何のために買ったんだよ。

 月曜10時、受付時間を待ちかねて、電話。症状を説明して、見かけの不具合についても伝えた。こちらに送ってくださいとの返答、まあそりゃそうだ、見てみないことにゃね。修理となると1か月は・・・うおーーーっ、やっぱり!未練がましく、次の日曜日レースなんだけど、なんて泣きついてみた。どうせ、それ、無理!って冷たく言い放たれるだろうな、って覚悟しながら。だいたいこういうIT製品のご相談窓口って冷たいもんね。まっ、言ってみただけ、ダメですよね。

 今日すぐに送り返せますか?って意外な答え。えっ、も、も、もちろん今すぐにでも送れます、と僕。少々お待ちください。はい、はい、いくらだって待ちますよ、色よいご返事いただけるなら。同じ製品の在庫がありましたから、明日届けば、こちらで手続きして、翌々日には発送できますから、金曜日にはお届けできると思います、ってほ、ほ、本当かよ!

 たしかに、買って1か月程度だから、サービス期間内じゃある。でも、修理の見込みとか、使用者の責任とか、審査せずに新品送るって、そんなこと、あるのか?喜びと驚きと不安の中で、電話を切り、慌てふためいて荷造りして返送した。

 いやぁぁ、もし本当に金曜までに新品と交換してくれれば、大会に間に合う。フルマラソンを時計なしで走るなんて心細い思いをしないで済む。でも、本当かな?金取るんじゃないのか?やっぱり修理です、とか?

 そして、昨日。届いたんだよ、ガーミンGPS新品が。それも無料交換ってことで。添え状には、故障は見つからないが、特別無償交換します、だって。

 凄いねぇ。さすが、ランニングやバイク用のGPSガーミン扱ってる会社だ。使う人の心がよくわかってる。大会にきちっと間に合わせてくれて、しかも無償!対応してくれた受付担当者も本気で親身になって対策考えてくれたってことだ。こういう体験って初めてだ。いつだって、木で鼻を括ったような対応しかしてくれないもの、こういう窓口じゃ。中には、こちらの無知をあからさまに小ばかにするような態度にだって出会ったことがある。そんななかで、こっちの切ない気持ち感じ取って間に合わせてくれた。こういうのが、今流行りの、神対応!っていうんだと思う。

 ありがとうガーミン!ありがとうiiyo.net!さっ、それじゃ新品のガーミン腕に水戸に出発だぁぁぁぁ!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

えっ!あの虫食いキャベツが!!

2016-10-28 09:05:44 | 農業

 今年初めて神さんから、畑の耕作権を譲り受けて、上手く行ったことも多かったけど、失敗も少なくなかったなぁ。ささげ類はまるでダメだったし、タマネギの苗作りも完敗、悔しいけど購入苗を植えてしのいだ。中でも悔いが残るのは、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーのアブラナ科トリオだ。

 春作じゃぁ、せっかく順調に育って結球の直前までたどり着いていたのに、もういいだろ、と防虫ネットを外したのが運の尽き、あっという間に蝶々や夜盗蛾の襲撃に会い、穴だらけになってしまった。これはしたり、秋作はぬかるもかんかい、と、タネを播いたが、発芽直後たった1日、ネットの端がめくれていたために、虫どもが侵入、毎日青虫退治に明け暮れた。それでもなんとか苗が仕上がって、畑に移植、ネットを被せて、これで安心。夏場さえ過ごせば、秋には蝶も飛ばなくなるさ、それまでの辛抱だ。そこまではどうにか起死回生の経過をたどっていた。が、間が差したっていうか、甘く見たっていうか、秋口、涼しくなって、蝶々飛んでないし、もう、蝶々の季節は終わりだよな、窮屈なネット外してやろうな。

 ああ!この浅はかさ!この無知!この経験不足!蝶々にも端境期?成長の合間ってもんがあったんだ。

 ネット外して1週間、一時、途絶えたかに見えた蝶々が、猛然と飛び交い始めたのだ。春作のキャベツ類を片付けずに放置したのが致命傷だった。産み付けられた卵がここにきて一気に羽化して飛び立ったんだ。ああ、もうまったく、片づけ嫌いのツケが手ひどい形で回って来た。

 雪のように畑を覆う蝶々は次々に産卵、最初のうちは、必死になって卵退治、青虫つぶしに熱中していたが、多勢に無勢、虫取り作業の非生産性に嫌気がさし、ついにギブアップ!例年にない暖かさ、なんと10月半ばでも蝶はひらひら!もう、いい加減にせい!今年は、諦める。これは来年への大切な教訓としよう、アブラナ科トリオの畑には極力近づかず、傍を通っても敢えて目をつぶってやり過ごしてきた。だって、穴あきを通り越して、葉脈だけ残ったレース状だもの。酷くて目も当てられない。

 で、昨日、隣りに植えてある春菊を取りに行って、何気なく見たら、

 ええーっ!キャベツ、結球してるぅぅぅ???あんなに痛めつけられたのに。信じられない!ほら、周囲の葉っぱはレースなんだよ。どう見たって、光合成できる余地はない。小さな結球にも青虫、夜盗虫が食い込んで、好き放題食い散らしていたのに。丸まってるよ!キャベツだよ、間違いなく。比較的被害の少なかったブロッコリーなんかお見事、美味しそう!カリフラワーもしっかり花が包まれている。

 強いもんだ!作物の育つ力。逞しいもんだ、生命力!なんとしても子孫を残したいと必死で光合成したんだろうね。まっ、中には虫がまだ眠っているんだろうけど、そんなこたぁ気にしない。虫も糞も取り除いてありがたくいただくことにしよう。これで、越冬野菜、ちょっとだけ手に入った。あとは、白菜なんだけど、・・・これがまた、ねぇぇぇぇぇ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする