ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

機械は苦手だ!もう、チェーンソーめ!!

2016-10-26 08:46:36 | 暮らし

 米の脱穀が済んで、さあて、冬支度、急がなくっちゃ。雪、降って来るよぉぉぉ。あと1か月、薪作って、薪積み上げて、畑の作物収穫して、燻炭作って、ぼかし肥え仕込んで、便所の汲み取りして、雪囲いして、・・・ああ、もう、全然暇にならんなぁ。なんて泣き言並べるな!これが自分だ、選んだ道だ、なんて、なんか歌の歌詞にあったみたい?じゃ、何からやる?

 まずは薪作りだろ。もうストーブ焚いてるし、少しでも暖かいうちに割って、乾燥させないと、燻るだけでさっぱり暖ったかくなんねぇぇぇ!なんて悲惨な冬を迎えかねない。米のこき方が終わってから毎日薪作りに精出している。て言っても、午前中2、3時間限定。若かないからね、無理しない、無理しない。

 1週間ほど切り続けてきて、どうもチェーンソーの調子がおかしい。さっぱり木に食い込まない。途中で刃が空回りする。理由は簡単、刃の研ぎ方が悪い!2時間ほど切ったら丸やすりで刃を立てる、教科書通りやってるんだけどなぁ、切れ味最低。太い木など切ると、途中から切り口が湾曲していく。ああ、これこれ。右の刃と左の刃の研ぎ方が偏ってるからなんだ。わかっちゃいるんだけど、下手なんだよなぁ、研ぎ方。こまめに研げば研ぐほど、切れ味が鈍っていくって、いい加減にしてよ!

 チェーンまるごと替えちゃおか?それですべて解決、快適薪切りライフ!になる、のは間違いない。でもなぁ、まだ丁寧に使えば、使えそうだぞ、このチェーン。こんな減り具合で没にしたら、エコの神様に叱られそうだし、チェーンソー愛好家からは馬鹿にされそうだし、うーん、悩むなぁぁぁ。でもなぁ、このまま非効率的な作業続けてたら、目白押しの冬支度に手が回らんようになるぞ、それに、1本切るのに倍のガソリンとチェーンソーオイル使うってことは、エコでも経済的でもない。うん、そういうことだ。ここはさっさと諦めてチェーン交換だ。

 これまでも何度かやってるから、替え方はわかってる、はず、なんだけど、うーん、うまく行かんぞ。チェーンがガイドバーの溝にはまらない。おまけにチェーン勝手に絡まるし。そうか、ガイドバーを本体側まで戻してチェーン掛けるんだった。やってみるが、なかなか思うように行かぬ。チェーンって凄く頑固で勝手気ままなんだよ、スチール製だから。何度も何度も挑戦するも、チェーンとバーは仲違いしたまま。もう、いい加減にせえよ、おめえら!と怒り心頭。怒っちゃダメ、腹立てちゃダメ。苛立ち禁物。落ち着いて、なだめるように、やさしく声を掛けながら、繰り返すこと10数回、おっ、はまった!やれやれ、どういう加減なんだ?わからんが、ともかくはまった。外れぬようにチェーンの気分害さぬようにそっとカバーをしてボルトで固定。ぎりぎりの1歩手前で、チェーンの張りを調節するネジを回し、よっし、これにて落着!さっ、ばんばん切るぞ。

 エンジンかけ、1本切ったら、ありゃチェーンたるんでる。

 ぎちっと張ったつもりなのに。仕方ない、再度、ボルト緩めてネジ調節。再挑戦、今度は、締まり過ぎ、チェーンが回らない。もう、これだから、機械は嫌いだ!性が合わない!このトラブル、薪切りシーズンはじめにもあった。なのに、さっぱり上達していない。理解できていない。根っからの機会オンチってことなんだなぁ。まさか、こんな程度でムサシの修理カウンターに持ち込むなんてできないし、うーん、前回どうよう、何度か張って、緩めて、張って、緩めてを繰り返して、そのうち、機嫌も直るだろう、ってことで、昨日は作業中断。さっ、今日は、これから、どうかな、チェーンソー様、ご気分の方はいかがあらせられまするか???

 

 

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水戸黄門漫遊マラソン、事前学習の時間です!

2016-10-25 09:05:01 | ランニング

 せっかく水戸くんだりまで行くんだもの、走るだけで行って帰ってじゃもったいない。せめて前日は市内観光といこう。かと言って、名所、旧跡をのんべんだらりと見て回るてのはねえ、常に時間の使い方に意味を見出したい僕としちゃ、もったいない。もう一歩深くその地に踏み込んでやろうじゃないか。春の郡山10マイルレースじゃ、走り終わった後に安積開拓関係の資料館を2つほど回った。レース後の散策は結構きつくて、なんだか、もう一つマラソンレースやってるような忍耐強さが要求された。今回は、前日に歩き回るので、その点は大丈夫。

 高畠を朝一の福島行き鈍行に乗って、郡山で水郡線に乗り換えれば、昼過ぎには水戸、5時間の列車旅、近いもんだ。本も読めるゾ。それじゃなに読む?気楽に読める小説、それも持っていこう。でも、せっかく水戸だから、せっかく半日研修?もあるわけだし、水戸に因んた学習したらいいんじゃないか。そうか、水戸なぁ、水戸って言ったら、幕末の尊王攘夷運動、中でも天狗党だよな。藩内の過激派が筑波山で決起した攘夷決行運動、一時は急速に拡大したものの、反対派や幕府の執拗な討伐を受けて、転戦ていうか、撤退戦というかゲリラ活動ていうか、惨憺たる苦難の後に壊滅していった人たち。うる覚えの雑知識しかないけど、この際だ、この運動やそれにかかわった人たちの後ろ姿を探してみよう。

 で、買い込んだ事前学習本がこれ。

 吉村昭の『天狗騒乱』と山川菊栄の『覚書 幕末の水戸藩』。わずかに2冊で幕末の水戸の全容に迫れるなんて思っちゃいないけど、市内観光から歴史散歩程度には深めてくれるんじゃないかな。これ読んで、弘道館とか、天狗党の記念館とか行けば、また、感慨もひとしおってことだよ。おお、そうか、ここに幕府の天狗党討伐軍の本陣が置かれたのか、うん、なるほどなるほど!て具合にね。てことで、先日から『天狗騒乱』を読み始めている。

 これまで漠然と、時代を見通せなかった過激な跳ね上がり、なんてちょっと見下してたところあったけど、吉村昭の精緻な事実描写に引きずらて行くと、そんな甘っちょろいまとめですませられないものが多々あるってことがわかった。例えば、栃木町の焼き討ち強奪で天狗党の悪名を一気に世間に知らしめてしまった、田中げん蔵(げんの字難しい)率いるざんぎり隊にしても、ほとんどが20歳前後の若者で、なんか生き生きと飛び回ってるんだなぁ。そうあの時代の怒れる若者たち、今なら族のあんちゃんたちって感じで、暴力全開の彼らだったから、結局は300名ほどの隊員すべてが討ち取られたり、獄死したりするんだけど、人間の生き様としちゃ、どこか惹かれるところがあったり、ね。かと思えば、図らずも賊軍の将に祭り上げられて、挙句の果ては、藩内の老獪な門閥派に騙し討ちされる松平頼徳の苦境なんて、壮絶な人間ドラマを見る心地がする。

 へえーとかほおーとか、初めて知る事柄に圧倒されているんだが、中でも、農民たちが結構活躍してるってことには驚いた。天狗党にも馳せ参じているし、自分たちで自警団組織して村を守ったり、逆に天狗党に加勢したり、改めて、幕末期の知的水準の高さを思い知らされている。

 そんなこんなで、水戸黄門漫遊マラソン、レースも観光も楽しみが待っている。おっと、食べ物もそうだった。何なんだろう、名物って?調べなくっちゃ!

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チケット売れ行き好調!シニア5期生公演『生前葬につき』

2016-10-24 09:10:10 | シニア演劇

 チケット、売れ行き好調だ。メンバーたち競って売り歩いて、すでに150枚を売り上げている。一番の稼ぎ頭は長老、すでに100枚の大台を超え、昨日は囲碁の大会でも売って来るって気合いの入りようだ。えっ、それちょっと無理あるんじゃないですか、喜多方の人たちに売りつけるって、なんて心配はどこ吹く風、なーに、大峠超えてくれば50分、大丈夫、大丈夫って、いや、見に来るのは買わされる方なんだから。でも、彼の気迫に冬直前の峠越えを決意してしまう人もきっと出てくるに違いない。

 職場の飲み会にチケット持ち込んで、酔いが回った頃合いを見計らって、次々に売り込んで、20枚!なんて人も。これまた凄い!近々研修旅行があるからその場で捌くってさらにチケットを追加入手した人、きっと上手く行くことだろう。こんな積極派につられて、販売に尻込みしてた人も、頑張っている。

 これまでだと、演劇に出るってことが恥ずかしかったり、本番での自分の出来に不安を感じたりで、なかなか声掛けられないって人が多かった。家族にさえ売れない、いやそれ以前に出ることを話していない、なんて人さえいた。これじゃ売れるわけない。もちろん、例外もあって、3期生のNさんなどは150枚を売り上げて記録ホルダーとなっている。が、それはNさんの人徳。ただ、彼女が言っていたのは、その時の芝居、自分は上手くないけど共演者は素晴らしい、とても面白い舞台になるって思ったから、安心して誘えたってことだった。

 そういうことなんだ。自分に自信、それも持てればいいけど、作品の素晴らしさに確信持てるってことが一番なんだと思う。詰まらねえ舞台だ、なんて陰で思っていたら売れっこない。面白いからぜひ見てよ、こうでなくっちゃ。その点、今回の『生前葬につき』は出演者たちが、台本、演出、指導に納得してくれてるってことだ。作者、指導者としては嬉しい限りだ。

 まず、テーマがタイムリーだったな。今、葬儀の在り方についていろんな考え方が出て来て、かなりの混乱状況にある。ある意味、過渡期と言っていいのかもしれない。これまでのほぼ確立された儀式の在り方から、家族の意向、当人の意識、地域社会や親戚の在り方等、大きな曲がり角に来ている。葬儀だけじゃない。埋葬についてもここにきて多様化の波が押し寄せている。そろそろ考えとかなくっちゃ、って思いの団塊世代は多いはず。従来の形式的な葬儀に違和感を感じている人たちには、生前葬?うん、いいかもしれない、できないかもしれないが、どんなもんか、覗いておこうか、こういった興味が、チケットの売れ行きを支えているのだと思う。

 それと、チラシの斬新さ!以前にも上げたが、もう一度アップしよう。

 この浮世絵風の図柄、どこかコミカルで、題材の深刻さを大いに裏切っている。まじに葬儀についてあれこれ聞かされるのは、ちと骨だが、この雰囲気なら、笑って楽しめそうじゃないか、ってことだと思う。ストーリーの奇抜さも予感させてるしね。

 このチラシ持って、自信満々売り歩けばチケットだって売れるってもんだよ。新潟や福島からもチケット予約が入ってるってことだし。さあさあ、どんどん売ってホール満席にして、大いに楽しんでもらおうじゃないか。おっと、そのためには、稽古だよ、稽古。

 

 

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いただき木っ端に追われる日々

2016-10-23 11:05:19 | 暮らし

 暖房はもちろん、風呂も薪、となると焚き物集めが課題になる。以前は近くの果樹農家に、剪定した幹とかをもらいに行ったりしてたけど、めっきり減ったからねぇ、果樹やってる人も。いつ来るからわからない薪出た情報を待ってたら凍え死んでしまう。悔しいところだが、暖房用は森林組合から原木を購入、それをチェーンソーで刻んで、鉈で割って利用している。

 風呂に使う方は、この購入品を転用したっていいんだけど、ぶっといから燃えにくいし、それ以上に、なんかもったいなくて、家屋の廃材とかでやり過ごすようにしてきた。でも、ここ数年は、強力なスポーンサーが現れて、風呂用の焚き物には不便しないようになっている。

 建具屋さんが仕事で出た木っ端を届けてくれるのだ。知人の酪農家が、家畜の敷料に使う鋸屑をもらいに行くついでに、廃材も積んできて置いて行ってくれる。1か月か2か月に一度、軽トラ半分ほどの木材が家の裏に投下されていく。この廃材定期便のお陰で、毎日あったかな風呂をいただけるわけなのだが、なんせ、建具屋さんの廃材だ。いやはや細かい。そりゃそうだ、障子戸とか襖とか欄間とか作った切り落としだもの。鉛筆ほどの太さのもの、一口羊羹ほどの木っ端、中にはぺらぺらの削りかすもある。

 この山なす木っ端、袋に詰めて収納し、必要に応じて風呂窯に投げ込むわげなのだが、この袋詰めが容易てない。なんせ細かい、なんせ大きさ形がまちまちだ。使用済の30キロ用米袋にいれるのだが、やたら手間がかかる。小さい木切れなどになると一つ一つつまみあげては袋に入れる。そのくせ、燃焼効率は極めて悪い。あっという間に燃え尽きる。ついつい面倒になって放ったらかしにしようものなら、次の一山が、その上に重ねれる。さあ、どうだ!これでもか!使え、使え、どんどん使え!って木っ端に尻叩かれているようなものだ。

 特に、冬直前はひどい。くれる側も、冬に備えて作業場をくまなく整理すんだろう、量も格段に多い。どっと投げ出された直後に雪でも降ろうものなら、そのまま雪に埋もれて越冬ということにもなりかねない。これはなんとも辛いので、必死に軒下に運び込んで一冬やり過ごす。しかし、春ともなればまた定期便の再開だ。

 こうやって木っ端の山がとうとう3つになってしまった。これはしたり、軒下が占拠され、ストーブ用の薪の置き場所さえない。こうなるといかに無精者の僕でも、こりゃ一丁、片づけなくちゃ、ってことで、ようやく2つの木っ端山を攻略した。

 しかし、こうなるのは、需要と供給のバランスが狂っているからで、風呂で使うばかりじゃとても消化しきれないってことに気が付いた。そうか、ストーブで使ったっていいんだ。部屋に木っ端入り米袋を持ち込むのは、かなり美的に抵抗あるが、こうするしか、需給バランスを回復する手立てはない。

 半日かけて整理した2山、風呂の焚き口前に山をなし、ストーブ前には袋となって鎮座している。これでせっかくもらった廃材も無駄にしなくて済むようになった。ああ、でも、まだ1山、雨に濡れているんだよなぁ。早く袋詰めしなきゃなあ。

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おっ!水戸からゼッケン送られてきた!

2016-10-22 08:53:16 | ランニング

 さあさあ、今年最後のマラソン大会、「水戸黄門漫遊マラソン」、事務局から小包みたいな分厚い封筒、送られてきたぞ。ゼッケンと大会プログラム?にしちゃ厚いぜ。開けたらなんとTシャツも入っていた。もちろん、そればかりじゃない。大会当日受付で渡される品物すべて入っている。もちろん、大会会場の見取り図入りの参加の手引きから水戸市の観光案内から地元企業の宣伝ちらし、荷物預け用のビニールまで。そうか受け付けはなしで済ますってことね。

 大会プログラム開いてみたらその理由、わかった。フルマラソンだけで12000人以上のエントリー、それに5キロ、2キロの参加者も加えると16000人くらい!どでかいもの、これじゃ受付やっられないよな。ほおーれ、参加者名簿だって、字が小さいこと、小さいこと、うーん、読めんぞ、年寄りには。

 第1回の開催でよくぞここまで人を集めたもんだ!オール水戸市で頑張ってんだろう。大会名も、水戸黄門漫遊だし、ゲストランナーも谷口浩美に増田明美、ゲストとしてはトップレベルだ。長井の大会のお笑い芸人とは格が違う。だからどうだ?まっ、写真撮るわけでもハイタッチしに行くわけでもないから、僕にゃゲストはどうでもいいんだけど。少なくとも、マラソン大会を町の名物イベントに仕上げて行こうって気迫は十分に感じられて、マラソン愛好者としては嬉しい限りだ。きっと、町の人たち、高校生、ボランティアに総動員だろう。ご苦労様です。ありがたいことです。

 コースの取り方にも意欲はだっぷり見て取れる。町のど真ん中からスタートして、県庁前通って、植物園、徳川博物館など周辺をぐるっと一巡する。町中嫌がって、工事中の高速道路走らせた米沢なんかとじゃ雲泥の差だ。町あげて、走る文化、健康志向を支えて行こうて最近の流れをしっかりつかんでいるね。一部マニアだけが、邪魔にならないように町の周辺走ってるなんてのは、もう全く時代遅れなんで、応援も含めて市民総参加のスポーツ、町おこしイベントに育てる、その心意気、大切にしてほしいね。

 せっかく、そこまでおもてなししてくれるんだから、朝一番で立って、水戸には昼には着いて、市内観光楽しむつもりだ。昼食夕食水戸で食べて、経済効果に形ばかりでも協力させてもらおう。できれば宿泊も水戸で、と思ったけど、申し込みが遅すぎた。探し探して、どうにか隣の町?名前も忘れたけど、でホテルが取れた。当日朝、電車で水戸入り、なんかぱっとしないけど、仕方ない。大きな大会だとこういうことになるんだ。その土地の宿泊能力、はるかに超える人が集まるから。そうだ、古河の時もそうだった!そうそう、トイレの数は十分用意しといてくれよ。トイレ待ちでスタートに遅れた!なんて臭い失敗したくないからね。

 

 

 

 

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