Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

クリスマスです

2008年12月25日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟の皆様、
 今日は喜びの日、ついに、救世主が私たちのために生まれ給うた日。12月1日に愛子さまかお生まれになったよう時に、待ちに待った王子が生まれた国はどれほど喜びに浸ることでしょうか!!
 今日は、私たちの王がお生まれになった日。
 天主の永遠の御言葉が人となって生まれ給うた日。
 全能の天主、全善の天主が、私たちを愛する余りに、私たちを愛するために、私たちに恵むために、お生まれになった日。

 今年、フランスのパレルモニアルに行った時のこと。私が川に近づくと、可愛いアヒルたちがたくさん遠くから飛んでやってきました。エサをくれるのだと思ったのでしょう(何か人間のようですね)。しかし、私たちの主イエズス・キリストが、私たちに聖寵と天主様の祝福を豊かに与えるために、こうして生まれ給うたのに、誰が近づいてそばに行ったでしょうか??

 パレルモニアルで、残念ながら私には与えるエサが無かったけれど、アヒルが近づいてくるとその愛らしさにどれほどエサを与えたかったことでしょうか!!私たちに近づくものは、動物でも私たちの愛を受けるのが普通です。しかし、私たちからの愛を探して、私たちに近づいて、地上に生まれ給うたイエズス・キリストは、私たちからただ冷淡と無関心と忘恩と拒否を受けただけでした。

 寒さに震えている天主様!旧約聖書の預言を全て成就させて生まれ給うたイエズス・キリスト!私たちに天の光と聖なる道を教えるために生まれ給うたイエズス・キリスト!しかし、光は闇に輝いたけれども、闇はそれを悟りませんでした。快楽と肉欲と情欲と復讐と冒涜と強欲と傲慢で人の心はいっぱいでした。

 クリスマスの日に、アシジの聖フランシスコは涙して嘆いていました。誰も慰めることが出来ませんでした。
「いったいどうしたのか」

 聖フランシスコが答えて曰く
「愛が愛されていないのを見て、どうして泣かずにいられようか!天主が、人間を愛していわば、愚かになったのを見て、そして人間がこの天主に余りに恩知らずなのを見ている!」

 もしも、アシジの聖フランシスコでさえ、人間の忘恩のためにこれほど悲しみを覚えたのなら、イエズス・キリストの聖心はどれほど悲しみ給うたことでしょうか!!

 主よ憐れみ給え、父よ、我は御身の子と呼ばれるのに相応しくあらず。されど御身の無限の憐れみに信頼し奉る。

 天主の御母聖マリアよ、我らのために祈り給え!

Thou tremblest darling Child, and yet I see
Thy heart is all on fire with love for me:
Love makes Thee thus a child, my Saviour dear:
Love only brought Thee down to suffer here.

愛する兄弟の皆様に天主様の祝福が豊かにありますように!

文責:トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)ソウルにて。降誕祭の仕事をほぼやり終えて

私たちの主の御降誕

2008年12月25日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟の皆様、
 私たちの主イエズス・キリストの御降誕の喜びを申し上げます。失われていた私たちを救いに来たり給うた私たちの主イエズス・キリストに感謝します。

 私たちを赦すために来たり給うたイエズス・キリストに賛美がありますように!

Oh how I love Thee Lord of Heaven above!
Too well hast Thou deserved to gain my love;
Sweet Jesus, I would die for love of Thee,
For Thou didst not disdain to die for me.

愛する兄弟の皆様に天主様の祝福が豊かにありますように!

ソウルにて、深夜ミサ聖祭が終わって

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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