ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

畑仕事も得手不得手!

2021-09-23 13:14:45 | 畑仕事

 おっとぉぉぉ!キャベツの防虫ネット、剥がしてあるじゃないか。

 いいのか?まだ、早くはないか?ほれほれ蝶々も飛んでるぜ。この先、まだ暖かい日が続きそうだから、モンシロチョウ、まだまだ飛び交うぞ。去年も、結球し始めたから大丈夫って、外した後、さんざんに襲撃されて虫食いだらけになったじゃないか。

 たしかになぁ、すでに外葉は大きく広がり、狭いネットの中で無理やり肩すぼませているのは可哀そうだよな。

 それに、聞けば、ネットの中でヨトウムシの悪行がひどいってことなんだ。蝶々の青虫なら目にも付きやすいし、つぶし駆除も簡単だけど、ヨトウムシは土の中からご出勤の上、球の中の中まで食い入って行くから始末が悪い、今のうちに徹底的に叩かなきゃダメよ。それにはネット邪魔だし。ってことで、まっ、そう言われると、虫退治には及び腰のこちらとしちゃ、お任せするしかないな。まっ、去年も虫食いはあったけど、保存用には十分だったしな。

 畑の共同管理ってやつは、なかなか難しいんだよ。それぞれに流儀、判断、違いがあってね。得意、不得意ってのもある。虫取りは神さん苦にしないが、間引きは苦手だ。ってぇか、思い切りが足りない。適期を逃すし、手加減し過ぎる。せっかく育ってるのに、むしりとってしまうなんて!って、愛情が深すぎるんだ。虫は平気で殺すくせに。

 せっかくのニンジンも、このくらいでいいんじゃない?で、細っこいのを作ってしまう。大根も手首ほどのものがたくさん。これじゃすぐに萎びてしまい冬場の保存にゃ適さない。虫取りだとあれほどの集中、執念を見せる神さんだが、間引きの単調さには耐えられないんだそうだ。

 まっ、こっちだって、細かい仕事、単純作業が好きでも得意でもないんだが、ここで思い切らないと、結局、収穫時にがっかりするのは目に見えている。せっかくの畑作り、種まき、間引きなんて一連の作業が無駄になる、それは何としても我慢ならない。仕方ない、炎天下、地面に膝まづいて、出過ぎた芽を摘んで行く。昨日は菜っ葉類、カブ3種、赤、聖護院、コカブ、それと大根、ついでに神さんが播いた水菜を間引いた。今日は今日とて、タマネギ苗床の草取りと間引きに精出した。たった2畳ほど狭さに視線集中、指先こまめに1時間半かけて、取り終えた。

 追肥にボカシを播いて、水やりをして、さっ、大きく育ってくれよ、苗の仕上がりがすべて、それがタマネギだからな。

 

コメント
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