ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

畑あるからジジババ、元気!

2020-04-01 13:09:54 | 農業

 待ってたぜ、春!って、ないようなぁ感動。田んぼも畑も雪の名残もない、ってことは雪解けもない。あの雪の下から土や草たちが、おずおずと顔をあらわす懐かしさがない。いつの間にか冬終わってるし、どこからかわからんが春だ。

 世の中、コロナで騒がしいが、春ともなりゃ、体うずうず、気はそぞろ。種の準備しなくっちゃよ。

 駅前の小さなスーパー寄ってみて驚いた。あっちこっち、空いた棚だらけ!ど、どうした?この田舎でも買い占め騒動か?外出自粛が出てるわけじゃなし、農業地帯だ、食うものくらいなんかあんだろうに。動揺てのは伝染するもんなんだなぁ。塩水選用に塩が欲しかったのに、そこも空き棚、やれやれ、ずいぶん浮足立っているもんだぜぇ。と、なると、ジジババ、畑仕事どころじゃないか。

 安いイオン交換膜製法で作られた塩を求めて、「トマト」(農業資材屋さん)へ。ついでに種も買っていくか。

 駐車場乗入れて、おっとぉぉぉ!車多いぜぇ!さすがだな、ジジババ!コロナなんかに負けちゃいられねえよ!畑は待っちゃくれんからな。そうそう、思いは同じだ。畑は、密閉、密集、密会、おっと違った密接の三密とも無縁だものな。元気に農作業して、新鮮な野菜食べてりゃ、コロナなんて頭の上通過していくさ。そこがジジババの元気ってもんだぜ。

 塩買って、さて、種は何を蒔くかな?隣のバアサンコンビ、ジャガイモ買ってるけど、そりゃまだ早いだろ。かぼちゃもメロンも次回でいい。とりあえずは、菜っ葉ものか。キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ホウレンソウ、大根、それとソラマメ、な。去年、出来て気をよくしたものな。ついでに食い過ぎて、下痢もしたけど。

 小松菜、春菊は秋のやつが大量に残ってるから、パス。トマトは加工用と一緒にネットで注文したのが届いてる。そう、加工用トマトなんて作るやついないのさ、ここらじゃ。メーカーの委託で栽培する農家は、苗はメーカーから届くしな。そうだ、実取りのエンドウもネットショップでないと手に入らない。注文忘れてた。ちょぃ、しくじり。遅いかもしれんなぁ。

 と、抑えて、控えて8種類の購入。隣のバアサン、種、高くなったもなぁ!ってほんとほんと。それでも、自家菜園はやめられない。家族の食卓、ジジババの元気、こんな健康な暮らし、都会じゃ無理だよなぁ。コロナきっかけで、暮らし見つめ直してみんのもいいんじゃないか、どうだい?

 

 

コメント
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