Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

主の御降誕から始まったノベナのミサを今日捧げ終えました。聖母の汚れなき御心が私たちにイエズスの至聖なる聖心を与えてくださる

2018年01月02日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 今日1月2日イエズスの至聖なる聖名の祝日、主の御降誕から始まった愛する兄弟姉妹の皆様の意向のためのノベナの9回のミサを捧げ終えました。感謝いたします。

「救いは主以外の者によっては得られません。この世において、われわれの救われる名はそのほかにはないからです。」

 ところでレネー神父様のクリスマスの素晴らしいお説教は、私たちに霊的な新しい息吹を与えてくれます。

それは、聖母の汚れなき御心が、私たちにイエズスを与えてくださる、イエズスの至聖なる聖心を与えてくださる、という事実です。

「天主は、まず童貞聖マリアに御子を与えられ、そのあと聖母を通して私たちに御子を与えられた。私たちがイエズスを見いだしたいと望むなら、まず祝されし童貞を見いだし、聖母を通してイエズスを見いだすのです。これは、羊飼いたちが行ったことです。「彼らはマリアとヨゼフとまぐさおけに寝かされたみどり児を見に行った」(ルカ2章16節)。福音書にある順番に気を付けてください。彼らはまずマリア様を見いだし、そのあと幼子イエズスを見いだしたのです。

ああマリアよ! ああ聖なる天主の御母よ、私たちが熱心に探し求めている御身のイエズスをお与えください! 私たちにはイエズスが必要なのです! 罪にまみれた私たちのこの世は、救い主が必要なのです。彼だけが「罪から民を救う」(マテオ1章21章)のですから。彼だけがそれを行うことができます。なぜなら、彼だけが聖であり、彼だけが主であり、彼だけがいと高き御者、キリストなるイエズスだからです! でも、彼の近くに行けるのは誰でしょうか? 

マリアを通して私たちにイエズスをお与えになることによって、やはりマリアを通して「天主は御子とともに他のすべてを私たちに下さらないはずがあろうか」。マリアを通して「私たちはその満ちあふれるところから恩寵に次ぐ恩寵を受けた」のです。そして、聖母は天主の聖寵の御母となられたのです。

御身において、玉座の上のように、私たちは天主の上智である幼子イエズスを見いだします。多くの美しいご像が、御身をこの「上智の座」としています。私たちに、御身の膝の上に座っておられる天主の上智であるイエズスを見いださせ給え! 三人の賢者が御身を見いだして、「その家に入って、子どもが母のマリアと一緒にいられるのを見た。彼らはひれ伏して礼拝し、宝箱を開いて、黄金と乳香と没薬の贈り物を献上した」。彼らは星を見て喜びました。御身は、「正義の太陽」の到来を告知する私たちの暁の星であり、御身を見て、私たちは賢者たちとともに喜ぶのです、われらが喜びの源よ!

新しいエワ、新しいアダムの助け手として、御身は禁じられた実を食べるよう私たちにお与えになることはなく、いのちの木の実、すなわち十字架の実であるイエズスを私たちにお与えになります。これが、私たちが待ち望んでいる実であり、私たちは御身の嘆願を聞きます。「私のところに来なさい、私に願うあなたたち、私の実によって飽かされたいあなたたちよ」。

「御身を頼みとする者は幸せ。彼らは涙の谷を通り、一歩ずつ登る気持ちを固めていく」。ですから、この涙の谷において、私たちは御身に依り頼むのです。なぜなら、御身は、キリスト信者の助け、絶えざる御助けの御母であって、常に私たちが御子を見いだすように助けてくださるよう、私たちのために絶え間のない祈りをすることによって、準備なさっているのですから。

諸聖人は御子イエズスの御前に集まって永遠に感謝の賛歌を歌うこの祝されし日がやって来るとき、その感謝は、私たちを贖うためのご来臨という主のあわれみへの感謝ですが、また主が私たちのところへ御身を通して来られたという御身への感謝でもあります、ああ諸聖人の元后よ! 無原罪の御宿りから被昇天まで、御身は完全に主にお仕えになりました、ああ主のつかいめよ。

天国と永遠の平安への道において、聖なるロザリオの忠実な黙想を通して、私たちをこれに倣わせるよう取り成し給え、ああ平和の元后よ!」

天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

2018年からミサ聖祭の前のロザリオの時に「召命を求める」という特別の意向で最後にもう一環を付け加えます

2018年01月02日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 2018年から、ミサ聖祭の前のロザリオの時に「召命を求める」という特別の意向でもう一環ロザリオを付け加えてくださることをお願い致します。
 イロイロの聖ベルナルド修練院でこの習慣を取り入れたところ多くの召命が天主の呼び出しに答えだしました。私たちもそれを真似たいと思います。
 いつものように聖伝のミサの前にロザリオを唱えますが、さらにもう一環を「日本からの召命を求めるため」付け加えてお祈りください。

 レネー神父様は、私たちがルー・モンフェラート村の母たちを真似るようにと強く勧めてくださいました。トリノから東に90キロメートルほど離れたところに、数千名の小さなルー(Lu)という寒村があります。1881年にこの村の母親たちは、その村の小教区の主任司祭であった福者カノラ神父様の指導の下に、毎週火曜日に集まって召命を求める祈りを捧げ始めました。召命を求めるという意向で月の最初の主日にご聖体拝領を受け、ミサの後にすべての母親は一緒に司祭召命を求める祈りを捧げました。
 この天主はこの祈りを聞き入れてくださり、この小さな村から152名の司祭、171名の修道女が輩出しました。
 10年毎にルー出身の司祭や修道者たちが故郷に帰省すると、天主への感謝の祝日となるそうです。
 ルーの母親たちの祈りは短く単純で深いものです。「願わくは、天主よ、わが息子が司祭となる恵みを与え給え!願わくは、我をしてよきカトリック信者たらしめ、子供らをよく導くを得しめ給え。そは、我れが御身に我が子を聖なる司祭として与えることが許されんがためなり。アーメン」
“Signore, fa che uno dei miei figli diventi sacerdote! Io stessa voglio vivere da buona cristiana e voglio portare i miei figli al bene per ottenere la grazia di poterti offrire, Signore, un sacerdote santo. Amen”.


From 1st to 4th September 1946, the majority of the 323 priests and religious met in their village of Lu for a reunion which attracted worldwide attention.
【上の聖職者聖省のパンフレットの日本語版もあります。】

私たちも沢山のいのりを捧げましょう!
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)









Vocation Story, THE MOTHERS OF LU MONFERRATO, Near Turin, 1881

The little village of Lu, northern Italy, with only a few thousand inhabitants, is in a rural area 90 kilometres east of Turin. It would still be unknown to this day if, in the year 1881, the family mothers of Lu had not made a decision that had ―serious consequences. The deepest desire of many of these mothers was for one of their sons to become a priest or for a daughter to place her life completely in God‘s service. Under the direction of their parish priest, Msgr. Alessandro Canora, they gathered every Tuesday for adoration of the Blessed Sacrament, asking the Lord for vocations. They received Holy Communion on the first Sunday of every month with the same intention. After Mass, all the mothers prayed a particular prayer together imploring for vocations to the priesthood. Through the trusting prayer of these mothers and the openness of the other parents, an atmosphere of deep joy and Christian piety developed in the families, making it much easier for the children to recognise their vocations. Did the Lord not say, ―Many are called, but few are chosen‖ (Mt 22,14)? In other words, many are called, but only a few respond to that call. No one expected that God would hear the prayers of these mothers in such an astounding way. From the tiny village of Lu came vocations!: 152 priests (diocesan and religious), and 171 nuns belonging to 41 different congregations. Every ten years, the priests and sisters born in Lu come together from all around the world. Fr. Mario Meda, the long-serving parish priest of Lu, explained that this reunion is a true celebration, a feast of thanksgiving to God who has done such great things for Lu.The prayer that the mothers of Lu prayed was short, simple, and deep: ―O God, grant that one of my sons may become a priest! I myself want to live as a good Christian and want to guide my children always to do what is right, so that I may receive the grace, O God, to be allowed to give you a holy priest! Amen

PRAYER FOR VOCATIONSO God, Who wishes all men to be saved and to come to the knowledge of the truth, send forth, we beseech Thee, labourers into the harvest; inspire many young with the generous desire of devoting their lives to Thy service ; grant that there may be a great increase in the number and sanctity of vocations to the priesthood and to the religious life, so that Thy Holy Name may be glorified and many souls may be brought to know and serve Thee, the One True God and Him Whom Thou has sent, Jesus Christ Thy Son, Our Lord.O Jesus, Eternal High Priest, may all the love of Thy Sacred Heart be with Thy Priests and Religious in their life and work. Amen.

From 1st to 4th September 1946, the majority of the 323 priests and religious met in their village of Lu for a reunion which attracted world-wide attention.


2018年1月6日(初土)正午12時より ファチマの聖母行列にご招待いたします 「天主は平和を聖母に委ねたからです」

2018年01月02日 | 聖伝のミサの予定
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 新年早々の1月6日の初土曜日には、大阪でミサの直後に、日本と世界の平和と求めてファチマの聖母行列を行う予定です。

天主こそは平和の君であるからです。天主が平和を作ってくださらなければ、平和を作ろうとする人の労苦も空しいからです。天主が町を守って下さらなければ、町を守る警備も空しいからです。

Nisi Dominus edificaverit domum, in vanum laboraverunt qui edificant eam. Nisi Dominus custodierit civitatem, frustra vigilat qui custodit eam!

私たちは聖母の汚れなき御心に助けを求めます。何故なら天主は聖母を通して私たちに平和を与えることを定めたからです。

ジャシンタが病院に行く前にルシアにこう言いました。
「私たちはマリアの汚れなき御心を通して平和を求めなければなりません。何故なら天主は平和を聖母に委ねたからです。」

 だから愛する兄弟姉妹の皆様、新年早々の1月6日の初土曜日には、大阪でミサの直後に、日本と世界の平和と求めてファチマの聖母行列に参加してください。日本と世界の平和は聖母にかかっています。

日本と世界の平和と求める聖母行列
日時:2018年1月6日正午(ミサ聖祭の直後)から
集合場所:聖ピオ十世会 聖母の汚れなき御心聖堂(EG新御堂4階 大阪府大阪市淀川区東三国4丁目10-2)












2018年1月6日は、主の御公現の大祝日です。10時半から歌ミサがあります。
6 January: Epiphany
 Introit • ScoreVideoMp3Organist • Ecce advenit dominator Dominus

Ecce advenit dominator Dominus: et regnum in manu eius, et potestas, et imperium. Deus, iudicium tuum regi da: et iustitiam tuam Filio regis. Ecce advenit dominator Dominus: et regnum in manu eius, et potestas, et imperium.

Gradual • ScoreVideoMp3Organist • Omnes de Saba venient

Alleluia • ScoreVideoMp3Organist • Vidimus stellam (Alleluia)

Offertory • ScoreVideoMp3Organist • Reges Tharsis et insulae

 Communion • ScoreVideoMp3Organist • Vidimus stellam (Communion)


--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様をお待ちしております
【最新情報はこちら、年間予定一覧はこちらをご覧ください。】