お盆シーズンは実家で過ごした。
本当はお正月とともに東京に人が少なく、こっちで過ごしやすいので家に居たいのだけど、ここ数年は敢えて動くようになってしまった。
やはり両親が年取って、お墓参りや親せき回りなどできなくなってしまったから。
今回は父を連れて、去年亡くなった伯父の家へ行った。
父より6つくらい上の兄である。奥さんは父と同い年で、まだ頭もはっきりして健在である。三人の子供(ワタシの従兄弟)はみんな大学時代から東京在住。やはりお盆やお正月には帰省するのでその時に顔を合わせる。
お線香をあげてお茶とお菓子をすすめられるままに客間に入ると、古いアルバムが積んであった。
太平洋戦争前後の写真。
伯母の解説のもとにそのアルバムを見た。
父の一番上の兄の出征の写真。この兄は戦争末期に南の島で戦死して遺骨も戻らなかったらしい。数年前にウチのドラが父を靖国神社に連れて行き、その時「ドラのおかげで幸○郎さんにお参りできたなあ」と普段ドライな父がしんみり言ったのを覚えている。
この家の伯父も戦争末期に徴兵はされたが、戦地に送られる前に戦争は終わったらしい。
その頃の軍服姿の写真。
時代はさかのぼって wの角帽をかぶった写真。時代を下って伯母との結婚後は家族のアルバムとなっている。
その中で
「ほら、局ちゃん この写真・・・」と伯母が見せてくれた写真がこれ
どこかで見た人たちw
なんとワタシの父母の結婚式の集合写真だった。
20代前半の花嫁姿も初々しい母と妙に嬉しげな父。両脇には仲人の祖母の兄夫婦。○○小町と言われた大叔母は写真の中でも美しい。
この人たちは殆どが親族。家の一族はみんな生糸関係の仕事で、この頃は景気がよかったらしく、男たちの明るい表情と女たちのそろった留袖姿にそれが知られる。
写真を写メさせてもらって 家に帰ってから母と、旅行から帰ってきた弟に見せて この人はほにゃらら伯母ちゃん、この人は××のオジちゃんだよね~ などと言い合ったが、殆どが鬼籍に入っている人たちである。
地方の旧い家の物置なんかにはこういった写真もあるんだろうけど、時代とともに忘れられて、誰が誰だかわからなくなっていくのだろう。
ちょっと寂しいのでこうやって上げておこう。
日曜日は渋滞の中 ワタシ一人で犬二匹で帰京するのを心配だったらしく、オットが迎えに来てくれた。
と言うと とても優しい感じだが、他に目的もあるのである。
毎年この時期楽しみなアユのコース料理。
○○川のほとりに夏場開かれる簗へ。
焼く人たちは大変そうだけど、この炭火で焼かれる塩焼きがなんとも美味。
酢の物
フライ
田楽と塩焼き
鮎飯(超美味!) ついている味噌汁も鮎入り
ワタシはフライと塩焼きを一尾ずつオットもフライは一尾持ち帰るくらいの量なのに完食する父85歳。
腰痛以来歩くのはずいぶんゆっくりになったが、これだけ食欲があれば、まだ大丈夫であろう。
あの写真からあと数年で60年
色々あったのだろうけど、こうやってずっと二人で色々な時間を過ごして年をとってきたのだろう。
ワタシたちもこんな風に年をとれるのかな・・・
本当はお正月とともに東京に人が少なく、こっちで過ごしやすいので家に居たいのだけど、ここ数年は敢えて動くようになってしまった。
やはり両親が年取って、お墓参りや親せき回りなどできなくなってしまったから。
今回は父を連れて、去年亡くなった伯父の家へ行った。
父より6つくらい上の兄である。奥さんは父と同い年で、まだ頭もはっきりして健在である。三人の子供(ワタシの従兄弟)はみんな大学時代から東京在住。やはりお盆やお正月には帰省するのでその時に顔を合わせる。
お線香をあげてお茶とお菓子をすすめられるままに客間に入ると、古いアルバムが積んであった。
太平洋戦争前後の写真。
伯母の解説のもとにそのアルバムを見た。
父の一番上の兄の出征の写真。この兄は戦争末期に南の島で戦死して遺骨も戻らなかったらしい。数年前にウチのドラが父を靖国神社に連れて行き、その時「ドラのおかげで幸○郎さんにお参りできたなあ」と普段ドライな父がしんみり言ったのを覚えている。
この家の伯父も戦争末期に徴兵はされたが、戦地に送られる前に戦争は終わったらしい。
その頃の軍服姿の写真。
時代はさかのぼって wの角帽をかぶった写真。時代を下って伯母との結婚後は家族のアルバムとなっている。
その中で
「ほら、局ちゃん この写真・・・」と伯母が見せてくれた写真がこれ
どこかで見た人たちw
なんとワタシの父母の結婚式の集合写真だった。
20代前半の花嫁姿も初々しい母と妙に嬉しげな父。両脇には仲人の祖母の兄夫婦。○○小町と言われた大叔母は写真の中でも美しい。
この人たちは殆どが親族。家の一族はみんな生糸関係の仕事で、この頃は景気がよかったらしく、男たちの明るい表情と女たちのそろった留袖姿にそれが知られる。
写真を写メさせてもらって 家に帰ってから母と、旅行から帰ってきた弟に見せて この人はほにゃらら伯母ちゃん、この人は××のオジちゃんだよね~ などと言い合ったが、殆どが鬼籍に入っている人たちである。
地方の旧い家の物置なんかにはこういった写真もあるんだろうけど、時代とともに忘れられて、誰が誰だかわからなくなっていくのだろう。
ちょっと寂しいのでこうやって上げておこう。
日曜日は渋滞の中 ワタシ一人で犬二匹で帰京するのを心配だったらしく、オットが迎えに来てくれた。
と言うと とても優しい感じだが、他に目的もあるのである。
毎年この時期楽しみなアユのコース料理。
○○川のほとりに夏場開かれる簗へ。
焼く人たちは大変そうだけど、この炭火で焼かれる塩焼きがなんとも美味。
酢の物
フライ
田楽と塩焼き
鮎飯(超美味!) ついている味噌汁も鮎入り
ワタシはフライと塩焼きを一尾ずつオットもフライは一尾持ち帰るくらいの量なのに完食する父85歳。
腰痛以来歩くのはずいぶんゆっくりになったが、これだけ食欲があれば、まだ大丈夫であろう。
あの写真からあと数年で60年
色々あったのだろうけど、こうやってずっと二人で色々な時間を過ごして年をとってきたのだろう。
ワタシたちもこんな風に年をとれるのかな・・・