自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

血液を綺麗にすれば癌も赤血球に替わる

2015年07月10日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方

千鳥学説と加藤氏の療法     2015・7・10

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癌はすでにあなたの体に存在して共存しているかも・・・

加藤氏はこのような(先回に詳述)意見を持っていたので、

癌に対する観方は世間のそれとは異なっていたのはいう

までもない。

癌細胞はすでに多くの人の体に要因として持っているので、

その条件が整えばだれでもいつの間にか癌になっていた

ことはあり、だからといって、怖がることもない~という

スタンスだった。

 

癌の原因はほとんど、ストレスや心の持ち方、さらに、

血液の汚れや滞りなどであるのだから、癌細胞があっても

人は共存できるし、世間で騒ぐほど、怖がる必要はない。

 

癌細胞は人の体を造っている細胞の一種だと割り切ってみる。 

それを早期発見して、今の医学の常識から、手術などで取り

除いても他の健全な細胞に影響を与え、生体の免疫システムを

破壊するので余計体が弱くなり、癌の転移などが起こる可能性

が余計高くなるかもしれないと考えた。

 

加藤氏はこうした ガンと共存しながら医者に見放されても

長く生きながらえているクライアントの体験を踏まえて 

‘血液を浄化する’方法の一つとして断食を提唱した。

 

加藤式療法は3つの方法からなる:

1)  粉ミルク断食方法

2)  整体指圧方法

3)  食事療法

 

粉ミルクは固定食を食べず本来水を飲むところを粉ミルクに

代える。 癌患者など体力の衰えた人たちに栄養価のある

水分補給ということで考えられた。

 

指圧方法は加藤氏がもともと、東洋医学の指圧を生業として

いたから、順気を体に通し新陳代謝をはかるためにも整体指圧

を施術した。

 

指圧の療術氏で 小山善太郎という人がいて、この先人は、

“ガン細胞は押しつぶせば溶けて流れる性質がある”と考え、

当時の内務大臣 床次(とこなみ)竹次郎氏の胃がんを

治したことで有名になった。

 

そこで、順気を整え、血流が良くなれば、癌細胞に滞っている

赤血球を押し出すことができると加藤氏も考えた。 

食事療法では、現代的食事の代わりに従来の日本食をベース

にしたシンプルなもので納豆菌や 麹などの自然の良質な

バクテリアを体内に入れることに重点を置いた。

 

(1)で使われる、粉ミルクにも、ラクチュロースという

腸内ビフィズス菌を増やす乳糖が有効とされた。 

癌患者の中には腸内の善玉細菌が西洋医学療法で壊されている

人が多かったので、粉ミルクに含まれる乳糖の力を借りたと

考えられる。

 

加藤氏はこのようにして自然治癒力を発揮させることで、癌患者

を多く救ったが、理論的に根拠がどこにあるかというと、

“血液を浄化して免疫力や自然治癒力を高める”という自論が頼り

とするものだった。

 

そしてその“血液の浄化”という考え方は

“血液は生命の基本であり、血液を綺麗にすることが健康を

創りだす”から“断食をすれば、血液が浄化され、体が若返り、

健康を取り戻す”という考え方につながり、これは 当時の

千鳥喜久男博士の唱えた 千鳥学説 と同様のベースに

共通する。

 

 千鳥学説は次回ご紹介するが、加藤氏の意見と同調するところ

としては、“がん細胞は赤血球が変化したもの”であり、その原因

は反自然的生活にあるとするところだった。 

 

ストレスやマイナス思考、悪感情などの代替え方法として、

人は暴飲暴食をしたり、不規則な生活を送りがちだ。 

千鳥博士はこうした状況が長く続いた場合、血球を悪化させ、

悪化した血液は正常な細胞になり得ず、癌細胞になると考えた。

 

指圧のところで述べたように、千鳥学説でも

“血球は細胞になり、細胞は血球に戻る”と考える。

癌の自然治癒というのは現代西洋医学ではまず、考えられない

だろうが、千鳥学説をベースにすれば考え得るのである。

 

体は有機的にすべてつながり、試験管で実験するような化学反応

だけでは到底知る余地のない生体の不可思議さに満ちている。 

癌細胞ですら、そこに癌細胞があるということは何等かの意味を

持たないと誰がいえよう。

 

癌を非行少年に比較してみよう。

非行少年だから、このまま成人すると、まわりに害を及ぼすから

殺してしまおうと考える人はまずいないだろう。 

千鳥学説では癌と共存できると言う。 

ガンだから手術すればよいとは、考えないのだ。

 

うまくいけば血球に戻ってくれて、癌細胞が普通の細胞に戻ることも

可能であるという希望も与えてくれる。

 

 

続く~

 

 

 

 

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