自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

号外編:愛子様の公式記者会見から

2022年03月19日 | 超古代日本の精神(ホツマツタヱ)

天皇制が存続しなくなる~ときは、いつか?天照大神の言葉

************************************** 2020年3月19日

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昨日のニュース(3月17日)で、愛子様の成人式の

記者会見の模様が、映っていた。


その中で、印象的だったのは、国民に寄り添って、

国民の幸福も不幸もともに、分かち合ういう態度

こそ、皇族としての務めだと思うという内容の

お言葉だった。


ここで、私は、ホツマツタヱの24綾の天照大神の

言葉を思い出していた。

 

今日は、番外編として、皆さまに是非、このあたりを

ご紹介したいと思う。

 

ホツマツタヱの後半24綾の中での天照大神のお言葉

が以下だ。

場面は ニニギネの尊(天照大神の孫)が日本国

津々浦々に出かけ、視察をしてくる勅命を受けて

その旅立ちのとき、天照大神から三種の神器を、

その一行に受け渡されるという場面である。

 

”大神がもうされるには、’これらの三種の神器は、

オシヒト(忍仁=オシホノミミの尊)にはじめに

授けられ、次にその子の照彦(ホノアカリの尊)

に授けた。


その節には、フトタマとカグヤマが左大臣・右大臣

となり、両翼となった。

 

ニニギネの尊にとっては、アメノコヤネと、大物主

のミホヒコ(三穂彦)の両大臣が両翼である。

天主と両大臣が心を一つにして国を治めよ。


この両翼を持つ鳥は、全体は、民の姿である。

首は天守(君)、鏡は左の羽、剣は右の羽、足は

物部(もののべ)である。


鏡の臣の子孫が滅ぶと、民は離れていく。

民が離れれば、天孫に継いでいくことが難しくなる。


また、剣臣の子孫が滅びると、物部は分裂する。

ヤタの鏡を持った臣は、春に湧く害虫のような

邪心が民衆の間に、はびこるのを監視する役目だ。


八重垣の剣を持った臣は、邪よこしま)が

はびこるのを防ぎ、物部の役目が発揮できるように

する力を守ることだ。’“

 

このお言葉の中で 

”この両翼を持つ鳥は、全体は、民の姿である。”

に、その鳥の首が天皇たる、君の象徴である一方、

その首は国民を幸せな生活へと導く先頭に立って

いることを示している。


まさに、国民とともに一心同体になって、苦楽を共

にするという意味が含まれる。

 

では、君主(君)が一番偉いのか?といえば、そう

ではない。


それが、民が離れれば、天孫に継いでいくことが

難しくなる。”


という大神(天照大神)の言葉に現れている。

 

つまり、国民がバラバラになって方向性を失う

ような、そして、鳥としての一体感をなくすような

事態になったときは、天皇制における後継者が

いなくなるというのだ。


国民が鳥として一体になってこそ、天皇の存続が

可能になるという。


ここは、三種の神器が、ニニギネの尊に渡される

場面でもある。

天照大神のお言葉に、引き続いて記されている。

 

ミハタオリトメの御綾をニニギネの尊に、

大神自ら手渡されて、中宮のセオリツ姫は 

ヤタの鏡をアメノコヤネの命に、


そして、后の一人、ハヤアキツ姫は、

八重垣の剣を子守神に授けました。


それぞれを三神が、三度、拝し敬い、

それらの神器を受け取られたのでした。”

 

御機織綾(ミハタオリトメ)というのは、

天皇とその側近たち、そして、国民が和して

祭りごとをするための法則が書かれた御綾で、

これは大神より、ニニギネの尊に手渡され、

ヤタの鏡と、八重垣の剣が、それぞれ、側近

の臣に手渡されたことが記されている。

 

そして、鏡の役目は、社会の邪道や、人民の心の

乱れなどを映し出して、本来の姿に戻す役目、

の役目は、そうした悪が、はびこらないよう守る

役目をする一方、物部(もののべ)、つまり、

武士たちの働きを円滑に行うための力を発揮する

神器とした。

 

剣(つるぎ)というのは、斬るのみでなく、それが

放つ威力によって、浄化の力が発揮できるだろう。

神代から、すでに、’もののべ’という言葉が使われて

いることは、武士の役目は、この頃から社会的に

認められていたのだろう。

 

話が飛躍してしまったが、神代の時代から、天守(君

は、親のように国民に寄り添ってこそ、国が安泰に

平和に発展するということは、天照大神の言葉

に伺われる。

 

最後に、次の言葉は、ホツマツタヱ7紋にある大神の

和歌であるが、若き素戔嗚尊(スサノオノミコト)

の暴挙に兄上としての立場から、天照大神が教え諭す

ように詠まれた歌である。

 

”天が下(あめがした)  

和(やわ)してめぐる

日月こそ 晴れて明るき

民の両親(たら)なり”

 

意味は、”この天界における、月と太陽こそ、陰陽

一体となって、和して天をめぐっているから、

明るい晴れやかな日を迎える国民の、両親と言える。


我々、’君’と呼ばれる立場のものも、月日のような

調和した心を大切に、民とともに在る存在なのだ。”

 

まさに、こうした皇尊(すめらみこと)としての

精神的遺産は、太古の昔より、綿々と受け継がれ

ているようだ。

日の元の国、日本は、他国と異なる大きな精神文化を

持ち、和の精神をもって、混沌とした現代の中で

大きな役割をこれから果たしていくのではないのか?

と感じる次第だ。

 

 

 

 

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