借りてる町の施設、２週間使用禁止だってよ。そうか、そう来るか、だよな。コロナフリー５の一角から滑り落ちたもの、山形。それもお隣の米沢で感染者発生、となると町としても対応せざるを得ないだろうぜ。本拠地の生きがい交流館が使えない、となりゃ必然的に菜の花座の稽古も中断だ。うーん、辛い！４回分の稽古がつぶれるってことだからな。
さっそくラインでメンバーには連絡、しばらく稽古中止、その間、各自で台本の読み込み続けておいてよ、って。厳しいなぁ、６月半ばだからなぁ、公演。残り２カ月弱ってことになっちまう。まだ、２回ほど読んだだけなのに。すべてはこれからにかかってるのに。
でも、このコロナ騒動の中で、稽古に集まり続ける、てのも、ちょっと気が引ける部分もあったのさ。万が一、誰かがウィルス持ち込んだら、一網打尽、一気呵成、十把一絡げ、菜の花座クラスター発生間違いなしだもの。そんなことで注目浴びたくはないし、それより、団員の健康が何より心配だ。シニアも多いしね。残念！って思い半分、ホッとしてもいる。
なんかゆとりじゃないか。って、そうさ二の矢の持ち合わせがあるんでね。
８月初めのコント大会のためにホールとってあるんだ。これを中止して定期公演にあてればいい、こういう切り札があるからなんだ。１カ月半延ばせば、さすがのコロナ猛威も意気消沈かるだろ、そこで見てもらえば、演じる側も観客もゆっくり楽しめるってもんだぜ。幸い、会場キャンセルについて、こちらの負担は生じないって言ってもらえてるので、その点も気が楽だ。まずは、６月本番を目指して頑張るが、いざとなれば、８月本番！この２面作戦で行くとするかい。
ただし、それも中断が２週間でとどまった場合だ。もし、それ以上に延びるようなら、これはもう、８月に延期するしかない。なんか、その可能性の方が大きい気もしてきた。不安抱えて稽古続けるより、ここはじっくり様子見で、力を蓄えた方がいいのかもしれない。幸い、台本は渡ってることだしな。
って、ことで、２週間、菜の花座はそっと息をひそめるぜ。
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