
肉体の衣をつける前の純粋な魂同士の会話 2024年5月18日
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皆さま、次の物語風のお話をどう、読み解かれますか?
神と、肉体衣をつける前の、小さな魂と その同胞の会話です。
神はこの世に生まれようとしている、’小さな魂’に聞きました;
’これから体験する、新しい生の中で、汝は、自身の神性の
どんな部分を体験したいのかな?’と。
小さな魂は答えました:
’私は、これまでの´生’で体験できなかった、’完璧な赦し’を
体験したいです”
さて、この願いは少々難題でもありました。
①なぜなら、神が創造されたものはすべて完璧だったのです。
ということは、小さな魂にとって、だれも’赦すべき’対象と
なる相手がいなかったからです。
それを神は、小さな魂に伝えると、小さな魂はがっかりして
言いました:
”’赦す相手がいない!それでは 体験ができませんね?
どうしたらよいのでしょう?’”
すると、それを傍で、聞いていた、完璧な一つの魂が進み出て、
言いました:
”それなら、私も同じ時期に生まれ、君のそばにいよう。
そして、私を赦せば、君はその体験が叶うだろう。”
小さな魂は振り返って、その提案した魂に聞きました;
”何を赦すのですか?’”
すると、提案した魂は答えました;
’私は次の生で、あなたの人生にかかわり、その時、何かを
するから、それをあなたが赦せばよいのだ。
それを聞いて、小さな魂は、合点がいきませんでした:
”’どうしてそんなことをしてくれるのですか?
わざわざ、あなたのような、完璧な魂が、私のために
悪いことをするとおっしゃるのですか?”
友好的な完璧な魂は、小さな魂にこう答えました;
”その理由は一つだけ、あなたを愛しているから。
あなたは完璧な許しを体験したいのだろ?
あなたも私も、みんな、繫がっている同士、宇宙の一部だ。
②私たちは、神の造った完全な一つの世界で、元々は、その無辺の
空間の中に分子のように、漂い、互いに、上昇したり下降
したり、左にも、右にも、つかず離れず、寄り添っていた。
③そして、そろそろ、そうした一体感の世界から抜け出て、
それぞれが、神の最も偉大な部分を、個別に体験しようと、
地上に肉体の物質的衣をつけて生まれることを、決めた。
そうした神の偉大な資質を味わうためには、一体となった、世界
を飛び出して、個々で存在することが必要になった。
つまり、あなたが存在するためには、あなたでないものが
存在しなければならない。
だから、私が、その役目を今回、引き受けるのだよ”
小さな魂が、まだ、理解できないようなので、進んで
赦される相手役に、生まれ変わる決意をした、この魂が、
こう付け加えました;
④’寒さがなければ、暖かさはない。
悲しみが無ければ、幸福はない。
悪がなければ。善はない。
善だけなら、赦し合うこともないし、悪があるから
赦す意味がはっきりする。
あなたが、個々の、あなたであるためには、このように、
それと’反対の何か’が、あるいは、’誰か’が存在しなければ
いけないのだよ。’
このように友好的魂は小さな魂に説明すると、小さな魂
は納得しました。
そして、この進み出でた魂は、小さな魂に、一つのお願い
をしたのでした:
”一つだけお願いがある。
⑤私が悪者になって、次の人生で、あなたを襲い、暴力を
振るい、想像し得るかぎり悪徳の行為をしたとしても、物質的
(肉体を持った)あなたがそれによって、悲しみながらも、
必ず、思い出して欲しいことがある。
⑥たぶん、肉体の衣を着たら、今の約束も忘却の彼方となって
しまうだろうが、それでも、この役を買って出た、’本当の私’の意図”
を思い出してほしいのだ。
そのときにこそ、君は、人生の目的である、’完全な赦し’を体験
することが可能になるだろうから・・”
如何でしたか?
この解読は、次回に置きましょう・・・・
最後に、今日の表題 ”この世に生まれた全ての人が、あえて
天使時代を忘れている” からこそ、生まれる前に約束したことを
忘れ、この世で、本物の、”赦す体験”ができるというものです。
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