局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

引っ越し

2014-08-09 11:09:14 | 家族あれこれ(犬も含めて)
久しぶりにパソコンを開いた。

熱海から帰ってきて以来怒涛の毎日。

ホテルに一泊してオットのマンションにしばらく居る予定だったドラ夫婦だったけど、二人の都合上、やはり我が家に居た方がいいということになり、一週間ほど同居することになった。
ちょうどムスメが旅行中だったのでスペースは空いていたのである。

しかし いつも週半分しか帰らないオットと 仕事に行けば日中はほぼいないし、帰宅も遅いムスメ。その生活に慣れてお気楽にマイペースで過ごせていたワタシにとって、急に大人二人(胎児一人)と一緒に過ごすというのはなかなかの環境の変化であった。

「一人で大丈夫です」とこの酷暑の中、汗もかかずにスタスタ歩くし、重いものなんかも平気で持とうとするM子だけど、無理させて早産になったらどうしよう・・などと思うと捨て置けず、住民票だの母子手帳だのの取得や母親学級などへは車で送る。

そして帰国後一日も休まず一週間ぶっ続けに仕事しているドラにはつい心配で好きなおかずなど取りそろえる。

そしてその週末は引っ越し。M子母と弟も手伝いに来てくださる予定だったが一つ大変なことがあった。

エアコン取り付けが間に合わなかったのである 

おりしも東京35℃の日。もう笑うしかないが行きました。

23区内とはいえなかなかのどかな所。都心が好きなドラは「ド田舎~」と嘆いたが、駅からは近いし近くにスーパーもコンビニもあるので子連れの生活にはとりあえず困らなそうである。

しかし、住む予定の所は ザ・昭和 と言いたくなるつくりであった。

引っ越し前にその住宅の見取り図を見ながら、M子が

「天袋ってなんですかね?」とつぶやいたのである。
確かに今時の子は天袋のある押入れのある部屋は知らないかもしれない。

で、行ってみたところ 確かに古い外観だったが、広~~いのである。



南向きに4畳半くらいのキッチンと8畳、6畳の和室が続き北側にも二室。一間半の押入れと一間の押入れ×2 その他収納もたくさん。
スペース的には東京に住む若夫婦には贅沢すぎる広さ。

工夫次第で古民家風に演出できそうである。

ふと下を見れば 隣の棟との間に広い芝生の広場もあり、子供たちも遊んでいる。



キッチンとお風呂などの水回りは比較的新しい設備になっているし、水のタンクの清掃も定期的にされるらしいし、メンテナンスは良くしてくれているようだ。

これなら安心と認定。それに子供が生まれる前後はあちらのお母さんにも泊まっていただけそう。



エアコンがない中、引っ越し屋の作業員さんは大変だったでしょうが、四方の窓を開けると結構風が通ったし、扇風機を駆使したら、思ったよりは涼しく、みんな倒れずにすんだ。

一段落してみんなで食事をしてM子家族と別れ、ドラ夫妻はまた我が家に。エアコンがつくまではさすがに泊まれない東京の夏。

ってことで昨日までドラ夫婦と一緒に過ごし、エアコン工事の日にM子を送っていった。

久しぶりに一人の時間。孫は来てよし、帰って良しと言うらしいけど ムスコ夫婦もしかりですねw

しかし、この間、M子とたくさんの時間を過ごしたけど、知るほどに「良くできた子だなあ」と感心したのである。
口数はそんなに多くないし、御愛想を言うタイプじゃないけど、誠実で確実。
色々煩雑な段取りも淡々とこなすし、作業員に出すペットボトルも言わなくても準備しているし。etc

基本的には長女体質。人に助けてもらうより自分でやっちゃう方が楽なタイプ。これはワタシもそうだからとてもよくわかる。

しかし臨月ですからね。無理はさせたくない。
こちらも M子が一人でやりたい所は一人でさせて、助けてもらえば楽だろうなというところは助けるスタンス。
なるべく干渉はしないが、そりゃー人生経験の多い分、漏れていそうなところだけ口を出す(ほとんど必要なかったが)

ってな感じでお互いそんなにストレスなく過ごせたと思う。

ついでに愚痴と毒をここで吐いてしまうけど、ワタシ自身は姑に殆ど何かを手伝ってもらったことはないのである。
意地悪でやってくれないのではなく そういう事ができない人だから仕方がない。その代わり、姑の姉が存命のうちはとても短期間だったが、色々よくしてもらった。彼女も「あん人は人の世話できない人だからしかたなかね。局さんあてにせん方がよかよ」とその時に言われた。
ドラやムスメが小さい時、たまにはあずかってもらって美容院や歯医者など行きたいこともあったが、なんせ約束した時間の一時間は遅れてくる人なので2度ほどで懲りて当てにはしないことにした。

奇しくもナナママさんがコメント欄で

嫁の立場としては、
こういう時の、夫側のお父さん、お母さんの思いやり、
一生忘れません、きっと。

こうおっしゃってくれたが、ああいう時に何もしてもらえなかった嫁としては、別に恨みはないが苦笑とともに思い出すのである。

ただ、自分がイマイチ不満だった分、健気にがんばってくれているM子のためにできる事はしてやりたいと自然に思う。

新居に送って、帰ろうとした時に

「あっ これ持っててください。ここの鍵です」とM子から渡された。



もちろん勝手に出入りするわけはないが、こちらから頼まないのに渡してくれたことはちょっとじ~~んとして嬉しかった。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする