自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

初心にかえって

2025年02月16日 | 自然治癒力(生命力)セラピーの本質



自然治癒力セラピーの原点
(ヒマラヤの青空)
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以下の記事は、自然治癒力セラピー協会を立ち上げた
年、初めて、セラピーと’アートマ’との関係を書いた
記事を推敲したものです。

この考え方は、この協会の支柱です。そして
セラピーは 誰でも基本的にできるセラピーです。

なぜなら、誰でも アートマという心の本質を
生まれながらに与えられているからです。

今、読み返してみても、13年たった今も、新鮮です。

これは、私の、この協会を立ち上げた、原点でも
あります。

初心に帰るつもりで、推敲してご紹介させていただき
ます。

******************

①アートマと空点(くうてん)=

セラピーをするとき、心の重心を’アートマ’に合わせます。

施術側の私、そして、被施術側の方の、その’アートマ’
にです。

アートマ(Atoma)は 厳密には、いろいろな種類
があるようですが、わたくしのインドの師は、

”人が、神から受け継いだ心の本質”の意味として
使っていました。

さて、どうして、ここに焦点を合わせるのか?

といえば、ここ こそが、(久遠の今の実在点
だからです。

セラピーに来る方は、身体の調子が悪く、その
悪い身体の調子というのは、実は、一過性の
揺れ動く実態のない、現象、と、私は受け止めてます。

久遠の今 というのは、どんなに移り変わる現象の
中にも、がっつりと存在している、実態の別表現
です。

久遠 というのは、時間を越えて存在すること。
今の実在点 というのは、”今”(実は、過去 現在 未来)
と複数次元が同時に存在している中で、
それらを俯瞰視できるような、
”真に存在している次元” をさしています。

たとえれば、ヒマラヤの晴天の空のようなものです。 

これが、私たちのアートマに似ています。
私たちの本質です。

が、実際は、苦あり、波風あり、悲しみあり、不調
や病がある・・(ように見えている)

というのも、 心 は自由自在な創造力ですから、
そうしたものを、自分自身で創り出しているわけです。

まるで 雲が、大空(アートマ)を覆いつくすかの
ようです。 

そして、雨や雪になって(創造の現象として)
地上に落ちてくれば、青空も、隠れてしまいます。
が、雨が降りきると、また、青空が見えます

つまり、その雲を、心の歪み(嫉妬や悲しみ、猜疑心や
怒りなど)に、ここでは、喩えているわけです。

こうした歪みが、現在意識や、潜在意識に、雲のように
広がり、私たちの本来の資質のアートマを覆っています。

 
病の症状というのは、アートマを隠していた心の歪み
(雲)が、重くなり、雨として落ちているときです。

雨は、体の不調和や周囲の不調和などの喩です。
雲(心の陰エネルギー)が、形を変え、身体の外に
出ていきます。 


”因果の法則”の一つです。

雨が結果なら、雲を形成している水蒸気がその原因です。

身心の不調和が結果なら、必ず因(原因)があります。 

自分のまいた種(原因)があります。
他人は関係ありません。

それは自分で刈り取る(自分自身で治せる)のが、
ベストです
自分の本質、自分の凄さ、を知ることになり、
薬に頼らない、本当の、自分の尊厳につながるから
というのが一つの理由です。


さて、因果関係のある世界は、原因と結果 という
二つの要素、があります。
二つの相反する”価値観”があります。
この世界は、”二元論”の世界といわれる理由です。

一方、”一元論”の世界には、原因も結果もありません
ヒマラヤの青空のような、太陽の輝きがあるのみ
です。

 
でも二元論の世界で、この世のしがらみ を
宿命として、生きているのが私たち、地球人です。

ところが、アートマセラピーは、二元論の世界
に居ながら、一元論の世界に突入することを
可能にしています。

厳密に言えば、”一元論の世界に入ることが可能
だから、アートマセラピーが成立する”のです。

心の世界では、”一元の世界”に、限りなく、
”思いや考え方”で近づくことができるからです。

では、どのようにして 移行できるのでしょう。
完全で、調和した愛に満たされた至福を
心の眼で見つめるだけです。

ここをしっかり自覚することが、一元論の世界に 
入る”チケット”です。

 
私たちは日常の中、それを無意識に 行って
います。

たとえば、芸術家が、自分の作品を集中して
手掛けているときの境地です

一流の芸術家ほど、下界を離れ、美 の世界に
自分を集中して 置いているはずです。
芸術家の”アートマ”の世界です。

そうしてできた作品は、音楽でも 絵画・彫刻でも、
必ず、見る人のアートマに同調して、感動を
共有します。

 
それは純粋な世界です。 
美と愛と共感(シンパシー)の世界です。 


邪念も欲念も、迷いもない これが
私たちの実相、アートマの本質です。 

話を セラピーに戻しましょう。

そういうところから、施術時、相手と対峙すると、
相手のアートマが振動し始めます。

私は、相手の、身体の不自然な気の流れの箇所を、
自然と、感じ取られます。 

相手の体が自分の体に、鏡のように映るからです。
なぜなら、アートマ 同士で一体化しているからです。 

痛いところや、凝っているところが自分の体の
感覚を通してわかります。

そこに 私から、アートマを意識した、波動を相手に
送ることで、相手の身体の中の、こりや、つまりが、
ガス状に変化して、(例:げっぷとかアクビ、時にはオナラ)
私の体から、出ていきます。

これは、施術時におきます。

次第に、相手の身体に順気が流れていくと、
自分のアートマ意識で、相手のアートマを観る~
ことが、さらに、深まり、相手の心身の波動が
アートマ波と一体していくのがわかります。

②自然治癒力セラピー と 事後処理

セラピー中は、被施術者の身体の凝りや、縮(ちぢみ)
の原因になるものが、被施術者の代わりに、私の身体
を通して このようにして、排出されて出ていきます。 

要求されるのは、ただ一つ、”自分の本質を見る集中力
です。

”アートマ”への信念と信頼。
これを引き出すのは、井戸をひくのに 
似ています。

一所(ひとところ)を、ある程度の深さまで
根気よく、そこに、水源があることを信じて、
掘らないと、源泉にたどりつけません。

でも、その周囲の変化で、源泉があると確信を
得たら、さらに、そこを掘っていくのみです。

同様、アートマ という誰もが本質として、持つている
この生命力の源泉は、それを信じて、求めて 心の奥を
掘り続ければ、必ず、見つかります。

時々、皮肉なことを見聞きします。

人を癒すことができる能力を持つ施術者が、
自分の病には手がつけられず、他所で、施術を
受けて、ほどいて治してもらうという 事例です。

敢えて申し上げれば、

自分自身を解く(自己セラピー)ことができない
ということは、

その施術者自身が、残念ながら、自己のアートマ
に 繋がっていないということでしょう


ですから、アートマの施術に関していえば、
二つの条件があります。(自分でする場合も含め)

ア・まず、施術者がアートマに 限りなく近く
意識的に集中できること。

イ・それから、施術後、施術者が、自己セラピーをして、
施術中に、受けた(相手の想念や症状)箇所をきちんと
自分自身で、解く(浄化する)ことができること。

というこの二つです。

自己セラピーでも他者のセラピーでも、
セラピー後は、相手と一体化して、その重さや引きつれ
などの影響を、自分の身体に残してますから、
私は、それを、自分で手当して、気を流しながら、
マントラなどで、浄化して、軽くすることに心がけ
てます。

それも、本質は、アートマ とつながる事です
から、他の理屈はありません。



 
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