自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

恐れを自分の心から抹消したら癌が癒えた(1)

2019年02月15日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方

 

怖い~この世は脅威を与えるだけ~そして癌の宣告を受けた

******************************** 2019・2.14

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災害に備えて、食糧危機に備えて、老後に備えて、私たちは

それぞれの恐れから、被害を最小限にするために食料や水や

災害用品や貯蓄や保険を準備する。

 

こうした、生活や身体の健全を守るために感じる’恐れ’以外に、

もっと漠然とした恐れがる。 

喩えて言えば、暗い魂の深淵からくるような恐れ:アニータは、

それを”愛”と”安心感”の欠如からくるものだ~という。 

 

人は、すべての行動の背景心理、深層心理の原因は愛’か’れ’の

どちらかに端を発しているといえるだろう。

人は、愛か恐れ、どちらかを心に抱いて、気が付かないほどの

程度だとしても、どちらかの想念を選択して、それに基づいて

日々を生きている。

 

アニータは臨死体験で、先回までのブログでご紹介したように、

自分自身は、”存在するだけで、愛のこもった思いやりを受ける

に値する”ことを知り、それは誰もに与えられた特権であり、

”存在(イコール)愛される価値を持っている” ことを理解した。

 

”私は好かれるに値する人間にならなくてはいけないと

ずっと信じていました。

ですから、実はそうではないとわかったのは、素晴らしい

発見でした。

単に自分が存在しているということだけで、私は無条件に

愛されていたのです。”

とアニータは自著(*1)に書いている。

 

さらに、彼女の自著から引用したい。このあたりは原文(*2)
でご紹介したい。
 

Why I think I got cancer. I can sum up the answer in one word:fear."

~協会訳:何故私は癌になったと思うか? 簡単に言えばその答えは’恐れ”故だ。”

 

②"What was I afraid of? Just about everything, including failing, being 

disliked, letting people down, and not being good enough. 

I also feared illness, cancer in particular, as well as the treatment for 

cancer. 

was afraid of living, and I was terrified of dying."

協会訳:何を私は恐れていたのか? 

いわばすべてのこと、失敗しないか、嫌われないか、

人をがっかさせたのではないか、自分が十分うまくやって

いないのではないか、そして病気への恐怖。

特ににならないか恐れていたし、

その治療方法も怖かった。生きている事自

体が不安で、死ぬことはもっと恐ろしかった。”

 

③”I was a people pleaser and feared disapproval, regardless of the 

source. I bent over backward to avoid people thinking ill of me, and over 

the years, I lost myself in the process.

協会訳:私は周りの人を喜ばそうとするが、何につけても

非難されるのは怖かった。

なるべく人の後ろめだたないようにいて、人々が

自分の欠点を考える隙が無いように

しながら何年が経過する中、分自身を失っていった。

 

④"My experience of life was getting smaller and smaller, because to me, 

the world was a menacing place. And then I was diagnosed with cancer.

協会訳~こうして自分の人生体験をどんどん狭めていった、というのも、

この世界は私にとって脅威えるなにものでもなかったから。

そしてそんなとき、私は癌の宣告を受けたのだった。

 

ここまでが原文から引用した彼女自身の恐れの告白だ。

癌を宣告され、さらに、医師から”あなたの癌の最善の

治療方法を見つける努力をしている”

と言われると、それは言葉を換えると最新の現代医学では

まだ、自分の癌を治せる療法がみつかっていないということを

唆されているとアニータは受け止めた。

 

そこで自分でできる限りのことはしようと癌宣告から4年間、

良かれと思う代替治療法を多く試みた。 

 

⑤”I tried faith healing, praying, meditation, and energy-healing 

sessions. I read every book I could get my hands on about cancer,

learning every possible connotation given to the disease. I worked on f

orgiveness therapy, and forgave everyone I knew-then forgave them 

again.

 

I traveled through India and China, meeting Buddhist monks, Indian 

Yogis, and enlightenend masters, hoping tried being vegan, meditating 

on mountain tops, yoga, ayurveda, chakra balancing, chinese herbal 

medicine, pranic healing, and Chi Gong."

 

協会意訳:アニータが癌の宣告を受けて、どんどん病状が悪化する中、

西洋医学ではまだ確実に適当な処置方法が定まらないまま試みた数々の

代替え治療が挙げられている。 

 

たとえば 瞑想行、人を徹底的に赦す潜在意識の修行、インドを

回り有名な覚者に精神的教えを乞い、山の頂上で瞑想し、

アユールベーダ療法を受け、チャクラバランスを整えてもらい、

国を訪れ、高僧の教えを聞き、完全菜食主義者になり、

中国に行って気功を習った。

 

以上、アニータの原文からだった。

果たしてこれほど、長年にわたり、アニータが代替え治療を行い、

精神修行も志し、それで少しでも改善がみられたかといえば、

そうではなかった。

 

ますます病状は悪化した。筋肉が衰え、酸素ボンベなしには

呼吸が困難になり、車いす生活を余儀なくされた。

アニタは絶望の淵に立つ。

 

⑥”I'd been trying so hard to do all the forgiving, cleansing, healing, 

praying, and meditating that I could. I just couldn't understand why this 

way happening to me."

 

協会訳:私はこれまで、懸命に赦しのセラピー、自己のクリーニング、

ヒーリング、祈り、瞑想な行ってきたのに、何故、病状が悪化

していくのか全く理解ができなかった。

 

アニータは嘆いた。

こうしてあらゆる努力は、功を奏しなかったことで最後は、

とうとう、彼女は自己努力を放棄した。

ついに、運命に身を委ねる心持になった。

 

無駄な抵抗をする気力も身体的エネルギーも使い果たし、

運命に’自分をどうでもしてください’と降伏したのだった。

その後、そのまま、彼女はあちらの世界に

移行していく。いわゆる、まだ現世に戻れる所、そして、

歩進めば、完全な’死’を宣言される臨死の場所に行き、

さまざまな体験をしたとういわけだ。

 

恐怖がもとで癌になったとブログ冒頭でアニータは答えていた。 

それがわかったのは、臨死体験中で得た’本当の自分の価値と

生きている意味を知る’

というある種の悟りのあとだった。 

 

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*1  ”喜びから人生を生きる!”~臨死体験がおしえてくれたこと~ 

アニータ・ムァジャーニ著 2013年 株)ナチュラルスピリット

*2 ”Dying to be Me" Anita Moorjani , Hay House 2012

 

 

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