自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

難治喘息(2)”壮絶な浄化と受容”

2015年01月28日 | 自然治癒力セラピー協会のセラピー

浄化浄化 血痰となり、体よ、激しくてもよい、出し尽くせ の覚悟    2015・1・28

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先回から引き続き、Sさんの手記をご紹介しています。

  

 

そうした鬱状態のとき、私は、スピリチュアル

な本に少しずつひかれて読んでいました。

たとえば、仏陀の話、ひふみ神示、そして好きな

歌は”愛は勝つ”、この歌詞を口ずさんで自分を

勇気づけていました。

 

同時に、これ以上の治療法はないと信じていた

喘息治療をもう2年間続けていました。

半日待つこともあるほどの、盛況な病院の

アレルギー科でした。

そこへ週に ほぼ毎日通う状況でした。

 

 

そんなとき、自然治癒力セラピーの話を

先輩に伺い、アートマセラピーに興味を持ち、

実際、施術を受けてみることができました。

施術中(先生の)話しを聴いているうちに、

’本当の意味で治すにはこれしかない’と

いう確信が心から湧いてきました。”

(以上Sさん手記)

 

Sさんの施術と並行してお話ししたこと、

それは、

”今現在の体の不調は いろいろな要因

があるでしょう。

でも、あなたの心の想念の積み上げた

業(ごう)から来ているとしたら?

あなたの体も心もその奥にアートマ体

があり、それは神様のお心そのままを

映し出している生命力と完全性を持って

います。

そのところにあなたの現在の意識が

気が付けば、今の病気を造っている

因縁を超越してしまうことも可能です。”

というような内容だったと記憶している。

 

手記にもあるように、Sさんは

すでにスピリチュアルな本を手にし、

人間の本質は何か? 自分の本質は? 

この難病との関係性など日ごろから

考えていたのだろう。

自然治癒力は薬を飲めばそれだけ

弱まること。

体は薬に頼ることを覚えてしまうこと。

などもお話ししていくうちに、

もっと体系的に学びたいという

気持ちがSさんにでてきたようだ。

 

そこで、施術による身体への浄化

とともに、言霊の真理の波動で心の

奥底のアートマを呼び覚ますための 

お勉強会を提案したのもこのころだ。

ヴェーダンタのアートマ理論

般若心経に凝縮される ”ギャーン

(真理に至る智慧)” について、

心行くまで話し合った。

砂漠に水が吸い込む様に、ギャーン

[智慧]の本髄を心の底から納得

しながら、毎回の勉強会は熱の

こもったそして楽しい時間になった。

 

当時をSさんは振り返る。

”セラピー施術と並行して、その論理

やアートマの哲学などの勉強も

することになりました。

 体と心、この二つから、喘息に

向き合うことになりました。

セラピーのあと、2時間前後、

インド太古の聖典 ’ヴェーダ’や’般若心経’

時には’聖書’からキリストさまの言葉

などを学び、どのお話しも心の

奥にスーッと吸収されるようでした。

 

毎回不思議と、’このことを私は

知りたかった’と疑問に思っていた

ことの答えがお話しの中に出てきて、

楽しく、あっという間の時間でした。

言霊の大切さも学び、知り、納得

したので、自分にとって、一番身近

だった神道の神棚も作り、毎朝 

祝詞を唱え始めたのもこのころです。”

(以上Sさん手記)

 

Sさんは以前から時々、三大御不動様

で有名な大山に登り、神社に参拝して、

ご神水を取ってこられることが何より

の楽しみということをお聞きしていた。

そこで、神棚を造って、神道の言霊

(祝詞)を挙げられることをお勧めした。

ほどなく、奈良県の大神神社

(おおみわじんじゃ)、秀真伝え

の守り神でもあるいにしえの所縁

(ゆかり)ある神社にご家族で

行かれ、お札をいただきお祀りされた

と聞いた。

セラピー開始三か月ほどのことだ。

発作時を案じて吸入器は車に積んで

行ったものの”発作が出て病院に

行けなければ死んでしまう・・”という 

これまで遠出ができなかった懸念

を払拭(ふっしょく)して、奈良県へ、

数日かけての旅もできるような体に

変化していた。

 

私がずっと感じてきた、’すべては愛’ 

’自分の本質は愛、それが小我と

区別されるもの’という漠然とした

信念が、アートマセラピーを受け、

協会で教えていただいた’アートマ’

という意味で もっと明確にする

ことができました。

アートマ とは神性、無限の愛、

完全なる姿、生命、光・・・

そして すべての本質がそれで

あるという真理。

’それは絶対にぶれない、自分の軸

であり、中心にある’ということを

心から感じ、信じる事ができました。

 

自分の内側から流れる絶対に消える

ことのない 愛の力(エネルギー)

によって、きっと、自分を完全に

癒すことができる!すべては愛の力

で変えられる!

という想いが、確信に近いものに

なってきました。

 

 

ところが そのころから、体の方は 

突然 思いもよらない、激しいほどの

症状がでてきたのでした”(以上Sさん手記)

 

激しい症状とは、好転反応による、

自然治癒力の開花による浄化作用や

本来の健康に戻るための自然治癒の活動

運動だったりして、熱や咳、下痢や痛み

などで、一見悪化したような症状を 

ここではさしている。

一難さってまた一難、良くなったかと

思うと、また、さらに悪化したような

反応が体に見られることは、回復を

目指して自然治癒を発動している

不調和な体には往々にして見られる

のだが、90%の人たちはここで、

尻ごみをして再び、西洋医学の

手助けを得ることになる。

 

Sさんはこの試練も試練と思わず

乗り越えた。それほど、自らに

備わっているアートマ体、生命の

完全性に全託する気持ちが強かった

からだ。

そのために、体は安心してこれまで

のねじれやつまり、順気の封鎖

された道を開くために様々な症状

となって、Sさんの体に悪化した

ような状況を見せながら、しかし、

信じたとおりSさんの生命力は

全開し本来の完全な体の具現化に

向かって行ったのである。

 

 

 

 

続く~

 

 

 

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