ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

さっ、いつでもいらっしゃい!寒気団

2016-10-07 08:30:53 | 暮らし

 いつまでもダラダラ暖かいと思っていたら、台風通過でぐっと冷え込んできた。そうだよな、もう10月も半ばに近づきつつあるんだもの。

 さすがに雪が降るのは11月だけど、最低気温10℃以下なんて日々もすぐそこに迫っている。今朝だって12℃だったし。部屋の中でじっと本なんか読んでると、足元から寒さがゾクゾク、慌ててひざ掛けなんか取り出した。こりゃ、そろそろ準備しておかなくっちゃね、冬の備え。

 まずは薪ストーブだ。寒くなったらいつでも焚けるよう、煙突掃除だ。昨冬半年分の煤がそのままほったらかしになっている。内壁にべたっとこびりついた煤を取り除かにゃならん。煙突が詰まるって言うと、知らぬ人は煙が通れないほどびっしり詰まってるとこ想像するだろうけど、そんななったら薪どころか、紙だって燃えない。せいぜい壁に1センチ程度へばりついているに過ぎない。煙は通るには通る、でも、ぐっと流れは悪くなる。火の勢いも弱まる。この内壁数ミリの煤を取り除く。

 我が家の場合、一階居間にあるストーブから煙突はすぐ上の寝室を通り抜け屋根を突き抜ける構造になっている。そのおかげで、寝室は完全暖房器具。念のため置いてある石油ストーブももう数年間未使用のままだ。邪魔なこと、邪魔なこと。なんとなく惰性で居座り続けている。

 煙突の掃除口は、この寝室にある。

 屋根の上から1階のストーブまででは相当の長さになるから、この中間地点で煙突ブラシが差し込める構造になっているのだ。この縦20センチ、横15センチほどの窓を開けて、そこから長い金属製の柄の付いた金ブラシを突っ込み、壁面にこびりついた煤をそぎ落とす。柄の長さ4メートルほど、天辺までは届かないが、煤が溜まる中間部分は十分にカバーできている。それより上については、長い棒で外側を叩いて落とす。そんなんで落ちんの?これが意外と効果的なんだ。腕まで中に差し込んで、ブラシを上下して煤をそぎ落とす。あらかたは煙突の最下部に落下するのだが、窓からも飛び出してくるので周囲は新聞紙を敷いて防御。

 今度は1階に戻って、ストーブ裏の煙突底部の蓋を取り除く。溜まりに溜まった煤が、ザザッーとこぼれ落ちる。その量、なんと広げた新聞紙に山なり一杯!目方にして5キロはある。

 これを新聞紙ごと引き出して、家の裏に廃棄。後は、半年間、つもりに積もったほこりや塵、くもの巣を掃き落として、本体、周囲を清掃。ほれぇ、見違えるように廉潔の姿に生まれ変わったじゃないか。

 そっ、これで冬の支度はOK!いつでも来い!だぜ、冬将軍。快適に過ごしてやるぜ。

 あっ、いかん、薪割まだだった。

コメント
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