ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

音が出ない!性懲りもなくジジイのDTMその⑤

2020-04-16 09:57:54 | 音楽

 キーボードも届いた!めでたくミニDTMスタジオ完成じゃい。だよな?これで取りあえず一通り揃ったよな?

 DAWソフト入れたろ、オーディオインタフェース経由でモニタースピーカーも繋いだ。文字小さくて読めんぞ、ってパソコンのモニターも新調した。ええい、ついでじゃでデスクトップも導入!いざっ!

 それぞれの機器を繋ぐのも一苦労、オーディオインタフェースからスピーカーへのラインなんて、製品に同梱されてたコードじゃダメで、大慌てで、米沢の家電量販店に走った。ネットで買えば半額以下だし、2日待ちゃ届くぜ、って自重の声も、今でしょ!今。もう、待ちきれない 、止められない!ケーズデンキなんかで置いてるか?フォーン⇔フォーンの接続コードなんて、と不安も押しやり、ともかく行ってみる。探してみる。おおっ!ご立派ケーズデンキ!よしっ繋がった。テレビ音声は出るようになった。今度は、キーボードの音を出す。

 音、出ない!はぁぁぁ?接続は指示のとおりだろ、電源はUSBでパソコンからだしぃぃぃ、なぜ、音が出ないんだよ!不良品に当たったか?

 待てよ、以前読んだDTM入門を引っ張り出す。そうか、このキーボードはそれだけじゃ音が出ない、って書いてある。電気信号をPCに送って、ソフトの力借りて音に変換するのか。だから、MIDIキーボード。MINIの間違いじゃなかった。どうりで、安いはずだよ、2万円弱で鍵盤楽器買えるわけないものな。それで、DAWソフトなんだ!と、ようやくDTMの基本に合点が行った。 

 DAWソフトCUBASEを立ち上げる。説明書とか一切ないからね、扱い方はすべてネット動画頼りだ。幾つもある入門編の一つ「CUBASEの使い方」てのも開く。あっち行きこっち行きして、プロジェクト作成画面にたどり着く。そうか、作曲はDTMじゃプロジェクトなんだ!なんか、音作りプロに一歩近づいた感じ。

 で、なんか、よくわからんが、トラックてのを開くんだな。そこで、インストルメント、なんだ、楽器ってことか?を選ぶ。な、な、なんじゃぁぁぁ?この画面は。

 何がなんださっぱりわからんぞ!ネット動画じゃ、左側がなんたらで、中央がかんたらで、右の欄があれこれ、って、言われてる意味、さっぱり分からん。それと、動画の解説に出てくる画面と違う。ああやって、こうやって、と書かれてているのだが、そのああれこれが見つからない。多すぎだぜ、クリックポイントが。しかも、直感的にわかるのは、消しゴムと鉛筆とハサミくらい。切り貼り細工の道具類だろ。それと、下の方に出てる▶と■、これは進行と停止だよな。

 上のタスクバーを開いてみても、プールとかキーエディターとかコードパッドとかループとか、スコアとか。いや、聞いたことはあるよ、ただ、ここで使われてるのとは意味違うよな、きっと。プール?泳ぐわけじゃないよな。輪っか作るわけでなし、楽譜?ああ、これはそのものずばりかも。

 お助け、お助け、おぼれちまうぜ!遠く浮かぶ救命具手繰り寄せるように、何度も何度も動画を見直して、さらには別の入門動画なんかも見比べて、わかった!やっと、わかった!何が?この動画の通りやったってダメだ!ってのがわかった。

 バージョンが違うんだぜ。動画の説明はバージョン7、こっちは最新版の10.5!そうか、途中の余計な操作が省かれてるんだ、バージョンアップして。

 と、いうことは、このHLION SONIC SEてのが楽器ってことで、ここから、好みの音色を選ぶってことなのね。途中経過全部取っ払って、最後の選択画面が出てるってことなんだ。なんだよ、ネット動画、最新版に合わせてくれよ。まったく!

 ベースとかピアノとかキーボードとか大雑把に選ぶ、そのラインナップが下に出てくるんだな。そこからこれぞ!ってやつを選らぶ。クリック!で、音が出る、出る、出る?出ない!

 なんだ、どうした?他にまだ操作が要るのか?スピーカーの電源、入ってるし。オーディオインタフェースのパロットランプも青く点灯してる。何故だ?どうしてだ?

 ここからまたもや動画巡りの小一時間!初っ端からこれかよ!出鼻挫いてそんなに嬉しいか?ああ、ダメか!今日も一日、無駄に過ごすのか!って、音出ないけりゃそれ以上前には進めないってことだから。くそっ、くそっ、くそっ!で、何気なく、マウスでダブルクリック!腹立ちまぎれにキーを叩く!

 おっ!出た!音出たぜぇぇぇぇ!

 そうか、何のこたぁない、ワンクリックじゃダメで、ダブルクリックで選択完了ってことだったんだ。そんなこと、旧バージョンの解説じゃ言ってないぜ。もう、まったく、まったく!

 でも、まず、出た、音が出た!キーボード叩いてそれが音になった。これは、まさしく、DTM最初の記念すべき一歩ってこどだぜ。

 そう、すべてはここから始まる!ジジイのDTMやっと、やっと、滑り出したぜ!

 

 

 

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