自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

サプリとコマーシャルと健康

2024年04月05日 | 健康のための心の波動


本当の自由が欲しい(3)
************************
数日前のブログ内容は、大衆意識の持つ、”恐怖と不安” 
についてのお話でした。

ヒットラーのような大事の話ではなく、街頭インタビューで聞く
街の人の意見にも、それがうかがえます。

80%の人たちは 二ユース性ある事柄に意見を求められると、
”~~~で怖いですねと、不安な感情を示してました。

例えば、
”まだ、犯人が見つかっていないで、潜伏しているかと思うと、
不安です” 

”健康になるためのサプリを摂っているのに、反対の結果が出たら、
今あるサプリを飲むのが怖くなりますね” 

”地震がこう、頻繁に続くと、いつ、’どかん’と大きいのが来るか
不安です” 

こうした意見を聞いていると、”集合意識”と”個人が感じる不安”は、
ほぼほぼ、一致していることが多いようです。

誰でも、”自由”になりたい”と願っているはずですが、日常抱く、
’恐怖心’と求めている’自由’とは、無関係と思っていませんか?

’心配’が、実は、心と行動を ’束縛’ する要因であるのです。

たとえば、次の例はどうでしょう?

今まで、健康の維持増進のために、サプリを摂っていた人が、
他の製品で死者が出たと聞いて、自分の飲んでいる製品は、
腎臓に負担をかけないのだろうか?と不安になったとします。

そのとき、’不安(腎臓への負担)が 行動(飲むか飲まないか)
制限’ をかけようとする緊張をつくり、精神的には、自由
(安心してサプリを摂る)状態からは、’束縛’ された状態と
いえます。

不安や恐怖心は、どんな行動を起こす際にも、躊躇させる、
心的要因です。
”清水の舞台から飛び降りる” という諺にあるように、高い
から飛び降りるためには、不安と恐怖心を心から”放り投げる”
瞬間が、必ず必要です。

もし、束縛が長く続くと(恐怖心を捨てなければ)、ストレス
となります。

ストレスが長引けば長引くほど、身体の各システムが萎縮して
いきます。

精神的にも影響して、エネルギーがストレスに取られ、やる気が
減少したり、落ち込んだりします。

結果として、内臓の働きに異変が生じたり、精神の安定を損ない、
不眠症にならないとは、否定できません。

このように集団意識は、個人の意識に 直接に、影響してます

それは、多くの人達が、’自分の意見’ として考えたり、口にして
いることが、実は、集団意識を代弁していることからも、わかります。

人と違った見解を述べて、場をしらけさせないようにと 当たり
障りのないことを言って、本心は隠しておくことはありませんか?

8割の人たちのリアクションを想定して、自分もそのように、対応する
ことはありませんか?

マスコミやSNSで、耳から目から、家でも 職場でも 電車の中でも、
いつでも、どこでも入ってくる 膨大な量の情報の背後にも、
”集団意識”が 見え隠れしています。

無意識に、それに共感すれば、個人意識が、集団意識に溶け込みます。
こうして、集団意識は、新しい個人意識を巻き込みながら、大きく
膨らみ、社会を変えるだけの、巨大パワーになることも可能です。

コマーシャル効果は、こうした原理を応用してます。

毎日、商品名を聞かされ、それを薦めている人気タレントの言葉や
メロディーが脳裏と心に、確実に、インプットされていきます。
すると、その商品への興味が向けられ、数日後には購買欲が生まれ
ます。

人から人へと、その商品やコマーシャルの話題が広がれば、さらに、
商品の品質や、安全性の是非を度外視して、個人的興味は増すでしょう。

さらに、コマーシャルを大々的に展開している商品は、それだけで、
信用できる商品だと無意識に、印象づけることもできます。

こうして、私たちの生活そのものが、受け身になり、自分の頭と心を
使って判断しなくても、パソコンやAIに任せられる便利な世の中に
なっていく半面、世間的一般論や、マスコミ報道内容、民衆エゴ意識
などに ’なびく’時代になったようです。

健康維持の方法もその一つです。
たとえば、プロテインの過剰摂取です。

運動直後に、プロテインをとると、良いという事で、人工的な
プロテインがどこのドラッグストアでも売られています。

医師によっては、人工的プロテインは、腎臓障害を起こす可能性が
あるので、控えるべきだという意見もあります。

人工的なビタミン剤も、しかりで、腎臓の濾過機能に、自然のビタミン
異なり、負担がかかりすぎるので、毎日、プロテインや健康サプリは、
控えて、ほどほどというのです。

ランニングが散歩よりエネルギー消化率が良いという人がいれば、
早歩き散歩が一番、身体に負担かけず、運動効果があるという人
もいます。

筋トレも同様で、マッチョな身体を造るのと引き換えに、東洋医学
でいう、身体の経絡(けいらく)が引きつって、病がちになった人
も知っています。

自分の身体能力や、健康状況に合わせて、こうした健康維持のための
諸々の諸法を、選択する大切さ、それは、自分自身の頭脳と、心で
吟味するほかありません。

集団的嗜好や、常識的考え、コマーシャルの暗示などを鵜呑みにせず、
自分なりの、自分に合った方法で、健康を維持していただきたいと
願います。
自由になるの意味は、自分で考え、何を信じるか納得して、それに責任
がとれる覚悟で、行動できることでしょう。

自分への尊敬、自分への愛があって、それが可能です。
そして、同時に、相手の行動にもリスペクトが持て、そうした事情を
理解する愛が持てるでしょう。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする