ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

種まき、種まき、種まきだぁぁ!

2020-04-08 09:14:33 | 農業

 よしっ、ビニールハウスできた。ほらほら、種まきだよ、種まき!

 待ってたんだぜ、種も俺も。ほんとは3月中に播いておきたかったんだ、トマトもキャベツもブロッコリーもカリフラワーも。キャベツ類なんて、もう苗が出回ってるからね。そいつはいくらなんでも早すぎだが、今播いて移植は5月、もう、蝶々も盛んに飛び回ってる頃だもの、遅いよな。トマトも加温して、4月初めには発芽、と行きたいところだが、そんな設備もない。いや、あったんだ。育苗用に1畳分の電熱保温マットを買ってあったんだが、神さんが片付けて以来、どこに行ったか行方不明、今さら再購入なんてばからしい。まっ、ハウスができてからでいいやってことで、今の種まき。

 去年使い尽くした堆肥、わずかな取り残しを掬いとって、そこに畑の土を混ぜ、さらに燻炭とボカシ。量は適当、長年の経験で、まっ、こんなもんだろ。よくよく攪拌したらポットに詰めていく。そう、今年はすべてポット播きにした。何故って、種が高いもの!とても苗箱に筋まきして、育ったら移植なんてしてられない。1ポットに2粒、過不足なく正確に播いていく。キャベツ類はやや多めなので、5~6粒。そうそう、それとソラマメ。これもポットで育てて移植する。去年初めて作って、思いがけず収穫できたし、ついでに食い過ぎて下痢までしたから、今年も欲出して一袋。

 ポットの土にたっぷり水やりしたら種播いて、上から覆土。篩使ってそっとふるい落とす。よしっ、これで、終わった。強い日差しにハウス内はすでに30度越えだ。夕方までそのままにして、日が陰りだしたら、育苗トンネルにビニールを掛けるとしよう。高温過ぎて種、焼いたこともあったしな。ハウス内の播きものは終わった。カボチャやメロンや里芋は、4月半ばころでいい。

 そうだ、もう一つ、早く、早く、早くぅぅぅぅ!って待ってるものがある。実取りのエンドウだ。これも早ければ早いほどいいんだが、つい、注文が遅れて今になってしまった。そう、実取りエンドウなんて、ネットでなくちゃ手に入らないんだ。ポットで確実に芽だししてもいいんだが、植え痛みが激しいので、畑に直播だ。堆肥はすでに播いてあるが、耕していない。取りあえず、エンドウの領分だけ、枯れ草を除け、置きっぱなしのネットやトンネルパイプをどかして、ストーブの灰と有機肥料を播いたら、管理機登場。ネットを引っかけないよう注意しつつ何度も行きつ戻りつして丁寧に耕耘した。昨年、1袋の内容量か少な過ぎて苦労したので、今年は10dl、って、何故か種はdlなんて昔の量目で売られてるんだよ。15メートルほどに、かなり密に播くことができた。うーん、これだと途中間引きせにゃならんかもな。

 と、半日仕事、念願の種まき作業、完了だぜ!まずは、一安心、次の気がかりは、うーん見たくもない!びっしり草に草に包囲されてる玉ねぎの救出だぁぁぁ!

コメント
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