自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

誰でも40過ぎれば癌細胞を持っている

2015年07月07日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方

断食の効用    2015・7・7・

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先日ある50代の俳優さんがひと月の間絶食したと話題になっていたようだ。

私が確かインドに行ったとき、その俳優さんがバラナシかどこかへきている

という話を聞いた。 

絶食するきっかけが、インドに行った時の体験に触発されたと答えていた。

ひと月、水分や血糖値の調整で飴などを取る程度で固形食は一切口に

しなかったそうだ。

 

記者たちが興味深そうに

“体調が変わってふらふらしたり、衰弱したりした感はなかったか?”と聞くと、

“いいえ、かえって、食欲がなくなって宿便が出て、体は軽くなって、爽快でした。”

という意外な答えに戸惑っている様子がおかしかった。

画面のタラップに “空気の中からエネルギーを取り入れていた” と出ていたので、

そう答えたのかもしれない。

だとしたら、この俳優さんはヨギの境地に達していると思った。

プラーナと言われる身体を保善するエネルギーを普通は食物などからとっているが

この俳優は空気からとることを体得したのかもしれない。

 

人はストレスがなく、(在っても、感じ得ないほど物質的感覚を超越した場合)

お腹がすいたら少量食物を口にしても十分満足でき、さらに霊的体質が昂じると、

空気の中にあるプラーナで身体を健康に保つことが可能であることは

私もインドで多く見聞きしているところである。

 

しかし、この俳優さんのように元来丈夫で精神的霊的向上のために断食する場合なら

水断食と呼ばれるこうしたハードな方法も可能かもしれないが 

体が弱い状態にある人にはなかなか難しいものだ。

 

さて、本題に入ると、癌患者が断食を応用して自然治癒力を発揮することで

癌を治したという過去の事例を最近読んだ。

今日からその方法について、ご紹介したい。

***

箕浦登美代さんという癌患者の断食の話だ。 

登美代さんは子宮がんの手術を受け半年後に内臓に癌が移転し、放射線療法を

受けていた。

其の頃、加藤治さんという東洋医学療法士を知った登美代さんは藁をおも掴む想いで

同氏を尋ねた。

しかし、加藤さんから“これはダメだ。助けようがない。”と言われたという。

放射線で局部は真っ黒に焼け爛れ、腹部、背中に堅い腫れができている状況だった。 

腸がただれ、腸内細菌が死に、肛門から出血し、下痢の症状が一日なん十回あるものの、

排尿、排便は無い。

そうした死にかかった状況で 加藤さんに助けを求めた登美代さんは

20日間絶食を行った。 

加藤氏は 指圧と断食で自らの結核ジソウという病気を克服して以来、

自分の患者にも、同様の方法を紹介して効果を得ていたからだ。

断食の方法を詳しくお話しする前に、加藤氏の癌に対する考え方をご紹介したい。

加藤氏は言う。

“普通、病気になっても、生体にはそれを、克服する治癒力がある。

ところが、癌に対しては、世間はこの治癒力を無視し、癌には自然治癒力は

効かないと思っている。

他の病気に自然治癒力が効くのなら、癌に効かないはずはない。”

 

加藤氏はその信念に基づいて独自の自然治癒力を発動させるための

断食方法を考えた。

それは 水を飲む代わりに粉ミルクを飲む、そして 順気を整えるための指圧

を施すという方法だった。

加藤氏は多くの病院から見放された癌患者をこの方法で救ってきた。

その体験から次のような結論を導いている。

 

140歳を過ぎればほとんどの人が癌細胞を持っている。その癌細胞を病院の

検査で発見され現代医学の治療法に基づいて治そうとしてきた人の多くは

亡くなっている

 

2)癌細胞は食生活を始めとする生活改善をすれば、それ以上大きくならない。

それどころか小さくなる場合も多い。

癌細胞が消滅しない場合も癌細胞と共存して生きて行くことが可能。

 

3)病院で過酷な検査を受け、手術、抗がん剤 放射線投与を受けた場合、

正常細胞を痛めるばかりか、腸内の繊毛を壊された場合、殆ど回復機能を失う。

 

最近でも、有名な大学病院の医学博士が“ガンと闘うな”という本を書いて

今までの常識と反する、人々の新しい癌に対する取組み方法を紹介していた。

同博士は(1)の意見と同様、精密検査(定期的検査)を受けることは返って

病人を増やす結果になると言っている。

 

大方の人たちがそうした検査の後には、‘問題あり’の結果を受け取ることになり、

その治療ということで、心配や恐怖でかえって病人になってしまうからだ。

さて、1982929日付の毎日新聞夕刊に以下のような記事があった。

 

“東京都養育院病院と社会福祉法人浴風病院などの解剖結果によると、

高齢者の約50%に癌が存在し、これらの癌の大きさは20ミリ程度に達する

ものもあり、早期がんクラス、微小がんを経た後、大きくなったと考えられるが、

このような癌をもった人たちも生前は癌だという診断は下されなかったし、

症状も全く出ていない。

こうしたことから菅野博士はほとんどの人は何等かの癌を体の中に持っている。

臨床癌はそのうちのごく一部のものが顕在化したものと確定される、

と結論づけた。“(記事引用終り)

ここに出てくる菅野博士とは、癌研究会研究所所長、菅野晴夫氏である。

 

加藤氏はこの意見に賛成して、現場の経験から、

40歳を超えれば、癌は健康な人でも持っていると考えた方が正しいのだから、

早期に発見して手術する医者の行為は間違っている”と述べる。

 

続く~

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