ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

長井マラソンハーフ、2時間切り、よしよし。

2016-10-16 13:10:56 | ランニング

 今年は参加者増えたので、早めの登録を!って事前連絡だったから、おっ、良かったねぇ、大会の良さ浸透してるんだねぇ、って期待して乗り込んだけど、残念、例年ちょっと足し程度だった。特にハーフは、去年たしか米沢との関係でなかった所為か、100人ちょいとういう寂しさ。ハーフにエントリーしたもんとしちゃ、いたく肩身の狭い思いをした。選手控室でも、周囲はほとんどフル出場の黄色のゼッケン。ハーフの緑なんてちらっほらっ!なんか、おめえ、ハーフかよ、なんて蔑みの目で見られている感じしきり。2週間後に水戸でフル走るから、今日はその調整、だから、ハーフでいいの!なんて、心の中で精一杯胸を張って抗弁。だれもそんなこと気にしちゃいないのにね。

 このレースの面白いとこ、フルとハーフが同時スタートでしかもコースが同じってこと。ハーフは少人数なのでばらけてしまって競い合うことも少なかったが、フルの人たちとは仲良く?って勝手に思い込みながら走れた。ハーフ2時間切りが目標、となるとフルだと4時間切りを狙うサブフォーランナーと同じペースってこと。なるほどなるほど、こんな速さで42.195キロ走り続けるのか、サブフォー目指してる人は、偉い!心から尊敬した。コースはほぼ同じコースをハーフは1周、フルは2周。こっちはもうすぐ終わるのに、隣り走ってる人たちはさらに2時間走り続けるんだよ、ほんとお疲れ様、だ。頑張って!と声援送りつつ、こっちはお先にゴールした。

 さて、今回も練習不足。何度も同じ言い訳するけど、農繁期だしねぇ、台本追い込み時だしねぇ、とても満足いくトレーニングはできなかった。高畠でハーフ走った後、外ランは14キロと12キロが1回ずつという物足りなさ。仕方ない、目標は低く設定、3年前初めて走ったハーフの記録、2時間3分44秒を切れば許そうとかなり弱きの思惑。まっ、水戸のフルマラソンを完走するためのトレーニングって位置づけて、タイムも順位も問わない、ゆとりを持って走り切ろう、それを心がけた。

 予報は快晴、温度も20度を超すってことで、これは暑さとの戦いかと覚悟して臨んだら、ほらほら置賜の秋特有の深い霧、気温は12度と絶好のコンディションだった。農作業の時なら、早く晴れてくれって願う霧だけど、今日ばかりは、ずっとこのまま置賜盆地を覆っていてね、ってお願いしながら走った。願いが届いたのか、12キロ過ぎまで霧の中のレース。これはラッキー、とても楽に走れた。でも、そこからさらに30キロ近く走るフルのランナーには過酷な日差しになるよなぁ、ご苦労様、頑張って、この点でも心で声援を送った。

 最初は渋滞でペースが上がらなかったが、1キロ過ぎたころからマイペースで走れた。なんか、足が軽い。10キロ過ぎの長い登りもあまりペースを落とさず駆け上がれたし、そこからの下りはホイホイとペースが上がった。ラスト6キロ、いつもならがくんと落ちるところも、頑張り通せて、タイムは1時間58分19秒で2時間切り(5分32秒/キロのペース)、しかもゆとりあり、大いに満足する結果となった。順位は出走者が少ないからあまり参考にはならないが、ハーフ男子全体で47位/110人、60歳以上の部14位/25人。シニアの実力驚くべし!

 おっと不満が一つ!距離数、21.1キロを300メートル以上も走らされた。こちらのGPSウオッチもそうだし、何より大会事務局が設置したキロ表示から言っても間違いなく距離オーバー、多分フルのゴールに合わせたからそんな投げやりなコース設定になったんだろうけど、あと500メートル、あと300と、必死で走ってるランナーにとっちゃ、さらに300は酷だよ。それに記録だって他の大会と比較できない。これはなんとかして欲しいもんだ。

 なんか、体がマラソン向きにちっょぴり改造されてきてるのかなぁ、疲れもさほどなく、控室でへたり込むことなく、そそくさと着替えをして車運転、帰宅した。で、今、このブログを書き終えるわけだが、ただ今13時55分。もしフル走ってれば、今ちょうど喘ぎつつゴールに倒れ込んでる頃だ。いやぁ、フルって本当に並じゃない。で、それを走れる自分の力に静かに満足を覚えるんだよ。って、おいおい、水戸はまだどうなるかわからんぞ!

 

コメント
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