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ダ・ヴィンチ・コードとその各国の反応

2006年05月18日 | ダ・ヴィンチ・コード、ここがおかしい

アヴェ・マリア!

ダ・ヴィンチ・コードとその各国の反応


 ★アメリカでは★


 伝統・家庭・所有のためのアメリカ会(TFP) とその「アメリカがファチマを必要としてるキャンペーン」は映画『ダ・ヴィンチ・コード』の抗議署名運動をして103402の署名を今までに集めた。
http://www.tfp.org/php/action_form/davinci_code.php


 同会は、全米に抗議の組織を作った。
Rejecting The Da Vinci Code Protest Central
http://www.tfp.org/davincicode/index.htm


 同会はダ・ヴィンチ・コードを論破する冊子を作り、PDF形式で公開している。

http://www.tfp.org/davincicode/protest_resources/RDVC.pdf


60,057 Catholics Reject Da Vinci Code - Catholic Online
http://www.catholic.org/prwire/headline.php?ID=1900

 

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★アメリカの司教様たちの対応★



 アメリカの司教たちも、ダ・ヴィンチ・コードに反対するTFPの運動をサポートしている。以下はサポートしている司教様たちの名前。


 ◎ アトランタの大司教、ウィルトン・グレゴリー大司教
http://www.tfp.org/davincicode/support/images/ArchbishopGregory_DVC_Lette.jpg


 ◎ フィラデルフィアの大司教、ジャスティン・リガリ枢機卿


 ◎ カンザス市の司教、ロバート・フィン司教


 ◎ サン・フアンの引退大司教、ルイ・アポンテ枢機卿
http://www.tfp.org/davincicode/support/images/Bishop_DVC_Letter_PR2.jpg
http://www.tfp.org/davincicode/support/images/Bishop_DVC_Letter_PR1.jpg


 ◎ パルマの聖ヨザファト教区司教、ロバート・モスカル司教


 ◎ グアムのアガナ教区司教、アンソニー・アプロン司教


 ◎ ミネソタ州のニュー・ウルム教区司教、ジョン・ニーンシュテット司教


 ◎ セント・ルイスの大司教、レイモンド・バーク大司教


 ◎ コロラド・スプリングの司教、マイケル・シェリダン司教


 ◎ モバイルの大司教、オスカー・リプスコム大司教


 ◎ テキサスのブラウンスビルの司教、レイモンド・ピナ司教


Bishops' Support for TFP Protests Against The Da Vinci Code
http://www.tfp.org/davincicode/support/bishop_support.htm

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有名なカトリック司祭はダ・ヴィンチ・コードの映画をボイコットを呼びかける(February 16, 2006)


 カトリック聖職者兄弟会会長のジョン・トリジリオ神父(Father John Trigilio, president of the Confraternity of Catholic Clergy)は、この映画とそれに広告を出しているスポンサーをボイコットするように呼びかけている。「これは単なるフィクションだ」という人々は、これが読者にインパクトを与えるために書かれたと言うことを忘れている。想像の前提の上に成り立つ間違った結論は、常識と通常の理性が私たちにナンセンスと教えることさえも信じ込ませてしまう。」


 「偽典は禁止されたのでも隠されたのでもなく、ただ信頼されず無視されたのだ。グノーシスの偽典は全く不正確で偽りだらけだったからだ。・・・ヒトラーとナチスのプロパガンダ大臣であったヨーゼフ・ゲッペルスは、ウソが大きければ大きいほど人々はよく信じる、と言っていた。


「もしもこれと同じような陰謀論がイスラムやユダヤ教、或いはその他の宗教に関してなされていたら、今頃は裁判沙汰になっていただろうし、世界中で抗議行動がおこっていただろう。しかしカトリックは自分の敵に自由に攻撃させている。もう目を覚ます時だ。立ち上がって私たちの宗教と私たちの教会を守ろう。ダン・ブラウンは教会攻撃以外の別の趣味を見つけるべきだ。」


Prominent priest: Boycott Da Vinci Code film
http://www.renewamerica.us/columns/abbott/060216


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ダ・ヴィンチ・コードのための『辞典』


 ジェイムズ・ガーロウ博士(Dr. James Garlow)は、『ダ・ヴィンチ・解読コード"The Da Vinci Codebreaker," (Bethany House)』という辞典を作った。これは『ダ・ヴィンチ・コード』に登場する人々、場所、文書、出来事などに関する事実を知るためのものだ。


 ガーロウ博士は言う。「キリスト者がその信じていることを維持するのに充分な信仰がないというよりも、キリスト教の歴史についての事実で防御態勢ができていないのだ。」


 マイケル・メッヴェドはこうコメントする。「私は宗教的には確固としたユダヤ教徒だが、多くの騙されやすい読者たちが『ダ・ヴィンチ・コード』をそれの本当の姿--安物の巧妙に組み立てられた、そして同時に、苦々しく偏見とキリスト教の伝統に全く無責任な讒言に満ちているエンターテイメント--を見るよりも、真面目な宗教的学問的作品だと思いこんでいるので、ぞっとしたのだ。ガーロウ博士の『ダ・ヴィンチ・解読コード』は、公平な人々が必要とするウソ、神話、誤解(これらはダン・ブラウンの小説と疑いなくロン・ホワードの映画で促進されるのだが)の事実に基づくバック・グランドを提供している。」


 ガーロウ博士は言う。「ダ・ヴィンチ・コードはキリスト者たちによい機会を提示している。それは信仰の歴史を学ぶのみならず、学んだことを他の人々に伝えるという挑戦を受けて立つことだ。個人が何を信じているかにかかわらず、私たちは皆、真理を知ることを望んでいる、と私は思う。キリスト者として私たちは真理について何も畏れることがない。


 ガーロウ博士については以下のサイトを参照のこと。
http://www.bethanyhouse.com/
http://www.jimgarlow.com/.
http://www.thetruthaboutdavinci.com/.

 

Dictionary Counters 'Da Vinci' on Its Own Terms
http://www.earnedmedia.org/alrc0404.htm

 

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★カンヌ映画祭★


 カンヌ映画祭で『ダ・ヴィンチ・コード』は低い評価を受ける
May 17 4:32 AM


 拍手よりも嘲笑のヤジがロン・ホワードの1億2500万ドルの映画に挨拶を送った。更に悪いことに映画のキー・ポイントで2000名の観衆が笑い出した。


 The US daily The Boston Globe の批評家ピーター・ブルネットはこう語った。「私はあまり気に入らなかった。小説と同じくらい趣味が悪いね。トム・ハンクスはひどかった。イアン・マッケレンもひどい。・・・」


 トム・ハンクスがイエズス・キリストの子孫の生き残りだと打ち明ける時、カンヌ映画祭の観衆は笑いをこらえることが出来なかった。


「あの最も大切な時に、ジャーナリストたちの間で笑いがあった。大きな笑い声ではなく鼻でのせせら笑いだ。私はそれがすべてを語っていると思う。」とインドのタイムズ紙のジェルソン・ダ・クンハは語る。


「観衆は混乱していた。拍手はなかった。ただ沈黙だけだった」とイタリアのテレビ局 ライ3 のマルゲリータ・フェランディーノは語った。「私はこの本の半分を読んで飽きてしまった。ひどい内容だ。」


「本当にがっかりした。対話はちゃちだった。俳優はそんなに悪くなかったが、映画は本ほど良くなかった。」と英国のラジオIRNからのリナ・ハンチャウイは語った。


 ハリウッドのトップの雑誌『The Daily Variety』誌は、この映画をこき下ろした。ブラウンのベストセラー小説は「退屈な、気味の悪いものとなった」と批評する。「もしも小説が存在していなかったとしたら、これひどい脚本がハリウッドのスタジオで一考されたなどと言うことは信じることも不可能だ。」


Critics crucify 'Da Vinci Code' in Cannes
http://www.breitbart.com/news/2006/05/17/060517083200.xsu2opby.html


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★アルゼンチン★


 アルゼンチンの司教はキリスト教に反対する「憎悪の波」と描写した。


 アルゼンチンのラ・プラタの大司教、エクロール・アゲル大司教は、カトリックに怠惰であることなく、「高貴な堅固」をもってイエズス・キリストに反対する「支配的な恥知らずの」憎しみの波に答えるように信徒らを励ました。


Catholic World News : Argentine prelate decries 'wave of hatred' against Christianity
http://www.cwnews.com/news/viewstory.cfm?recnum=43531


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★ローマ★


 教皇様の説教家、カンタラメッサ神父は「似非歴史の文学」を批判した。


「私たちは、信仰者達の沈黙が同意であるかのような誤解を与えること、そして何千万の善意の信仰がマスメディアによって操作されているは、許されない・・・。」

Pope’s preacher: Betrayal repeated by Judas Gospel, best-selling ‘Da Vinci Code’ - Catholic Online
http://www.catholic.org/international/international_story.php?id=19473

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 ★「仏教国」のタイ★

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1971630/detail
 

タイ検閲委、「ダ・ヴィンチ・コード」のラスト10分間削除命令=会社側は異議申立

【ライブドア・ニュース 05月17日】- AP通信によると、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント傘下のコロンビア・ピクチャーズは17日、同社の話題作「ダ・ヴィンチ・コード」の上映をめぐり、タイ政府の映画検閲委員会が最後のシーンの10分間を削除する決定を下したことに対し、異議を申し立てた。この削除は、タイ国内のキリスト教関係者が映画の内容はキリスト教に対する侮辱として、上映差し止めなどの抗議を受けて、16日に決定されたもの。

  同委の担当者は、「検閲委員会は作品中10分間の場面について削除を命じた。しかし、映画会社側から異議の申し立てがあり、再検討する」としている。一方、同社のタイ関係者は、削除には応じられないが、協会側からの要望通り、この映画はフィクションであることのメッセージを映画の中に入れるだろうとしている。

  世界的なベストセラーになった原作本の「ダ・ヴィンチ・コード」にもカトリック教会の指導者からキリスト教を侮辱し、歪めるものとして強い批判が出ており、不買運動や抗議行動が広がっている国がある。仏教徒が圧倒的多数を占めるタイでは同作品の公開が18日から始まる予定になっている。【了】

ライブドア・ニュース 戸塚雅美記者/em
(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/)

 
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★フィリピン★


「ダ・ヴィンチ・コード」、R18指定に…フィリピン

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060516i115.htm

 【マニラ=遠藤富美子】カトリック教徒が国民の8割以上を占めるフィリピンで16日、比大統領府の映画・テレビ審査委員会が、世界的なベストセラー小説を映画化した「ダ・ヴィンチ・コード」を18歳以上向けの「R18指定」とした。

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★イギリス★


「キリストに子ども」6割 英世論調査で読者回答

http://cnn.co.jp/showbiz/CNN200605170004.html

 【ロンドン17日共同】17日付の英紙デーリー・テレグラフは、世界的ベストセラー小説「ダ・ヴィンチ・コード」を読んだ人の6割が、小説の筋書きに沿い、イエス・キリストには子どもがいて血筋が続いている可能性があると信じているとの世論調査結果を掲載した。

 調査結果では、36%の読者がカトリック教会はキリストについての真実を隠ぺいしていると信じていると回答した。
 


「キリストに子ども」ダ・ヴィンチ読者6割が信じる

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_05/t2006051724.html
 
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★その他★

映画版「ダ・ヴィンチ・コード」、プレミア前に抗議広がる

フランス、カンヌ──ダン・ブラウンの世界的ベストセラーの映画化「ダ・ヴィンチ・コード」(ロン・ハワード監督)は17日、カンヌ国際映画祭でプレミア上映される。こうしたなか、世界各国のキリスト教団体は、同作品の上映中止や上映期間短縮を求める抗議行動を展開中だ。


韓国ではプロテスタント団体が裁判所に上映差し止めを請求したが、裁判所は「原作や映画がフィクションであることは明らかであり、映画鑑賞者が内容を事実であると誤解する可能性はない」として請求を棄却した。団体は裁判所の決定を尊重するとしたうえで、映画版をボイコットする方針を明らかにした。


インド政府は抗議を受けて、同作品の上映を暫定的に見合わせる方針を決定。その一方でカトリック団体の幹部が上映禁止を求め、ムンバイでハンガーストライキを開始した。参加者は増える見通しという。


ギリシャの首都アテネではギリシャ正教の関係者らを含む200人が、十字架やギリシャ国旗を掲げて議会までのデモ行進を実施。関係者は、原作の内容が「下劣」だと批判するとともに、預言者ムハンマドの風刺画1つで抗議行動を起こしたイスラム教徒にならい、キリスト教徒も立ち上がるべきだとの考えを示した。正教は映画の内容について「ばかばかしい」とコメントしているが、ボイコットを呼びかけるには至らなかった。


シンガポールのキリスト教団体は上映禁止を求める一方、映画や原作への反論を試みる講座を開催する。検閲当局は、大人以外に事実とフィクションの区別は難しいとの判断から、映画版をNC16(16歳未満鑑賞禁止)に指定した。


このほか、物語に悪役として登場する白皮症の男の描写について、米患者団体が反発を表明した。


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 私たちはダ・ヴィンチ・コードでなされる多くの冒涜に対して罪の償いを果たそう。


 特に私たちの愛する同胞である日本の兄弟姉妹の方々が、その巧妙に提示された虚偽に騙されることのないように祈ろう。



 兄弟姉妹の皆様、ダ・ヴィンチ・コードの冒涜の償いのために多くの祈りをお願いいたします。日本の司教様や教会の指導者の方々のためにお祈りをお願いします。


 天主の御母聖マリアよ、我等のために祈り給え!

 


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