昼間、友人が遊びにきた。5/27の記事に書いた、ダウン症のメル友のお母さんである。「午後から養護学校の保護者会があるから 時間つぶさせて~ あっ何か食べさせてくれてもいいよ。養護学校を地図で調べたら案外局ちゃん家の近くだったからさ、時間になったら 車で送って~」 という 本当に我がまま女である。根っからの妹体質で甘え上手なので、どこかで姉体質で頼られるとついかまってしまう(相手限定だけど)所もある私は 「こいつ~」 と思いながら世話をやいてしまうのである。
ダウン症のKちゃんは普通学級でいうと高校1年、だいぶ落ち着いて身の回りの事はできるようになったとはいえ、やっぱり色々苦労もあるらしい。
最近で一番困ったのは この春から始めた地下鉄通勤の車内の中で 好みの女の子をナンパしてしまったことらしい(苦笑) 偶然、最初に声をかけたらしい女の子が教員養成の大学で勉強していた子だったらしく、ダウン症について理解があったので アドレスを教えてくれ、その後もメールや電話で相手をしてくれたそうだ。
それに味をしめたKは、その後も車内で目をつけた女の子に声をかけ、今度は、怖がられてしまって、駅員に報告され、学校に注意がいって随分怒られたらしい。
「ほんとにさ トホホだよ~ 局ちゃん」 と 彼女は嘆いていた。
私の所に最近 Kからのメールが来なくなったと思っていたらちゃんと若い子とメール交換していたと言うことだ。 やるなあ K。
まあ 私はこういう話でつい笑ってしまうが 彼女にとったら やっぱり心配や苦労の種なんだろう。積極的なKちゃんだから、結構知らない人と果敢にかかわって行くことが多いようだし、そこで 良い出会いもあったけど、彼自身成長するにつれて周りの目も厳しい所も出てくるだろう。何事もなく、彼のできるだけの所まで、社会に溶け込んで自立の方向にいってくれればいいなと思っている。
それで、今日彼女と話した事だけど、障害児の親たちって人間のできた人が多いということ。彼女は本当に親仲間と温かく接してもらい、忍耐強く子供に接している人たちが多いと、自分の仲間ながら思うらしい。
そう言えば 自分の子供を虐待したり、世話を放棄する親の事件が最近多くて嫌になるが、その対象が障害児の事はあまり聞かない。
普通の子供より、手はかかるのは確かだし、苦労もするだろうにと思う。
彼女に言わせると 自閉症児の親はものすごく知的な人たちが多いそうだ。そう言えば 芥川賞作家の米谷ふみ子さんの子供も自閉症だったと思う。ご主人も作家でその子のことを書いた 「わが子 ノア」は彼女が翻訳をしている。
図書館で借りて手元にないのでよく覚えていないが、自閉症児のすさまじいこだわりを辛抱強く見守り、ほぐし、導いていく事の どんなにか苦労か 思い知らされた。
大江健三郎氏のお子さんも障害を持ちながら、音楽家としての才能を開花できた事は両親の辛抱強い導きがなければできなかったことであろう。
こういうことは 神の采配なのだろうか?ある意味厳しい采配であるけれど。
そしてダウン症の親は、本当に穏やかで優しく情緒的な場合が多いらしい。親子で結構ほのぼのタイプが多いそうだ。そう言えば彼女のダンナ(元々私の兄代わりで大学時代物理化学のレポートを全部書いてもらっていた)もとてもとても良い人である。
また、きわめつけ 「それにさ、ダウンの子のお母さんって たいてい美人なんだよ~ 私見ればわかるでしょ」 だそうだ。(確かにあんたは今井美樹に似ているよ。そういうあっけらかんとしてるところで救われてるんだよ) と 私は内心つぶやいたのである。
ダウン症のKちゃんは普通学級でいうと高校1年、だいぶ落ち着いて身の回りの事はできるようになったとはいえ、やっぱり色々苦労もあるらしい。
最近で一番困ったのは この春から始めた地下鉄通勤の車内の中で 好みの女の子をナンパしてしまったことらしい(苦笑) 偶然、最初に声をかけたらしい女の子が教員養成の大学で勉強していた子だったらしく、ダウン症について理解があったので アドレスを教えてくれ、その後もメールや電話で相手をしてくれたそうだ。
それに味をしめたKは、その後も車内で目をつけた女の子に声をかけ、今度は、怖がられてしまって、駅員に報告され、学校に注意がいって随分怒られたらしい。
「ほんとにさ トホホだよ~ 局ちゃん」 と 彼女は嘆いていた。
私の所に最近 Kからのメールが来なくなったと思っていたらちゃんと若い子とメール交換していたと言うことだ。 やるなあ K。
まあ 私はこういう話でつい笑ってしまうが 彼女にとったら やっぱり心配や苦労の種なんだろう。積極的なKちゃんだから、結構知らない人と果敢にかかわって行くことが多いようだし、そこで 良い出会いもあったけど、彼自身成長するにつれて周りの目も厳しい所も出てくるだろう。何事もなく、彼のできるだけの所まで、社会に溶け込んで自立の方向にいってくれればいいなと思っている。
それで、今日彼女と話した事だけど、障害児の親たちって人間のできた人が多いということ。彼女は本当に親仲間と温かく接してもらい、忍耐強く子供に接している人たちが多いと、自分の仲間ながら思うらしい。
そう言えば 自分の子供を虐待したり、世話を放棄する親の事件が最近多くて嫌になるが、その対象が障害児の事はあまり聞かない。
普通の子供より、手はかかるのは確かだし、苦労もするだろうにと思う。
彼女に言わせると 自閉症児の親はものすごく知的な人たちが多いそうだ。そう言えば 芥川賞作家の米谷ふみ子さんの子供も自閉症だったと思う。ご主人も作家でその子のことを書いた 「わが子 ノア」は彼女が翻訳をしている。
図書館で借りて手元にないのでよく覚えていないが、自閉症児のすさまじいこだわりを辛抱強く見守り、ほぐし、導いていく事の どんなにか苦労か 思い知らされた。
大江健三郎氏のお子さんも障害を持ちながら、音楽家としての才能を開花できた事は両親の辛抱強い導きがなければできなかったことであろう。
こういうことは 神の采配なのだろうか?ある意味厳しい采配であるけれど。
そしてダウン症の親は、本当に穏やかで優しく情緒的な場合が多いらしい。親子で結構ほのぼのタイプが多いそうだ。そう言えば彼女のダンナ(元々私の兄代わりで大学時代物理化学のレポートを全部書いてもらっていた)もとてもとても良い人である。
また、きわめつけ 「それにさ、ダウンの子のお母さんって たいてい美人なんだよ~ 私見ればわかるでしょ」 だそうだ。(確かにあんたは今井美樹に似ているよ。そういうあっけらかんとしてるところで救われてるんだよ) と 私は内心つぶやいたのである。