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【インサイド・バチカン誌】ファチマの聖母が要求したロシアの奉献は、これからなされるべき

2008年12月12日 | カトリック・ニュースなど
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 クリストファー・フェラーラ氏のファチマ・パースペクティヴ(Fatima Perspectives - Perspective No.576): A Breakthrough for Fatima “Inside the Vatican”によると、有名な「インサイド・バチカン」誌が、キャシー・ピアソン(Cathy Pearson)の記事 Anniversary Our Lady of Fatima and the Catholic-Orthodox dialogue by Cathy Pearson 30-37pp. を掲載している、とのことです。

 彼女は、約八十年前にファチマで天主の御母聖マリアが要求されたロシアの奉献は、まだ時があるうちに、これからなされるべきである、と主張しているそうです。

 彼女はこう言います。「今は『ファチマの聖母マリアが要求されたこと、すなわち、教皇様と全ての司教達によってロシアが名指しで聖母の汚れ無き御心に奉献(consecration)されることは、ロシア正教の感情を傷つけるかもしれないから(might offend)、この通りには出来ない』と言っている人々をハッタリだと呼ぶ時だ」と。

 『インサイド・バチカン』誌の編集長である、ロバート・モイニハン(Robert Moynihan)は、「もちろん、カトリック信者は、奉献が既になされているかまだなされていないか自由に議論することができる」とこの記事に導入部を書いています。

 しかしピアソンは、世界の道徳は悪化の一方であること、生まれない子供達への戦争、同性愛、暴力と頽廃は留まることを知らない、と指摘しています。奉献の時は今である、と。これ以上遅らせててはならない、と。


【お知らせ】
 日本の聖ピオ十世会は、来年の五月に、ファチマ・パースペクティヴを執筆しているクリストファー・フェラーラ氏を日本にご招待する予定です。愛する兄弟姉妹の皆様の御期待を乞います。



【参考資料】
 以下も、陳さんからいただいた情報です。あくまでも参考資料としてのみお読み下さい。

●(「ロシア正教」を傷つけないように、というバチカン政治的配慮とは裏腹に)ロシア正教のアレクシー2世総主教は、KGB情報提供者としてのスパイの過去を持っていた。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2546426/3588481

●新ICBM、来年生産へ ロシア
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/200702/

●ロシアのせいで世界は実は1983年9月6日に滅んでいたかもしれない
ソ連の勇敢な中堅管理職の将校が軍規に反する行動をとらなければ、大韓航空機撃墜事件の直後の米ソはコンピューターエラーによって全面核戦争に突入していたとのことです。
ロシアの奉献がなされないと、同様の事件はまた起こるでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%95



天主様の祝福が豊かにありますように!

文責:トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭) sac. cath. ind.

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