ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

種まき準備、着々!

2020-04-15 10:33:35 | 農業

 うへっ、雪積もってる!とか、風、強すぎっ!なんてお天道様の気まぐれもあったりするが、そんなことに一喜一憂しちゃおれんさ。来週、イネのの種蒔き、って決めたから、一つ一つ、必要な準備はこなしていかんとね。

 何からやる?って別にどれ先に済ませたっていいんだが、早めがいいもの、直前で間に合うもの、まっ、適当に。ただ、お日様カンカンの中で、ハウス内作業てのは、ご容赦、ご勘弁だ。外は10度ちょいでも中は軽ぅ~く30度超えだから、ダイエットが必要な人にはお薦めサウナ作業だ。逆に、この春流行りの突風西風の日に戸外でウロチョロってのもいただけない。天気予報と相談しながら、その日その日の作業が決まる。

 一昨日は、晴天、そんじゃ、旧鶏舎内で、ボカシ肥えの計量、袋詰めと行こう。4か月近く掛けて、5回ほど切り返したボカシ、これなら、十分発酵終わって、幼苗の根にいたずらすることもない。育苗用の肥料にはこれを使う。有機肥料と米糠と土を混ぜたボカシ、切り返しのたんびに揉みほぐしてきたんだが、サラサラとはいかない。唐揚げくらいの塊がゴロゴロだ。こいつらをさらに細かくしながら、ふるい分けして粉状、せめて粒状くらいにして袋に詰める。

 左官屋さんの舟の上で、大きな篩を揺すって選別だ。ふるい分けたボカシはビニール袋に8キロずつ入れる。これが、土混ぜ機1回分15キロの土と混合するのにふさわしい量だ。去年のメモに従って、これを10袋。土混ぜは車庫で行うが、今は運ばない。この場で待機しててくれな。

 昨日は風の日、それじゃ、ハウスの中で快適に仕事に励もうか。耕運機で再度耕して、6か所に区分したプール内の均平作業だ。

 高低差があったり、でこぼこがあったりすると、苗箱を並べ水を張った後で、えらく苦労する。場所によって、水没する箱とまったく水が届かないところなんか出て、この補正がめちゃくちゃ大変なのだ。あんまりひどい時には、敷き詰めた苗箱をすべてどかし、水を排除して、均し作業のやり直し、なんてこともある。こりゃさすがにうんざりだぜ。誰だっ?こんないい加減なことしやがって。って、自分にむかっ腹を立てることになるから、ここは慎重に、丁寧に!っても、所詮手作業、目分量。あっち寄せれば、うーん、そこ足りない、こっち土動かしてぇぇ、どうもあっちゃ高けえよ、・・・。結局、こんなもんだっ!細かい調整は、箱並べてからっ!

 あと、残ってる仕事は、ただ今ハウス内で乾燥中の土の袋詰め、それから水に漬かってる種もみの芽出しと乾燥、それと、苗箱の取り出しと作業場の清掃、ふー、まだまだあるなぁ。でも大丈夫!コロナのお陰で、ジムも劇団稽古も中止になってる。時間はたっぷりある。焦らずさぼらずゆっくりと!

 一つ一つこなしていくだけだ。マラソンと同じ、一歩、さらに一歩・・・その先にゴールがある。ただ、違うのは、そこが、育苗、田植え、除草と超多忙のスタートだってことだぜ!

 

 

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